EARETH & FIRE / EARTH & FIRE (紙ジャケ)


オランダのバンドやアーティストというと、皆さんは誰が思い浮かびますか?

僕が真っ先に思い浮かんだのは、後にホワイトスネイクに加入するギタリスト、エイドリアン・ヴァンデンバーグ率いるハードロックバンドのヴァンデンバーグ。そういえば、エディとアレックスのヴァン・ヘイレン兄弟もオランダとインドネシアのハーフで、幼少期はオランダで育ったんですよね。まぁ、一般的には「ヴィーナス」「悲しき鉄道員」で有名なショッキング・ブルーや、プログレッシブハードなサウンドで70年代に活躍したフォーカスが挙がるのかな・・・

で、本日紹介するアース&ファイアーも70年代に活躍したオランダのグループ。デビュー曲の「シーズン」は日本でもヒットしたようですし、プログレにシフトしたアルバムも評価が高いみたいですから、けっこうご存知の方も多いようですが、僕が知っていたこのバンドの曲は「シーズン」のみ。

いかにも日本人が好きそうな哀愁のメロを持つ曲ですが、バックの音はけっこうヘヴィーでロックしておりまして、なんとなく気になって検索をかけていたら、数年前に初期のアルバムが紙ジャケ化されてたんですね。すでに完売のようでアマゾンでは高値がつけられていましたが、「シーズン」収録のファーストアルバムがヤフオクに出品されておりまして、定価以下で入手することができました。


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71年にリリースされたファーストアルバム。ロジャーディーンによる特殊ジャケで、赤い目みたいなところが穴開きになっております。

内容に関してですが、これが素晴らしいんですよ!
シングルオリエンテッドのポップなバンドなのかと思っておりましたが、手数の多いドラムや、ブリブリしたベース、ファズで歪ませたギター、彩を添えるオルガンによるヘヴィーロックで、紅一点のヴォーカル、ジャーネイ・カーグマンの歌唱&アフロヘアの容貌も迫力ありますね。

サイケやブルースなどをベースにしたハードなサウンドが基本となりますが、どの曲も変拍子などをとりこんだ、なかなか凝ったつくりになってますね。後にプログレッシブなサウンドにシフトする彼らですが、このファーストですでに片鱗があるかな~ 特に⑧などは顕著です。

↓アルバム1曲目の「Wild And Exciting」


       

↓大ヒットした「Seasons」






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で、彼らの最高傑作といわれる73年のサードアルバム「アトランティス」も未開封中古を1,890円で見かけまして聴いてみる事に。

メロトロンを大きくフィーチャーしたシンフォニックなサウンドで、これはもうまさにプログレ。なんかファーストとは全然別の音になってしまいましたが、これはこれでなかなか良いですね。カーグマンのヴォーカルスタイルやメロディーはそれほどは変わってはいないし、長尺な大作も聴きやすかったりします。




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同時期に活動していたり、ともに女性ヴォーカルということで、アース&ファイアーのライバル(?)ともいえるショッキング・ブルーのベスト盤です。
数年前に買ったはいいけど、通しでは1回聴いたか聴かなかったくらいでして、今回ちゃんと耳をを傾けててみましたが、どの曲も哀愁あるメロディーがいい感じです。アース&ファイアーとはテイストが違うものの、ハードなアレンジのものもあったりで共通点も垣間見れます。


EARETH & FIRE
1. Wild And Exciting
2. Twilight Dreamer
3. Ruby Is the One
4. You Know the Way
5. Vivid Shady Land
6. 21th Century Land
7. Seasons
8. Love Quiver
9. What's Your Name
10. Hazy Paradise (Bonus)
11. Mechanical Lover (Bonus)
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by shintan_shintan | 2009-01-25 19:20 | 70s (70~72)