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SMITH 「A GROUP CALLED SMITH」 (1969年)


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1. Let's Get Together
2. I Don't Believe (I Believe)
3. Tell Him No
4. Who Do You Love?
5. Baby It's You
6. Last Time
7. I Just Wanna Make Love To You
8. Mojaleskey Ridge
9. Let's Spend The Night Together
10. I'll Hold Out My Hand

(Bonus)
11. The Weight
12. Take A Look Around
13. What Am I Gonna Do?
14. Gonna Be Alright Now
15. It's A Cryin' Shame



GW突入ということで、本日お休みを取られてる方も多いのかな。
僕はといえば暦どおりで、本日もビッチリ仕事をしてました。明日からの5連休はお休みですが、特に遠出する予定もないので都内及び都下でのCD漁りで終わりそうな気が・・・

で、本日はビートルズのカバーでも知られる「Baby It's You」(オリジナルはシュレルズ)の大ヒット(全米5位9で知られるLAのバンド、スミスがダンヒルより69年にリリースしたファーストアルバムをご紹介。

バンドの紅一点ゲイル・マコーミックのソロアルバムを記事にするに当たって知ったこのバンドですが、先日ユニオンにて94年にリリースされた輸入盤中古を1,050円で発見。なんかamazonのマケプレでは27,000円近くととんでもない価格になっておりますが、この価格で買う人いるんでしょうかね・・・

ソウルフルでパンチあるゲイル嬢のヴォーカルは大好きではあるものの、それほど大きな期待をしてなかった1枚なんですが、これが大当たり!

オリジナル収録の10曲は全てカバーで、前述したシュレルズの⑤以外にもディノ・ヴァレンテ作の①、ゾンビーズ③、ボ・ディドリー④、ストーンズ⑥⑨、マディ・ウォーターズで有名な⑦など有名曲揃いなんですが、それをオリジナリティーあるリズミカルなアレンジで聴かせてくれます。

ゲイル嬢のヴォーカルはもちろんいい感じなんですが、バックの演奏も気持ちよくて、グルーヴィーなオルガンとリズミックなギター、タイトなリズム隊はソウルフルなヴォーカルとの一体感もあってまさにバンドサウンド。センスもよくテクも申し分なし。一説によるとスタジオミュージシャンが演奏してるとの声もありますが、どうなんでしょうかね・・・
惜しむらくは彼女のリードヴォーカルが半分だけってところかな・・・ ②⑥⑧⑨はギタリストが、④はベーシストがリードを取っていて、これはこれでブルージー&ソウルフルで悪くはないんですけどね。

ちなみにボートラの5曲は、映画「イージーライダー」のサントラに収録されていたザ・バンドの⑪と、70年の2ndから⑫⑬の2曲。そして⑭⑮はゲイル・マコーミックのソロアルバムからとなっておりまして、94年当時としては中々なチョイスですね。
by shintan_shintan | 2010-04-30 00:00 | 60s ROCK