JAMES TAYLOR / GORILLA (紙ジャケ)

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ベトナム戦争の泥沼化や公民権運動の行き詰まりといった70年代初頭のアメリカ。
当時の政治情勢や世相に疲弊したアメリカ人を癒し、安らぎを与えたのが自作自演のシンガーソングライターによる私的内省的なサウンドで、一躍SSWブームが起きましたね。
キャロル・キング、ジョニ・ミッチェル、ジャクソン・ブラウンといった今でも活躍を続けるアーティストが台頭してきたのもこの時代ですが、当時キャロル・キングと並んで大きな支持を受けていたのが、滋味ある癒し系の甘い歌声を持つジェームス・テイラー。

私的なことですが、最近は仕事でのトラブルや社内スタッフの問題などが重なり、かなりストレスを抱えていたんですよね。そんなヘコミ気味な時に購入したのがこのアルバム。
ジェームス・テイラーが75年にリリースした通算5枚目のアルバムですが、この作品には癒されましたね~。今までもJTのアルバムは何枚か聴いてきましたが、これほど染み入ってきたものはなかったです。聴いた時の精神的状態によるところも大きいんでしょうが、前記したように70年代初頭の疲弊していたアメリカ人が彼の作品を支持した気持ちがなんとなく分かりました。

ワーナーからの初期3作のようなフォーキーさと、後々のアルバムで開花する洗練されたAORさがいい具合で同居してるサウンドですね。バーバンクサウンド的なルーツ色、ジャズ、R&B、ラテンなどの様々な要素のバランスもいいし、セクションによるバックアップも素晴らしいし、これは良いアルバムです。今作は彼の諸作の中でもかなりお気に入りなアルバムです。


1. Mexico
2. Music
3. How Sweet It Is (To Be Loved By You)
4. Wandering
5. Gorilla
6. You Make It Easy
7. I Was A Fool To Care
8. Lighthouse
9. Angry Blues
10. Love Songs
11. Sarah Maria


購入日:10/19
購入場所:ディスクユニオン新宿中古センター
購入金額:¥1,680
備考:国内盤 中古
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by shintan_shintan | 2007-10-27 22:32 | SSW