RON DAVIES / SILENT SONG THROUGH THE LAND (紙ジャケ)


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ルイジアナ出身のSSW、ロン・デイヴィスのファーストアルバム「サイレント・ソング」(70年リリース)をようやく入手いたしました。

73年のセカンドアルバムの「U.F.O.」は、06年にリリースされてからほどなくして入手してるんですが、ファーストもいずれと思ってはいたものの、いつのまにか店頭で見かけなくなり、オークションなどではプレ値で取引されるように・・・
先日、ユニオンで1,680円という普通の中古価格で見かけ、ようやく入手となりましたが、これがなかなか渋いアルバムで、スワンプ/SSWの名盤といわれるのも納得な好盤でした。

セカンドの「U.F.O.」ではスワンピーな楽曲と、ちょっとメロウでソフトなプレAORとでも言うべき楽曲が同居しておりましたが、今作ではスワンプとフォークの同居って感じでしょうか。

セカンドでも再演した、デヴィッド・ボウイやスリー・ドッグ・ナイトなどのカバーでも知られる①こそ、アコギのスライドから始まる泥臭スワンプなものの、②④⑥⑦とアルバムの半分はアコギ弾き語りによる内省的なフォーキーサウンド。前述の「It Ain't Easy」や、ドン・ニックスにも通じるゴスペルフィーリングを感じる⑤、アーシーなバラード③⑧などの南部っぽさを感じる楽曲との対比がなかなか面白いかな。

シンプルでアーシーなバックだけに、セカンドでは多少ソフティケイトされていた彼の特徴的な歌声も、今作では全開。甲高くしわがれたヴォーカルは、嫌いな人は大嫌いでしょうが、この特徴的な歌声がアルバムのカラーにもなっていて、なかなか味が出てるかな。

レオン・ラッセル(ピアノ)、ラリー・ネクテル(オルガン)、ジム・ケルトナー(ドラム)、ダグ・ディラード(バンジョー、マンドリン)、クラウディ・キング(コーラス)などのバック陣も申し分ないし、歴史的な名盤というわけではないですが、70年代初期のプリミティブでアーシーな音がお好きな方はハマルと思いますよ。


1. It Ain’t Easy
2. What Life Must Be Like For Some
3. Change
4. The Clown
5. Silent Song Through The Land
6. Yesterday Is All I Want
7. Open Road, The Open Sky
8. Lover And The Loved
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by shintan_shintan | 2009-04-15 21:20 | SOUTHERN / SWAMP