KENNY LOGGINS / NIGHTWATCH

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ケニー・ロギンスというと、80年代に入ってからの「フットルース」「アイム・フリー」「デンジャーゾーン」といった大ヒットの量産もあってサントラ専門歌手のイメージが強いかたも多いんじゃないでしょうか。
僕の場合は、洋楽を聴き始めた当時、スティーブ・ペリーとのデュエットでヒットしてたシングル「サンライズ・パーティー」やアルバム「ハイ・アドベンチャー」が大好きだったこともあって、それほど偏見があったわけではないんですが、それでも彼の作品は「ハイ・アドベンチャー」以外だと、2枚組みのリマスターベストしか聴いたことがありませんでした。

ロギンス&メッシーナ解散後にリリースされた70年代後半のソロアルバムは、AORテイスト漂う名盤とのことで、いずれ聴いてみたいと思っていたんですが、78年にリリースされたソロ2作目となるこのアルバムを適価の中古で見かけ、入手しました。

所有していたベスト盤には、このアルバムから⑤⑥とアコースティックにアレンジされた⑦のライブバージョンが収録されていて、その3曲のイメージを想像してたんですが、冒頭の①からミステリアスな雰囲気の長尺なメロウナンバーでちょっとびっくり。
その後もシャッフル調のロックンロール②、ミドルテンポのちょいファンキーなロックンロール③、スワンピーなジョー・サウスのカバー④と続きます。

全然AORじゃないじゃん!と思った矢先の⑤でようやくポップでキャッチーな楽曲が登場。スティービー・ニックスとデュエットによるボズ・スキャッグスをほうふつさせる美しいメロディーのナンバーで、このアルバムのハイライトの一つだと思います。
続く⑥もメロディアスで爽やかな名曲。フリーソウル的な雰囲気のファンキーなバックサウンドも最高です。
マイケル・マクドナルドとの共作⑦は、後にドゥービーブラザースのアルバムにも収録されたおなじみの名曲ですね。ベーシックなアレンジはどちらも同じですが、ケニーのこのバージョンのほうはハードなギターがフューチャーされてます。
⑧は80年代のケニーを思い出すロックナンバー、⑨では①同様にふたたびミステリアス&メロウな雰囲気のスローナンバー。プログレ的な展開もあり、アレンジもどこかヨーロッパ的な感じがします。

というわけで、簡単に全曲レビューしました。ロックンロールな彼も悪くはないですが、やはり⑤⑥⑦が良いですね!①はちょっと冗長だし、⑧は安っぽさを感じたりで、全曲最高というわけではないんですが、なかなか気に入ってる作品で結構聴きまくってるんですよね。


1. Nightwatch
2. Easy Driver
3. Down 'N' Dirty
4. Down In The Boondocks
5. Whenever I Call You "Friend"
6. Wait A Little While
7. What A Fool Believes
8. Somebody Knows
9. Angelique

購入日:9/17
購入場所:ユニオン国立駅前店
購入金額:¥630
備考:輸入盤 中古
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by shintan_shintan | 2007-09-20 23:38 | 70s (77~79)