SHERYL CROW / DETOURS

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少し前まではそうではなかったんですが、今では新譜が出るたびにかかさず購入するアーティストがほんと少なくなりました。
今日紹介するのはそんな数少ない(よくよく考えると唯一かも)ミュージシャン、シェリル・クロウが前作より2年半ぶりにリリースした6枚目のスタジオ作「ディトアーズ」。

メロウでやや内省的な前作「ワイルドフラワー」リリース時、すでに次作のためのポップな楽曲は揃っていて、早々にリリースするようなコメントを残してましたが、そのときの楽曲はどうやらお蔵入りとなったようです。
今作に収録されたのは、自転車選手との婚約破棄をイメージさせる⑩、乳がんとの闘病から生まれたという⑫、養子縁組した息子に捧げた⑭など、2年半の間に体験したパーソナルな内容の楽曲も含まれていて、2006年に移り住んだナッシュビルの自宅スタジオでレコーディングされてます。

デビューアルバムでプロデュースを担当したビル・ボットレルが再度起用されたり、「遠回り」を意味するアルバムタイトルだったりで、彼女の原点回帰的なアルバムとの謳い文句ですが、確かにファーストアルバムっぽいサウンドプロダクションは多々感じますね。ただ、シェリル・クロウといえばセカンドアルバム以降で聴かせてくれた、耳に残るキャッチーなメロディのアメリカンロック路線でキャリアを積み上げてきただけに、このアルバムでの地味な楽曲はどうなんでしょうかね、⑬は彼女らしいキャッチーでポップな曲ですが・・・

録音されたナッシュビルの環境もあってか、ナチュラルな雰囲気のアコースティックサウンドは70年代のSSW好きには受け入れられそうですし、どの曲も彼女らしかったりしますが、あまりインパクトのある曲がないのが残念です。どれも悪い曲ではないのですが、「そこそこ良い曲」×14って感じで、曲のバリエーションはあるものの、何かメリハリがないというか、山場がないというか・・・
ファーストシングルの③も明るい雰囲気はいいですが、どうってことのない曲ですしね・・・ 昨日購入してから通しで5回以上は聴いてすが、何度も聴き返したくなるって感じでもないんですよね。

と、辛口になってしましましたが、彼女のアルバムではファーストが一番好きな僕としては、決して悪い作品だとは思いませんし、これが新人アーティストだったら絶賛してるんじゃないかなぁ。やはり期待が高すぎるんでしょうか・・・


1. God Bless This Mess
2. Shine Over Babylon
3. Love Is Free
4. Peace Be Upon Us
5. Gasoline
6. Out Of Our Heads
7. Detours
8. Now That You're Gone
9. Drunk With The Thought Of You
10. Diamond Ring
11. Motivation
12. Make It Go Away (Radiation Song)
13. Love Is All There Is
14. Lullaby For Wyatt
15. Rise Up (Bonus)
16. Beautiful Dreams (Bonus)


購入日:1/31
購入場所:レコミンツ
購入金額:¥1,980
備考:国内盤 帯つき 中古 ※紙ジャケット仕様
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by shintan_shintan | 2008-02-01 21:51 | 90s~ROCK