ROD STEWART / A NIGHT ON THE TOWN (紙ジャケ)


お久しぶりでございます。
しばらくお休みしておりましたが、本日から再開。以前に比べて更新頻度はだいぶ落ちそうですが、まぁ、マイペースにやっていきますので、皆様よろしくお願いいたします。

で、小休止後、一発目の記事はロッド・スチュワート、ワーナー期の紙ジャケ。
ジェフ・ベック・グループ、フェイセズ、マーキュリーでのソロといった各時代で素晴らしい作品を残してきたロッドですが、個人的にはワーナーに移籍後の70年代中後期が彼の黄金期だと思ってますし、ワーナーで70年代にリリースした4枚のアルバムはどれも長らくの愛聴盤となっております。



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そんななかでも、移籍後の2作目としてトム・ダウドのプロデュースで76年にリリースされた「ナイト・オン・ザ・タウン」は、とりわけ大好きな作品で、これは学生時代から今までにどれ抱き聴いたか・・・

「スローサイド」と名づけられたアナログA面にあたる4曲は、その名の通りで比較的ゆったりした、アコースティック基調の楽曲揃い。7週連続1位の大ヒットとなったシングル①「今夜きめよう」の素晴らしさはもちろん、②「きびしき丘」、④「キリング・オブ・ジョージー」など名曲揃い。

ダック・ダン、スティーブ・クローパー、ジェシ・デイヴィス、デヴィッド・フッド、ロジャー・ホーキンスらのバックアップによるマッスルショールズ録音のこのアルバム、どことなくレイドバックした南部風な感じがいいんですよね~ ルノワール「ムーラン・ド・ラ・ギャレットの舞踏場」をネタにしたジャケもいい感じですしね。↓こちらが元ネタ。
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「ファストサイド」と名づけられた⑤以降は、一転してアップテンポなロックンロールが主体。ものすごくインパクトのあるものは少ないですが、有名なカントリー曲⑧のロックンロール仕立てなどはなかなか面白いですね。
で、アップテンポが4曲続いた後のラストナンバー、⑨「貿易風」がこれまた極上なバラードでして、ソウルフルな歌声が染み入ってきます。 

A NIGHT ON THE TOWN 
1. Tonight's The Night (Gonna Be Alright)
2. The First Cut Is The Deepest
3. Fool For You
4. The Killing Of Georgie (Part I & II)
5. The Balltrap
6. Pretty Flamingo
7. Big Bayou
8. The Wild Side Of Life
9. Trade Winds




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もちろん、ワーナー移籍後の初アルバム、75年リリースの「アトランティック・クロッシング」も購入。これも「ナイト・オン・ザ・タウン」と肩を並べるか、それ以上の名盤。アップテンポな①~③や⑤も良いですが、やはりアナログB面のバラード系のナンバーが素晴らしいですね。

クレイジーホースの⑥「もう話したくない」、ジェリー・ゴフィンの⑦「それはスポットライトではない」、アイズレー・ブラザースの⑧「ジス・オールド・ハート・オブ・マイン」、そしてサザーランド・ブラザースの⑩「セイリング」。どれもカバーではありますが、もはやロッドの曲と言ってもいいくらいの出来だし、広く認知されてますね。

ATLANTIC CROSSING
1. Three Time Loser
2. Alright For An Hour
3. All In The Name Of Rock 'N' Roll
4. Drift Away
5. Stone Cold Sober
6. I Don't Want To Talk About It
7. It's Not The Spotlight
8. This Old Heart Of Mine
9. Still Love You
10. Sailing




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こちらは77年リリースの「明日へのキックオフ」。
③「胸につのる想い」もいいですが、やはり⑧「ただのジョークさ」に尽きますね~
ロッドの独白的な歌詞が素晴らしい1曲です。

前作、前々作と違って、フィル・チェン(B)、カーマイン・アピス(Dr)、ジム・クリーガン(G)などによるバックバンドがサポートしてることもあってか、少々重めでハードな印象を受けるサウンドは、個人的にはそれほど好みでないんですが、やはり前述の2曲が収録されてることもあって、これもはずせないアルバムです。

FOOT LOOSE & FANCY FREE 
1. Hot Legs
2. You're Insane
3. You're in My Heart (The Final Acclaim)
4. Born Loose
5. You Keep Me Hangin' On
6. (If Loving You Is Wrong) I Don't Want to Be Right
7. You Got a Nerve
8. I Was Only Joking


最後に音質ですが、今回記載されているのは「90年代後期のマスター」という、なんともあやふやな表現。ということは、現行盤の2000年リマスター以前のものということで、不安を感じてしまいましたが、聴き比べたところたぶん同一のマスターかな・・・ 新規リマスターじゃないのは少々残念ではありますが、けっこう良い音なんで合格点。
ワーナーさんにはこの調子で、ニール・ヤング、ボニー・レイット、リンダ・ロンシュタットなどの紙ジャケも検討していただきたいものです。
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by shintan_shintan | 2009-02-25 21:23 | 70s (73~76)