STYX / PARADISE THEATER (紙ジャケ)


スティクスがA&Mに残した9タイトルがSHM紙ジャケでリリースされましたね。
個人的に待望の紙ジャケ化でしたので、リマスターされてるのなら全買いしちゃおうかと思ったくらいでしたが、事前のリマスター告知もなく、現物にもいっさいの記載なし。90年前後にマスタリングされたままのようで、軽い失望感を味わいながらも思い入れのある2タイトルのみ購入。

個人的には大好きなものの、ファンやバンド本人たちからも評価の低い83年の「KILROY WAS HERE 邦題:ミスター・ロボット」は以前記事にしてますので、本日はその前作にあたる彼ら最大のヒット作、81年の「パラダイス・シアター」をご紹介します。

その前にちょっとご報告ですが、リマスターの記載は一切ないものの、「ミスター・ロボット」を聴いてみると・・・


なんと、リマスターされてるじゃないですか! 


明らかに音圧が増しておりますね。よく聴くと、単にレベル(音量)を上げただけのような気がしないわけでもないですが、各曲の秒数も旧規格盤とは数秒単位で若干変わっておりますし、明らかに新たなマスターからプレスされてるんでしょう。いわゆる記載なしの消極的リマスターってやつでしょうか・・・

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やるじゃんユニバ!と思いながら、期待を胸に抱き「パラダイス・シアター」を聴いてみたら・・・


なんと、リマスターされてないじゃないですか!! 


以前のものとほぼ同じ音じゃない。逆に旧規格のプラケ盤より微妙にしょぼくなってるような気も・・・ 「ミスター・ロボット」と同じく数曲で曲の長さが変わっておりますので、こちらも新たなマスターだとは思うんですが、どないなってんねん!

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というわけで、少々の憤りを感じてしまいましたが、アルバム自体の内容は、もうほんとに素晴らしいです。

シカゴに実在した劇場「パラダイス・シアター」の栄枯盛衰を扱ったストーリー性のある内容で、シングルとして大ヒットした⑤の一節を用いた楽曲①⑩で、オープニングとエンディングを演出し、さらにエピローグ的な小曲⑪といった構成はコンセプトアルバムとして秀逸ですね。

劇場オープン時の盛況さを感じられるノリのよい②、ラブソングの体裁ながら劇場の全盛とも掛けているような感動的なバラードの⑤、ちょびっとレゲエのテイストを感じながらも、ホーンがファンキーな⑥など印象的でクオリティの高い楽曲揃い。
なかでも、不況な時代を歌った⑨はハードなギターリフを中心としながら、後半のコーダではメロディアスな展開を見せ、エンディングの⑩へと見事につながっていく素晴らしくドラマティックな1曲。プログレテイストを併せ持つスティクスらしい曲ではないでしょうか。

今回購入したのは、中学の時から愛聴している大好きな2枚なんですが、80年の「コーナーストーン」も好きなアルバムで気になるんだよな・・・ 
音質はどうなんでしょうか? 購入された方がいらっしゃいましたら、情報お待ちしております。


1. A.D. 1928
2. Rockin' The Paradise
3. Too Much Time On My Hands
4. Nothing Ever Goes As Planned
5. The Best Of Times
6. Lonely People
7. She Cares
8. Snowblind
9. Half-Penny, Two-Penny
10. A.D. 1958
11. State Street Sadie
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by shintan_shintan | 2009-01-28 18:40 | 80s ROCK