MOUNTAIN / FLOWERS OF EVIL (紙ジャケ)


初めてマウンテンを聴いたのはたぶん20年くらい前だったでしょうか・・・ 
レンタルで借りたオムニバス盤CDに「ミシシッピ・クイーン」が収録されていたんですが、オリジナルアルバムを聴いたのはそれから数年たってから。
彼らの代表作「勝利への登攀」と「ナンタケット・スレイライド」がようやくCD化されてからなんですが、「ミシシッピ~」のイメージからブルージーなアメリカンヘヴィーロックのバンドだと思っていただけに、憂いのある泣きのメロディで、どちらかというと英国的なサウンドだったのがが想像していたのと違って、いまいち馴染めずにほとんど聴かず、ほどなくして売却してしまった記憶が・・・

その後、マウンテンをちゃんと聴くようになったのは2003年にリマスター盤が出てから。
この時も「勝利への登攀」と「ナンタケット~」を購入したんですが、若かりし頃に聴いた時と違って、アンドレ・ザ・ジャイアントを思いおこすルックスの巨漢ギタリスト、レズリー・ウェストによるブルースやロックンロール志向と、ベーシストのフェリックス・パパラルディの持つクラシックやプログレッシヴなどの英国的なエッセンスが同居するサウンドにしばらくはハマリましたね~

「想像されたウェスタンのテーマ」「ヤスガーの農場」「ナンタケット・スレイランド」「暗黒への旅路」などで聴かれるマイケル・シェンカーにも多大な影響を与えたであろう繊細な泣きのギターや緻密で計算されたアレンジのブリティッシュなサウンド。対して「ミシシッピ・クイーン」「「虹に座って」「君は俺のもの」「アニマル・トレーナー」「偉大なる強盗列車」などのブルージーでアメリカンなロックンロールサウンドと、この2面性がこのバンド独自な個性で独自色を生み出してるんですよね。
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で、今回08年最新リマスターで紙ジャケがリリースされ、前述した所有する2タイトルと、もう1枚の計3枚を購入。




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今日紹介するのは71年リリースの4作目「マウンテン・ライブ 悪の華」。今回の紙ジャケリリースがきっかけとなって初めて聴いた作品です。

アナログでいうA面(①~⑥)がスタジオ録音、B面(⑥⑦)がライブという変則的な構成のこのアルバムですが、なかなかにマウンテンらしさを楽しめるアルバムです。①④でのブルースロック、ブリティッシュ・トラッドからの影響も感じさせるメロディの③、ドラマティックでプログレッシヴなサウンドを持つ名曲⑤、ライブ面での豪快かつ意外と緻密なサウンドなどなど・・・ 
ブリティッシュ色とアメリカンな色合い、評価の高いライブでのインプロヴィゼイションなど、マウンテンの魅力を凝縮したとも言える1枚です。

今回の08年リマスターですが、現行盤である03年リマスター盤がなかなかの音質だっただけに、向上はあまり期待してなかったんですが、かなり良くなってますね。「勝利への登攀」と「ナンタケット・スレイライド」で聴き比べてみましたが、レベル(音量)も若干あがっていて、何よりクリアになりダイナミクスが増えました。ジャケの作りや付属のブックレット等々も充実してますし、相変わらずソニーさんは良い仕事ぶりです。


1. Flowers Of Evil
2. King's Chorale
3. One Last Cold Kiss
4. Crossroader
5. Pride And Passion
6. Dream Sequence:
   ・Guitar Solo
   ・Roll Over Beethoven
   ・Dreams Of Milk And Hone
7. Mississippi Queen


購入日:6/24
購入場所:レコファン渋谷BEAM店
購入金額:ポイント分200円引きで¥1,690
備考:国内盤 新品
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by shintan_shintan | 2008-06-26 21:46 | 70s (70~72)