SERGIO MENDES & NEW BRASIL '77

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東京はまだ梅雨明けはしてないようですが、今日は天気もよく気温も高くてまさに「真夏」でしたね。こんな暑い日にお似合いなのが今日紹介するセルメンのソウルフルでダンサンブルな77年リリースのアルバムです。

僕がセルジオ・メンデスを最初に聴いたのは、83年に大ヒットしたバラード「愛をもう一度」で、しばらくは彼のことをバラード専門なポピュラー歌手だと思っていて、彼がジャズ/ボサノヴァの名アーティストだと知ったのは随分あとになってからでした。

セルジオ・メンデス&ブラジル‘66のデビューアルバムはボサ・ノヴァをお茶の間に広げた名作として、僕も夏になるとよく聴く作品なんですが、セルジオ・メンデスで所有してるのはこの1枚だけ。
60年代後半から、彼がボサ・ノヴァやジャズだけにとどまらず様々なサウンドを取り込んでいたのは知ってましたし、機会があれば聴いてみたいなと思っていたんですが、たまたま訪れたブックオフでこのアルバムを発見。あいかわらず人をなめたような値付けではありましたが、名盤探検隊シリーズということと、帯に書かれていたコピー「豪華なゲストを迎え、R&B、シティポップにボサ・ノヴァのテイストを融合させたお洒落なアルバム」にひかれて購入しちゃいました。

内容ですが、数曲でほのかにブラジリアンなテイストは香るものの、ボッサやジャズ色はそれほど強くなく、「ブラジル66」時代同様に、女性ヴォーカリストをフューチャーしたファンキーでソウルフルかつ独特なメロウ感も感じられる作品です。「フリーソウル」って言葉が一番分かりやすいかな。

アルバムはボズ・スキャッグス「シルク・ディグリーズ」に収録されていた「明日に愛して」のカバーからスタートします。レゲエ調のオリジナルよりテンポを上げ、セルメン風に見事にカバーされてます。
続く②はスティービー・ワンダーがこのアルバムのために書き下ろした、キャッチーなAOR風ソウルナンバーで、③は僕がこのアルバムで一番好きな、アフロファンク調のインスト。スティービー・ワンダーの「迷信」を彷彿とさせるファンキーなチューンです。
④はこのアルバムの目玉のひとつ、シカゴの大ヒット曲「愛ある別れ」のカバーで、女性ヴォーカル陣のソウルフルかつ透明感ある歌声もあって見事なAORバラードに仕上がってます。

スパニッシュな雰囲気も感じるインスト⑤、マイケル・センベロも曲作りに参加したアップテンポなポップナンバー⑥を挟んで、このアルバムのハイライトとなるのが、スティービー・ワンダー作の⑦。僕は知りませんでしたが長らくDJに好んで取り上げられるクラブの定番ナンバーだそうです。確かにノリのよいビート感と、程よくメロウで親しみやすいメロディは、このアルバムの中でもことさら印象深いかもしれません。


「ブラジル77」から多くのメンバーチェンジを経て結成されたバックバンド「ニュー・ブラジル77」の初のアルバムで、当然「ニュー77」のメンバー10人の名はクレジットされているんですが、他にもスティービー・ワンダー(Key)、デイヴ・グルーシン(Key)、イアン・アンダーウッド(Mini Moog)、ネイザン・ワッツ(B)、アンソニー・ジャクソン(B)、スティーブ・ガッド(Dr)、マイケル・センベロ(G)といった名うてのミュージシャンもクレジットされてますね。どの曲に参加しているかの詳細なクレジットはないんですが①③⑤⑦あたりでしょうか。②のギターもセンベロっぽいなぁ・・・


1. Love Me Tomorrow
2. Love City
3. Mozambique
4. If You Leave Me Now
5. Peninsula
6. Why
7. The Real Thing
8. P-Ka-Boo
9. Life


購入日:6/30
購入場所:ブックオフ瑞穂店
購入金額:¥1,650
備考:国内盤 帯付き 中古
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by shintan_shintan | 2007-07-24 22:25 | SOUL/FUNK