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BURTON CUMMINGS 「1976年」




77年1月に最高10位を記録したバートン・カミングスの名バラード「愛の絆」

バートン・カミングスといえばTHE GUESS WHOのリード・ヴォーカルだった人ですが、解散後にリリースしたのが本日紹介する「愛の絆」を含むファーストソロ。

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1. I'm Scared
2. Your Back Yard
3. Nothing Rhymed
4. That's Enough
5. Is It Really Right?
6. Stand Tall
7. Niki Hoeky
8. Sugartime Flashback Joys
9. Burch Magic
10. You Ain't Seen Nothing Yet
11. Blossom (Demo Version)
12. I'm Scared (Demo Version)


ゲス・フーに関しては70年にリリースされた2枚のアルバム「AMERICAN WOMAN」「SHARE THE LAND」しか所有していないものの、アメリカン・ハードなサウンド(カナダのバンドですが・・・)のイメージが強かっただけに、「愛の絆」でのAORテイスト漂う甘~いバラードナンバーには少々驚きが・・・

とはいえ、曲自体はいい感じですし、これを収録した1stがネット通販でお安かった(HMVなら800円台、amazonなら700円弱)こともあってとりあえずゲット。まぁ、バンドでハードな音を演ってながらも、ソロとなってAORにシフトするのってけっこうあるパターンですしね・・・

で、このファーストソロですが、前述した⑥以外にも③⑨といったメロウなミディアム系でAOR的なところを感じるし、シンセが印象的な⑤もそれっぽいですが、個人的にはそれ以外の楽曲で感じられるルーツミュージックのエッセンスが印象的だったりします。

フォーキーなポップチューンの①や、ロックンロール/ブギーな②⑦。④はオールドタイミーでジャジーなポップナンバーだし、⑧はゴスペル風コーラスを配したちょっとソウルバラード風。そしてラストの⑩はビッグバンドジャズのアレンジによるバラードナンバーなどなど・・・
時流に乗った洗練されたサウンドの彼も悪くはないですが、彼の出自を鑑みるとアメリカンルーツを感じさせるもののほうが合ってると思うんだけどなぁ。
by shintan_shintan | 2011-03-02 22:35 | 70s (73~76)