JOHNNY JENKINS / TON-TON MACOUTE!

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知る人ぞ知るブルースギタリスト/シンガーのジョニー・ジェンキンス。彼が70年にリリースした初のソロアルバムが今日紹介する「TON-TON MACOUTE!」です。
デュアンオールマンの死後にリリースされたセッション集「アンソロジー」にもこのアルバムから④⑥が収録されているんで、耳にはしていましたし、このアルバムもスワンプの名盤、デュアンオールマンの参加作品ということで有名で、僕もずっと探していましたが、現在廃盤のためなかなか見つからなかったんですよね。ユニオンの処分箱でみつかるとは思っても見ませんでした。しかも210円!

1939年生まれのジョニー・ジェンキンス。60年代初頭に自己のバンド「パイントッパーズ」を結成するんですが、そのバンドのお抱え運転手兼シンガーが、なんとオーティス・レディング。ジェイキンスのレコーディング中に遊びで録音した曲がプロデューサーの耳にとまり、スタックスからリリースされ大ヒット。スター街道を歩むこととなります。その後ジェンキンスもオーティスからバンドに加入するよう誘われたんですが、飛行機嫌いということもあってか、結局、地元であるジョージア州メイコンでの活動にこだわり続けました。
そんな彼のこのファーストソロも、元々は後にカプリコーンレコードを設立したフィル・ウォルデンが、デュアンオールマンのソロアルバム用のセッションとして69年にセッティングしたもの。結局デュアンは、ソロデビューではなく、このセッションで知り合ったメンバーとオールマン・ブラザース・バンドを結成することを選び、このセッションはジェンキンスのソロとして、カプリコーンの第1弾としてリリースされることとなりました。

ロックファンにはオールマン・ブラザーズ・バンド結成前にメンバーが参加していた作品として有名ですが、オールマン組は、デュアンが6曲(①④⑥⑨⑩⑪)に、ベースのベリー・オークリーが④⑥⑦に、ドラムのブッチ・トラックスが①⑨に、ジェイモーが①③⑨にパーカッションで参加してます。ちなみに④⑥⑦以外のベースは後のクルセイダーズに参加するロバート・ポップウェルがファンキーなプレイを聞かせてくれてます。

ハウリン・ウルフの「ロンドンセッション」などと同様に、ベテランブルースマンを若手白人ミュージシャンがバックアップするという図式のこのアルバムですが、このアルバムの主役は何と行ってもジョニー・ジェンキンスでしょうね。泥臭くて真っ黒な迫力のある歌を聞かせてくれます。ハウリン・ウルフのアルバム同様、ロックとブルース/ソウルがいい感じで融合した素晴らしいアルバムです。



1. I Walk On Gilded Splinters
2. Leaving Trunk
3. Blind Bats & Swamp Rats
4. Rolling Stone
5. Sick And Tired
6. Down Along The Cove
7. Bad News
8. Dimples
9. Voodoo In You
10. I Don't Want No Woman [Bonus]
11. My Love Will Never Die [Bonus]


購入日:8/25
購入場所:ディスクユニオン新宿本店
購入金額:¥210 (5枚で1050円箱よりチョイス)
備考:輸入盤 
個人的評価:★★★★☆
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評価基準
★★★★★ 素晴らしい! 生涯聴き続けます
★★★★ 大好きです 買ってよかった
★★★ 良いですよ ちょくちょく聴くかな
★★ まあ普通 あんまり聴かないかも
★ イマイチ。 売っちゃうかも・・・
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by shintan_shintan | 2006-09-01 23:02 | BLUES/BLUES ROCK