SERGE GAINSBOURG / HISTOIRE DE MELODY NELSON (紙ジャケ)

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今日もソフトロック系のアルバムを紹介する予定でしたが、急遽変更しまして、詩人、ミュージシャン、作家、映画監督、俳優と多彩な顔をもつ、アル中で女ったらしのフランス人、セルジュ・ゲンスブールのアルバム「メロディ・ネルソンの物語」をご紹介します。


最初に書いておきますが、これは凄いロックアルバムです。特にプログレ好きには先入観なしに聴いていただきたいです。


赤毛のかつらをかぶった妊娠中(お腹にいるのはセルジュとの子で、シャルロット・ゲンスブール)のジェーン・バーキンが印象的なロリータ風ジャケットは有名で、僕もだいぶ前から知ってました。ちょっと前に紙ジャケがリリースされたこともあって、なんとなく聴いてみようかなと思い、内容をネットで調べてたんですが、勝手に想像してたフレンチポップな音ではなさそうで、ファンクとかプログレとかいうワードが多くでてきまして、気になってしょうがなくなり購入してみました。

内容はというと、赤毛の15歳の少女メロディ・ネルソン(ジェーン・バーキン)と40男(セルジュ)の出会いから、飛行機事故による悲劇的な別れを描いたコンセプトアルバム。セルジュによるフランス語の歌は、ほとんど語りなんだか歌なんだかわからないようなつぶやき系のものなんですが、特異なのはバックの音ですね。ギター、ドラム、ベースの3リズムによるソリッドな演奏と、ジャン・クロード・ヴァニエールがアレンジしたオーケストラが絡む音はまさにプログレッシブ・ロック。というか、まんまキング・クリムゾンです。

②③④の小曲はストリングスやアコギによるメロウでシンプルな演奏が聴けるものの、冒頭の①やエンディングの⑦、特にエレクトリック風ヴァイオリンも参加してるインストの⑥などは、クリムゾン度が非常に高いです。ミュージシャン・クレジットがなく誰が演奏してるのかわかりませんが、ロバート・フリップが参加してんじゃないのかと思ってしまうほどです。いやあ、年の瀬になってこんなインパクトあるアルバムを聴けるとは思いませんでした。超オススメです。


1. Melody
2. Ballade de Melody Nelson
3. Valse de Melody
4. Ah! Melody
5. Hotel Particulier
6. En Melody
7. Cargo Culte


購入日:12/20
購入場所:ディスクユニオン神保町店
購入金額:¥2,100
備考:国内盤 中古
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by shintan_shintan | 2006-12-21 21:53 | 70s (70~72)