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STEVE WINWOOD / STEVE WINWOOD

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トラフィック解散後、77年にリリースされたスティーブ・ウィンウッドのソロ1作目。このアルバムを含むアイランド時代の4枚のアルバムが、今月末には紙ジャケボックスでリリースされますね。ちなみに私はボックスはスルーです。リマスターされてないようですし・・・

このアルバム、以前紹介した「THE SECTION」同様に、手放してしまってしばらく後に再入手しようとしたら、廃盤でプレミア価格になっていた1枚。ウィンウッドの他のアルバムは格安で売られている事が多いんですが、このアルバムはなかなか中古で見かけないですし、たまに発見してもプレ値がついてることが多かったんですよね。長い間探してたんですが、ようやく適価で入手することができました。

このアルバムを初めて聴いた印象は、ほどほどにソウルフル、ほどほどにファンキー、ほどほどにポップ、ほどほどにジャジー、ほどほどにメロウといった具合で、その「ほどほど」がなんか煮え切らない中途半端な感じがして、あまり印象は良くなかったんですよね。今回数年ぶりに聴きなおしてみたんですが、当時と印象は大きく変わらないものの、僕自身の耳が大人になったのか、派手さのない地味な音ながら、非常に心地よく感じられました。

基本的にはウィンウッドと、ドラムのアンディ・ニューマーク(元スライ&ファミリーストーン)、ベースのウィリー・ウィークス(ダニー・ハザウェイのライブ盤でのプレイが有名)による演奏がメインですが、③ではウィンウッドが全パートを担当し、このアルバムで一番ポップな④ではブリティッシュ・ファンクバンド「ココモ」のリズム隊と、ボブ・マーリーとの活動で有名なジュニア・マーヴィン(ギター)が参加してます。
ココモ組のプレイも決して悪くはないですが、このアルバムではなんといってもニューマークとウィークスのプレイが素晴らしいです。タイトで切れのあるドラミングと弾力のあるベースプレイがファンキーです。②は文句なしにかっこいいですよ!


1. Hold On
2. Time Is Running Out
3. Midland Maniac
4. Vacant Chair
5. Luck's In
6. Let Me Make Something In Your Life


購入日:1/22
購入場所:ディスクユニオンお茶の水ロック館
購入金額:¥1,155
備考:輸入盤 中古
by shintan_shintan | 2007-02-08 21:50 | 70s (77~79)