RITA COOLIDGE / LOVE ME AGAIN

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リタ・クーリッジっていうと、スワンピーな初期のアルバムが人気ですよね。僕も「RITA COOLIDGE」 「NICE FEELIN'」 「THE LADY'S NOT FOR SALE」の3枚のアルバムは大大好きなんですが、本日紹介する78年リリースの7枚目のソロアルバム(元の旦那、クリス・クリストファーソンとの共同名義のものも含めると9枚目)「ラヴ・ミー・アゲイン」も初期作と同じくらい気に入ってる作品です。

このアルバム、店頭やオークションでもほとんど見かけないし、価格も安めだったんで入手。70年代半以降の彼女の作品は、コンテンポラリーなヴォーカルアルバムというイメージがあって、正直なところ大して期待してたわけではないんですが、聴いてみてビックリ。彼女のナチュラルな雰囲気のヴォーカルはそのままに、AOR風味の味付けていて、いいんですよ~

ジェイ・グレイドンとジェリー・マッギーの軽快なギターカッティングが印象的なトム・スノウ作のAOR風①、グレイドンのリードギターが素晴らしすぎるボズ・スキャッグスの②、ダン・ペン&スプーナー・オールダム作の南部/ゴスペルタッチな楽曲ながら泥臭くなく洒落た感じの③、美しいバラードのタイトル曲④、義兄ブッカーT作によるR&B風ポップナンバー⑤。
アナログでいうところのB面も、このアルバムで一番スワンピーなエヴァリー・ブラザースの⑥、フォーキーで爽やかな⑦、ピアノ弾き語りからスタートしストリングスが盛り上げるしっとりとした美しいバラード⑧、R&Bグループ、ファルコンズの59年のヒット曲⑨、そしてラストはご存知、フリートウッド・マックの⑩。

カバー曲主体のアルバムですが、どれも素晴らしい出来です。デヴィッド・アンドリューとともに共同プロデュースをつとめたブッカーTも地味ながらいい仕事ぶりだし、ジェイ・グレイドンも主張し過ぎないながらも印象的なプレイを披露して、このアルバムのAOR的なところを担ってますね。
また、逆にこのアルバムの適度なルーツっぽさは、ブッカーTともう一人のギタリスト、ジェリー・マッギーによるところが大きいのかな。ジェリー・マッギーというとベンチャーズのメンバーとして有名ですが、リタの1stと3rd、マーク・ベノ「雑魚」、デラニー&ボニーの2ndなどスワンプ名盤の多くに参加するギタリストなんですよね。モンキーズ「恋の終列車」も彼のプレイらしいですが、間口の広い彼のプレイがこのアルバムのエッセンスになってるのは間違いないでしょう。

今回はラッキーにも普通の中古価格で購入することができましたが、77年のソロ6枚目「Anytime...Anywhere」や79年の「Satisfied」も国内盤が出ていたようなので見つけたいなぁ・・・ というよりユニバさんでそろそろA&Mでの8作品、再発してくれないですかねぇ~ できれば紙ジャケ非SHMCDで・・・


Jay Graydon (Guitar)
Jerry McGee (Guitar)
Stephen Bruton (Guitar)
Dennis Belfield (Bass)
Mike Baird (Drums)
Sammy Creason (Drums)
Mike Utley (Piano)
Booker T. Jones (Organ, Vocal)


1. You
2. Slow Dancer
3. Sweet Inspiration
4. Love Me Again
5. It Just Keeps You Dancing
6. Bye Bye, Love
7. The Jealous Kind
8. Hello Love, Goodbye
9. You're So Fine
10. Songbird


購入日:6/8
購入場所:ディスクユニオン新宿中古センター
購入金額:¥1,323
備考:国内盤 帯なし 中古
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by shintan_shintan | 2008-06-15 14:23 | 70s (77~79)