RY COODER / RY COODER (紙ジャケ)

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今日もライ・クーダー紙ジャケのご紹介。

60年代中頃から、タジ・マハールとのバンド「ライジング・サンズ」や、ストーンズやビーフハートなどとのセッションで活躍していたライが、ヴァン・ダイク・パークス&レニー・ワロンカーのプロデュースによりリプリーズ・レコードより70年にリリースしたソロデビュー作品。
昨日の記事でも触れたように、彼の初期3枚に関しては、アメリカの20~50年代の古い伝承歌やブルース、R&Bなどを独自の解釈でノスタルジックかつ現代的に再構築したサウンドが聴けますが、このデビュー作でも当時23歳とは思えないディープな音が満載です。

セカンド以降では、選曲、アレンジともにルーツ探求度がさらに深まっていくんですが、このファーストに関してはヴァン・ダイクのプロデュースもあってか、以外とオーソドックスでロック的な雰囲気が感じられます。特にアルバム前半の①④⑤⑥あたりに顕著かな。ルーツ系やトラディショナル系が苦手な方でもけっこう違和感なく聴けそうですよ。

アルバム後半では、その後のライの音楽性に近い泥臭さを感じるプリミティブなものになっています。ライのスライドギターが満喫できる自作のインスト⑦、ニューオーリンズジャズ風な⑧、アコギの弾き語りによる⑨などなど。
特筆すべきはアルバムのラストに収録されたブラインド・ウィリー・ジョンソンの⑪。ボトルネックで爪弾かれるアコギ1本でのプレイですが。聴いていて心が震えるくらい素晴らしい出来です。後にサントラ「パリ・テキサス」でも再録されてますね。

今回リリースされた8作品のなかで唯一未聴だったのがこのアルバムで、今回の紙ジャケで初めて聴きましたがこれも相当いいですね~
セッションギタリストとして既に相当なキャリアを積んできたからなのか、デビュー作にして落ち着きや風格すら感じます。彼のキャリアの中ではあまり取り上げられることのない作品ですが、これもオススメですよ。


1. Alimony
2. France Chance
3. One Meatball
4. Do Re Mi
5. My Old Kentucky Home (Turpentine And Dandelion Wine)
6. How Can A Poor Man Stand Such Times And Live?
7. Available Space
8. Pigmeat
9. Police Dog Blues
10. Goin' To Brownsville
11. Dark Is The Night


購入日:8/8
購入場所:HMV通販
購入金額:¥2,200
備考:国内盤 新品
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by shintan_shintan | 2007-08-09 22:01 | 70s (70~72)