MILES DAVIS / PANGAEA (紙ジャケ)

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75年2月1日の大阪公演の昼の公演を収録したのが、昨日紹介した「アガルタ」ですが、同日の夜の部の内容を編集してリリースされたのが「パンゲアの刻印」。アガルタ同様、ヘヴィーな長尺ジャズファンクチューンが聴けますが、パンゲアのほうがよりへヴィーでより混沌とした感がしますね。実験的な部分もあって、プログレファンにも人気の1枚です。

今回のマスタリングに関しては、アガルタ同様に音圧がさがりパンチはありませんが、音の解像度は大分あがりましたね。アガルタではちょっと不自然に感じられた部分もありましたが、このアルバムではリマスタリングによって音の輪郭がはっきりして、今まで聞き取りづらかった部分が明快になりました。特にモコモコしていたベースの音が大幅に改善され、以前のものよりリズムが強調されて聴こえますね。バッキング時のギターのカッティングなども「あっ!こんなプレイをしてたのか・・・」という新たな発見があります。リバーブ感も若干強くなりましたが、もともとアガルタに比べるとホールエコーが強調された音だったので、そんなに違和感はないです。

迫力のある音を求める方には以前のマスターのほうがオススメですが、全体の音はおとなしく小奇麗になったものの、各メンバーのプレイや出音が鮮明になった今回のDSDマスタリングはかなりいい出来だと思います。

次回もマイルス紙ジャケを紹介します。



(Disc 1)
1. Zimbabwe

(Disc 2)
1. Gondwana


購入日:11/23
購入場所:HMV通販
購入金額:¥2,835
備考:国内盤 新品 
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by shintan_shintan | 2006-11-24 21:49 | JAZZ/FUSION