最近思わず買っちゃったベース
ひさびさに新しいベースを買っちゃいました。
今回ゲットしたのは、FENDER JAPANから80年代に販売されていたBOXERシリースのJAZZ BASS SPECIAL PJ-535
通常ベースより5cmほど短いミディアムスケールでピックアップがスラントされてマウントされているのが特長なまさに80年代な香りプンプンの1本でございます。
ちなみに、ピックアップが通常のマウントでロングスケールなPJ-555はガンズのダフ・マッケイガンのメインベースとして有名です。
昔からメインで使ってるのはジャズベやプレベなんですが、ここ最近はビザールまでいかないものの、ちょっと変わったモデルや昔懐かしいモデルが気になっておりまして、そんな折に近所のハードオフのジャンクコーナーで発見したのがこの子。
ネックや指板まではみ出るほどの素人以下の汚さで塗装されていて、ステッカー跡も多数。
純正のコントロールノブ全てとストラップピンが欠品し、金属パーツは錆がひどく白いくすみも多い状態でしたが、電装系はトラブルなく出音自体は問題なし。ネックも若干の順反りで許容範囲。
ということでメンテすれば使えそうということで1.5万でゲット。
ちなみにBOXERシリースのベースはオークションでもなかなか人気のようで3~4万で取引されることが多いようです。
とりあえず黄色く上塗りされていたものを、ラッカー溶剤にてキレイにしてみましたが、元々のホワイトがクリームに経年で焼けているのと、上塗りの黄色が若干色移りしちゃってるようで、写真では良くわからないかもしれませんが色ムラが・・・
まぁ、真近で見なければそんなに気にならないかな。ネックエンド部分の塗装が生地まで剥がされ以前のオーナーによって小汚くパテ埋めされていたのは想定外でしたが・・・
金属パーツを磨き、ネックもトラスロッドを調整するなどして再セットアップ。
欠品だったコントロールノブとストラップピンは秋葉原の千石電商で調達。なかなかいい感じでしょ・・・
ヘッドのEシリアルから84~87年のフジゲン製ということがわかります。
で、肝心の出音ですがまだスタジオで音出ししていないので何とも言えませんが、フロントとリアとトーンを全開すると、若干コンプレッションされたけっこうオーソドックスなPJサウンドです。
ただ、ピックアップセレクトやボリュームやトーンなどで結構多彩な音が出せそうです。