HERB PEDERSEN / SOUTHWEST (紙ジャケ)

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今日紹介するハーブ・ペダーセンのデビューアルバムも、ソニーのSSW紙ジャケでリリースされた1枚。正直なところ彼の名前は聞いたことなかったんですし、このアルバムの存在も知らなかったんですが、たぶんはずれはないだろうと思い他のラインナップと一緒にオーダーしちゃいました。

ライナーによって彼のキャリアを知ることができたんですが、ジーン・クラークと「ディラード&クラーク」を結成するのダグ・ディラードのバンド「ディラード」のバンジョー&ギタープレーヤーとしてキャリアをスタートさせ、スタジオ・ミュージシャンとしてもグラム・パーソンズ「グリーヴァス・エンジェル」エミルー・ハリスの諸作に参加するなど、70年代半ばの西海岸録音では欠かせない存在だったようです。

他にも70年代中~後半にかけて、ニコレット・ラーソンのデビュー作ローウェル・ジョージのソロトム・ヤンス「子供の目」、ヴァレリー・カーターの1枚目、リンダ・ロンシュタット「哀しみのプリズナー」、デイン・ドナヒューの唯一作など、僕が大好きなアルバムの多くにギター、バンジョー、コーラスで参加してるんですね。全然知りませんでした。

そんな売れっ子ミュージシャンの彼が76年にリリースしたこの作品も、彼の人柄や人脈からか多くのミュージシャンが参加する豪華な1枚になってます。サウンドの核となるのは彼のギターとジム・ゴードンのドラム、リーランド・スカラー&エド・カーターのベースですが、デヴィッド・リンドレー(フィドル他)、ラリー・カールトン(G)が数曲で好サポートをみせてますし、④ではリンダ・ロンシュタットとエミルー・ハリスがコーラスで参加してます。

アルバムはビートルズ「ペーパーバック・ライター」のカントリーロック風カバーから始まり、曲名どおりのケイジャン風のハードなロックナンバー②へと続きます。
リンダ&エミルーのハーモニーがキレイな爽やかで穏やかなミドルテンポの④や、カントリータッチの⑥、ブルーグラス色濃厚でオールドタイミーな⑨など、カントリーテイスト豊かなウェスト・コースト風サウンドが印象的ですが、ラリー・カールトンも参加したファンキーなロックナンバー⑦や、どれも美しいメロディのSSW色が濃厚な③⑧などもあってサウンドバリエーションはけっこう豊富です。

個人的に気に入ったのは、切なげなメロディとコーラスワークの⑤と、ウェスト・コースト風バラードの⑩。特にアルバムを締めくくる⑩は感動的なメロディと、バックのストリングスアレンジも雰囲気があって、このアルバムのハイライトとなる素晴らしい曲です。


1. Paperback Writer
2. Rock And Roll Cajun
3. If I Can Sing A Song
4. Our Baby's Gone
5. Harvest Home
6. Hey Boys
7. Jesus Once Again
8. Younger Days
9. You Can't Hear Me Callin'
10. Wait A Minute


購入日:7/18
購入場所:HMV通販
購入金額:¥1,890
備考:国内盤 新品
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by shintan_shintan | 2007-07-22 11:09 | SSW