人気ブログランキング | 話題のタグを見る

FOOLS GOLD / FOOLS GOLD

FOOLS GOLD / FOOLS GOLD_b0079504_9315148.jpg


本日紹介するのは、マドンナ「ライク・ア・ヴァージン」、シンディ・ローパー「トゥルー・カラーズ」、ハート「アローン」といったエイティーズヒットのソングライター、トム・ケリーが在籍していたフールズ・ゴールドのデビューアルバム(76年リリース)。

フールズ・ゴールドというと、シルバーやファンキー・キングスなどとともにイーグルスフォロワー的な存在として知られていますが、本作、イーグルスの1stと2ndを手掛けたグリン・ジョーンズが③④⑧⑨⑩の5曲を、グレン・フライが②⑤⑥を、ジョー・ウォルッシュが①をプロデュース。また、演奏面においてもジョー・ウォルッシュが①に、ドン・フェルダーが②⑥の2曲にギターで参加するなど、イーグルスの面々のバックアップを受けた爽やかなウェストコーストなサウンドになってます。

アルバムは、軽快なロックンロールから、フォーキーでカントリータッチなもの、しっとりしたバラードまで、どれもポップでキャッチーなメロディと清涼感あるヴォーカル&ハーモニーが堪能できます。聴いてみるまではイーグルスの物真似っぽい感じのバンドなんだろうと思ってたんですが、イーグルスを思い浮かべたのは⑧くらいかな・・・ 
基本的にはメンバーのトム・ケリーとデニー・ヘンソンによる楽曲がメインですが、デビュー前にバックバンドを務めていたこともあってか、⑦⑩はダン・フォーゲルバーグのカバーを、また③ではダンとトム、デニーの共作ナンバーになってます。

たぶんジョー・ウォルッシュだと思われる粘っこいギターが印象的なロックンロールナンバー①、ペダルスティール入りの軽快で爽やかなウェストコーストサウンドの②③、カントリー/ブルーグラス色の強い⑥など魅力的な楽曲が続きますが、個人的にやられたのが⑦⑧⑨⑩と続くバラードナンバー。どれも美しいハーモニーと切なげなメロディラインがいいですね~


1. Coming Out Of Hiding
2. Rain, Oh, Rain
3. Choices
4. Rollin' Fields And Meadows
5. Sailing To Monterey
6. I Will Run
7. Old Tennessee
8. One By One
9. The Way Love Grows
10. Love Me Through And Through


購入日:3/24
購入場所:レコミンツ
購入金額:¥1,242
備考:国内盤 帯なし 中古
by shintan_shintan | 2008-04-05 09:39 | 70s (73~76)