J. HENRY BURNETT THE B-52 BAND & THE FABULOUS SKYLARKS

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70年代にはディランとも活動し、80年代以降はプロデューサーとして数多くの名盤を手掛けてきたT・ボーン・バーネット。本日紹介するのは、彼が本名で72年にリリースしたファーストアルバム。

コステロのキング・オブ・アメリカ(85年)や、ロス・ロボスの2nd(84年)、ウォールフラワーズの2nd(96年)、ギリアン・ウェルチのデビュー作(96年)など、彼がプロデュースした作品は大好きなものが多く、90年代にはジョージ・ドラクリアス、リック・ルービンとともにお気に入りのプロデューサーでした。
80~90年代にリリースされたソロアルバムは、気取りすぎた感があって正直イマイチではありましたが、それでも気になる存在でしたね。2000年のサントラ「オー・ブラザー」はちょっと渋すぎてついていけませんでしたが・・・

バックの「B-52バンド」と女性2名のコーラス隊「ファビュラス・スカイラークス」との連名、ダニエル・ムーアのプロデュースによるこのアルバムですが、R&Bやゴスペルなどからの影響も感じさせる極上なスワンプアルバム。
アルバムは、ゴキゲンなブギ調スワンピーな①でスタート。ホーンもいい感じのソウルバラード②、コーラス隊がソウルフルな、ちょっと重めで暗めな③、ミドルスローな④、ピアノとオルガンをバックに歌うバラード⑤と続いて、僕がこのアルバムで1番好きなのが⑥。ビートルズ的メロディーとソウルフルさが結びついたミディアムテンポのナンバーで、明るくも物悲しいメロディーが素晴らしい1曲です。

⑦も①と同じようなシャッフル調のロックンロールナンバー。ブルースナンバーの⑧、ちょっとだけセカンドラインっぽいリズムでハードかつファンキーな⑨もスワンプ度高いです。そして、ピアノ弾き語りで始まるバラード⑩はアルバムの終曲にふさわしい感じでソウルフルなコーラスが雰囲気を盛り上げてます。

彼のヴォーカルはちょっとひ弱で線の細いところがありますが、学者肌によるルーツロックてな感じでそこがまたこのアルバムの色になってるんじゃないかな。現在廃盤で、けっこうな値段がしましたが入手して良かったな~


1. We Have All Got A Past
2. Bring Me Back Again
3. Now I Don't Mind No Light Sermon
4. Wouldn't You Think I'd Know By Now
5. You Been Away For So Long
6. Sliding By
7. Hot Rod Banjo
8. Mama, Please Don't You Lie
9. Clarification Blues
10. Money Changer

(Bonus)
11. I Don't Want To Hear You Cry No More
12. Linda Lu


購入日: 9/17
購入場所: ディスクユニオン新宿本店
購入金額:¥3,990
備考: 輸入盤 中古
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by shintan_shintan | 2008-10-05 18:59 | SOUTHERN / SWAMP