MARC JORDAN / BLUE DESART
秋も徐々に深まってきましたが、昨日今日の東京は良い天気で、爽やかな感じでしたね。
本日紹介するのは、そんな秋晴れの休日にもお似合いなAORの人気盤。NY生まれカナダ育ちのマーク・ジョーダンが、ジェイ・グレイドンのプロデュースで79年にリリースしたセカンドアルバム「ブルー・デザート」。
AORの人気盤ではあるものの、現在では廃盤でプレ値になっていた作品。いずれ入手したいと思っていたアルバムなんですが、先日未開封中古(ようは新品)を定価(1,785円)よりちょい高ではありますが見かけまして、ようやくゲットできました。
格安でゲットできてラッキーと思っていたんですが、先日記事にしたマクサス同様、10月中旬にはタワーレコードで再発(在庫処分?)されていたらしく、喜びも半減。とはいえ、内容も良いし、今ではタワレコでも売り切れのようですので、結果的には満足な買い物でした。
一口にAOR言ってもアーティスやアルバムによってその音楽性は様々。ソウル寄りなもの、テクニカルなフュージョンチックなもの、産業ロック的なもの、ジャジーなものなどなど。どれが良い悪いではないですが、個人的には爽やかな雰囲気かつポップでほのかにソウルフルな音を聴くとAORだなぁ!と感じるんですよね。ビル・ラバウンティとかポール・デイヴィス、ボビー・コールドウェルなどなど・・・
で、本作もそんな僕の琴線を触れる1枚。
夏っぽく爽やかな①、これまた爽やかでキャッチーな彼の代表曲②とつかみはOK。ジェイ・グレイドンのソロが素晴らしいバラードの③はこのアルバムで三指にはいる出来だし、ハードかつキャッチーでソウルフルな⑦、ゴスペルテイストなラストナンバー⑨など素晴らしいですね。それ以外の曲もどれもいい感じだし、都会的な洗練さとリゾート的な爽やかさが同居したサウンドは、さすが名盤といわれてるだけはあると納得でした。
1. Generalities
2. I'm A Camera
3. Twilight
4. From Nowhere To This Town
5. Beautiful People
6. Lost In The Hurrah
7. Release Yourself
8. Tattooed Lady
9. Tracey
10. Exile
購入日: 10/24
購入場所: ディスクユニオン神保町店
購入金額:¥1,890
備考: 国内盤 新品