KOKOMO / KOKOMO
古城の見える薄暗い森の中を走る「手」を乗せたクラシックカー。
意味がよくわからないながらも、なんとなく英国的な雰囲気を感じさせるジャケットで、2001年にソニーの「洋楽秘宝館シリーズ」で世界初CD化されたのが、今日紹介するのがブリティッシュ・ファンクバンド「ココモ」のデビューアルバム。ちなみに邦題は「ファンキー・マシーン★ココモ1号」です(笑)
ジョー・コッカーとの活動で知られるグリースバンドのニール・ハバード(G)とアラン・スペナー(B)が、アライヴァルというバンドの4人のヴォーカル陣らと合体し、そこに元キング・クリムゾンのメル・コリンズ(Sax)も加わり結成された10人組の大所帯バンド。
メンバーが白人のみに関わらず、黒人顔負けのファンキーでソウルフルな音楽性から、アヴェレージ・ホワイト・バンド(AWB)の対抗馬としても人気があったようですね。
イギリスのバンドではありますが、AWB同様に英国的な叙情性や陰鬱さはなく、からったとしたファンキーでソウルフルなロックが聴けるアルバムです。なんといってもファンキーな曲がかっこいいですね。オープニングの①もいいですが個人的には⑦が最高です!②④⑨といった女性ヴォーカルがリードを取る、ブルーアイドソウル的なミディアム~スローナンバーもコンテンポラリー感もいい感じです。
1. Kitty Sittin’ Pretty
2. Anytime
3. I’m Sorry Babe
4. Forever
5. It Ain’t Cool (To Be Cool No More)
6. Feeling This Way
7. Sweet Sugar Thing
8. I Can Understand It
9. Angel
購入日:1/31
購入場所:ココナッツディスク(代々木)
購入金額:¥1,050
備考:国内盤 帯なし 中古