RATT / OUT OF THE CELLAR

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80 年代中頃に流行ったLAメタル。ドッケン、モトリークルー、ラフカット、グレイトホワイトなどLA出身のHR/HMバンドが代表的な存在ですが、音楽的な共通点はそれほど多くないんですよね。カットTシャツや派手な衣装などのビジュアル系ルックスと、比較的聴きやすいカラっとした音で結構なブームになりましたが、当時オジーやスコーピオンズ、レインボー、メイデンなどに夢中になってた僕にとっては、そんなに好きな音ではありませんでした。というか掴みどころがなく軟弱な感じがして、どちらかというと嫌いでしたね。オジーの「罪と罰」がLAメタル化して愕然としちゃいましたから。
そんななか、唯一よく聴いていたのがラットの2枚目でメジャーデビュー作「情欲の炎」(84年)。シングルの③が12位まであがり、アルバムも全米7位を記録する大ヒットアルバムですね。

当時はレコードを所有してましたが、いずれCDで聴きなおしたいと思ってたところ、ブックオフで250円で購入でき、10年ぶりぐらいに聴きなおしてみましたが、やっぱり良いですね。ヴォーカルは一本調子だし、曲もミドルテンポのエイトビートばっかりなアルバムですが、曲やギターリフのかっこよさがこのアルバムを名作たらしめ、ヒットにつながった大きなファクターなのかなと思います。

ラットといえば、ギターのウォーレン・デ・マルティーニのソロプレイが注目を浴びていて、当時のヤングギター誌も、奏法解説やギアチェックなどでよく取り上げてたのを覚えてます。ただ個人的にはウォーレンや、ジョージ・リンチ(ドッケン)のような、テクニカルなんだろうけどあまり印象に残らない早弾き一辺倒でなプレイはあまり好きじゃないんですよね。もう一人の巨漢ギタリスト、ロビン・クロスビーが作り出す曲やギターリフこそがラットの原動力なのかなと思います。彼が作った⑦は80年代HRを代表するような大名曲だと思いますし、①の後半や⑥⑩などロビンのソロプレイもペンタトニックスケール中心で目新しさはないものの、耳馴染みがよくて大好きです。

この記事を書くに当たってネットで調べたところ、ロビン・クロスビー氏は2002年6月にエイズで亡くなられてたんですね。全然知りませんでした。中学~高校と多感な時期によく聴いていたミュージシャンが亡くなるってのは残念だし、ショックですね。決して目立つ存在ではなかったものの、センス溢れるミュージシャンだっただけに残念でなりません。


1. Wanted Man
2. You're In Trouble
3. Round And Round
4. In Your Direction
5. She Wants Money
6. Lack Of Communication
7. Back For More
8. Morning After
9. I'm Insane
10. Scene Of The Crime


購入日:3/17
購入場所:ブックオフ東村山店
購入金額:¥250
備考:輸入盤 中古
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by shintan_shintan | 2007-03-22 22:47 | HARD ROCK