JOHN HALL / ACTION (紙ジャケ)

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60 年代には、バーバラ・キースやNDスマートⅡもメンバーだったことで知られるバンド「カンガルー」で活動したり、ジャニス・ジョップリンに彼女の代表曲となる「ハーフ・ムーン」を提供したりで知られるジョン・ホール。

ニューヨーク州ウッドストック近郊に移り住んだ70年代前半にはセッションミュージシャンとしても売れっ子で、カレン・ダルトン「 イン・マイ・オウン・タイム」ジャッキー・ロマックス「スリー」、ボニー・レイット「ギブ・イット・アップ」などでもギタープレイを聞かせてくれてますし、パチェコ&アレクサンダーのデビュー作や、ボニー・レイット「テイキン・マイ・タイム」などではプロデューサーとしての才も見せてくれました。
ジョン・ホールといえば、やはり73年にデビューしたオーリアンズのリーダーとしてのキャリアが有名ですが、本日紹介するのは彼が70年、22才の時にリリースしたソロデビューアルバム。ソニーのSSWシリーズとして紙ジャケリリースされた1枚ですね。

ブルース色の強い作品ということで、なんとなくオーリアンズでの彼のスタイルを考えると想像しづらい部分があり、内容に関しては正直なところあまり期待をしていなかったんですが、これもまた良い内容でした。ソニーさんのSSW紙ジャケシリーズにはハズレがないですね。

ブルース色の強い作品ということで、確かに①②⑨⑩などではいかにも60年代的なブルースロックを聴かせてくれており、これはこれで悪くないし、彼のギターもいい味を出してるんですが、個人的にはグッドタイムス・ミュージック的なおおらかさを感じるそれ以外の曲が面白かったですね。
カントリータッチ溢れるバラードの③⑤、スワンプ的な雰囲気もあるロックンロール④⑧、ブルーグラス風にアレンジした著名なブルーストラディショナル⑥、ラグタイム風なギターインスト⑩などなど。

ブルーステイストな曲と、ルーツっぽいテイストの曲とが混在してたり、ハードなギターロック⑦があったりで、けっこうとっちらかってるイメージは否めないですが、どの曲でも彼のギタープレイはよい感じですし、ジョン・ホールの音楽的な引き出しの多さを感じることができるアルバムです。


1. Nu Toone
2. Look In My Eyes
3. Where Would I Be
4. Milwaukee
5. True Love
6. Sitting On Top Of The World
7. Action
8. Park Lane Blues
9. Scuffle
10. Going To The Valley


購入日:9/19
購入場所:HMV通販
購入金額:¥1,890
備考:国内盤 新品
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by shintan_shintan | 2007-09-28 23:08 | 70s (70~72)