CARLOS SANTANA & BUDDY MILES! / LIVE!紙ジャケ

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1972年に発表されたカルロスサンタナとバディマイルスの競演盤。
ユニオンで紙ジャケ中古を1470円でゲットしました。

このアルバム。1971年大晦日のハワイでのライブをもとに編集しなおしたものって事ですが、実際には72年になってから再録音したスタジオライブが音源らしいです。聴いていただければわかりますがかなりオーバーダビングもされてますので、スタジオ録音に歓声をかぶせた擬似ライブ盤との解釈が正しいでしょう。
72年というと大幅に音楽性を変えた「キャラバンサライ」が発表された年ですが、このアルバムにもその音楽的変容を垣間見れるところがあって面白いですね。

各曲を簡単に説明していきますと、①~②のメドレーでは旧来のサンタナ色が強いです。サンタナの「Ⅲ」が好きな方は気に入ると思います。③はサンタナの1stに収録されていた曲ですが、テンポがあがり、ブラスもフューチャーされ、オリジナルのまったりした感じとは違う、疾走感溢れるアレンジになっています。④~⑤のメドレーは一転して、バディマイルス色が強いソウルテイストなナンバー。ホーン隊も活躍してて、エレクトリックフラッグっぽいですね。 で、このアルバムの目玉となるのが、アナログのB面を占めていた25分にもおよぶ⑥。「ウェルカム」や「不死蝶」にはいっていてもおかしくないアフロジャズファンクチューン。最初に聴いた時はさすがに冗長に感じたんですが、何度か聴いていくうちにリズム隊のかっこよさにやられました。正直、今でも長すぎるかなとは思いますし、10分前後にまとめればもっと聴きやすくはなるかなと思いますけどね。

このアルバムのもう一人の主役がバディ・マイルス。ご存知の通り、後期ジミヘンを支えた相棒なんですが、マイケル・シュリーヴと比べると、オーソドックスで重厚なドラミングですね。彼ってそんなに器用なドラマーじゃないよねって認識してたんですが、①でのフィルインなんか聴くと、充分なテクニシャンぶりを感じます。このアルバムでも彼が叩くことによって、独特な重心の低いファンキーなグルーブ感がでてますしね。

サンタナはラテンロック時代の初期3枚に限る! ジャズに走ったサンタナは嫌い!
と思っている方にはぜひ聴いていただきたいアルバムです。


1. Marbles
2. Lava
3. Evil Ways
4. Faith Interlude
5. Them Changes
6. Free Form Funkafide Filth
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by shintan_shintan | 2006-05-29 12:07 | 70s (70~72)