カテゴリ:SOUTHERN / SWAMP( 109 )


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1. Dr. Rock And Roll
2. Song For Tomorrow
3. Comin' On Home
4. Gospel Changes
5. Jim Dandy
6. Satisfy You
7. Little Brother
8. Somebody To Love
9. Shake A Hand


前回記事にしたブーンドッグル&バルダーダッシュとともにリイシューされたのが、カナディアン・スワンパー、ゲイリー・セント・クレアの唯一作でもちろんこれも購入です。

いやぁ、これはいいですよ!

ハスキーでパワフルでソウルフルなゲイリー・セント・クレアのヴォーカルと、ほぼ全編にフィーチャーされたクライディー・キング、ヴァネッタ・フィールズ、ジェシー・スミスによるゴスペルテイスト溢れるソウルフルな女性コーラスがなんといっても存在感を出しております。

①③のようなハードロッキンなナンバーは文句なしにノリノリだし、アコースティック基調でほどよくオールドタイミーでアーシーな⑤⑦も良いアクセントになってます。また、リズミカルでタイトなリズムにソウルフルなコーラス隊が映える⑧は個人的には今作で一番のお気に入り。

で、残りの4曲はいずれもバラード調の楽曲なんですが、これがため息がでるほどのナンバーばかり。
どことなくイーグルスを思い起こす②やフォーキーな味わいの滋味溢れる⑥、ピアノ弾き語りから始まるゴスペルテイスト溢れる④、そしてこれまたゴスペルタッチの感動的な⑨と、前述したヴォーカル&コーラス隊がこのうえない感動を味あわせてくれます。

ブーンドッグル同様にこのアルバムもまた今年のベスト10入りはほぼほぼ決定だし、所有しているスワンプ/ルーツロック系の全ての作品の中でも上位にランクされる素晴らしいアルバムです。


購入日:9/18
購入場所:ディスクユニオン新宿本店
購入金額:¥2,250
備考: 輸入盤 新品
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by shintan_shintan | 2010-10-07 00:00 | SOUTHERN / SWAMP

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1. Never Got To Know Him
2. Mr. Driver
3. Old Porch Swing
4. When Will It All Be Over
5. You Always Find A Way
6. The Whiskey Got To Me
7. Songs I'm Singing
8. You've Got Me
9. 7 A.M.
10. I've Been Delayed


ロブ・マクレランとジョン・ヘロンのデュオによるスワンプの超名盤、BOONDOGGLE & BALDERDASH(ブーンドッグル&バルダーダシュ)の唯一作がめでたくCD化。

今作とは兄弟的な位置づけになるロブ・マクレランのソロユニットBALDERDASHのアルバムが素晴らしい出来だっただけに、これにもかなり期待をしておりましたが裏切ることのない出来でして、個人的には今年のリイシューもの10指に入るほどのお気に入り。

アーシーで泥臭いんだけど哀感あるメロディーで、豪快なロックチューンからフォーキーナンバー、ソウル/R&Bタッチなものももちろんありますし切ないバラードも完備。これはスワンプ好きにはマストでしょう!


購入日:9/18
購入場所:ディスクユニオン新宿本店
購入金額:¥2,250
備考: 輸入盤 新品
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by shintan_shintan | 2010-10-06 21:47 | SOUTHERN / SWAMP

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1. Shirley Goodness And Mercy
2. Picture Tube Blues
3. Coming Home To Say Goodbye
4. Meanwhile Back At The Ranch
5. Whiskey Flat
6. Crow Pie
7. Back To The Wilderness
8. Sing It Like A Farmer
9. Plowboy
10. Hurricane Bess
11. Epilogue


SSWのロブ・マクレランとジョン・ヘロン(ピアノ)によるBOONDOGGLE & BALDERDASH(ブーンドッグル&バルダーダシュ)が71年にリリースしたアルバムはスワンプの名盤として名高く、以前からずっと聴いてみたかったアルバムなんですが、韓国BIG PINKからめでたくCD化! 昨日、ようやく入荷しまして早速聴いておりますが、噂にたがわぬ素晴らしい出来。

で、本日は同じくBIG PINKより先月にリリースされたBALDERDASHことロブ・マクラレンのソロアルバムをご紹介。
このアルバムも前述したデュオ作同様にスワンプ/ルーツロック好きには評価の高い作品なんでかなり期待をして聴いてみましたが、いやはやまさにスワンプロック!あまりの王道ぶりに最初聴いた時はあまり引っかかりがなかったんですが、聴くほどに良くなる逸品ですねこれは。

「バルダーダッシュが語るシャーリー・グッドネスとマーシーのバラード」という長ったらしいアルバムタイトル通り、淑女の姉とドラマーの弟という田舎町で生まれた2人の物語が綴られているストーリ仕立てのアルバムになってるんですが、サウンドのほうはというと、ソウル/R&B色の強いナンバーや豪快なロックンロールを中心に、カントリーテイスト溢れるオールドタイミーな雰囲気のものや美メロのフォーキーバラードなどもあって緩急自在。

手数の多いドラムやホンキートンクなピアノ、スライドからアコースティックまで表情豊かなクギター、そしてソウルフルなバックコーラスやホーンセクションといった演奏陣も、時にはルーズで大らかに、時にはハードで豪快に、時には繊細でメロウにと味のある的確なサウンドを聴かせてくれますし、これはスワンプ好きには必須な1枚ではないでしょうか。

購入日:8/15
購入場所:ディスクユニオン新宿本店
購入金額:¥2,250
備考: 輸入盤 新品
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by shintan_shintan | 2010-09-19 16:23 | SOUTHERN / SWAMP

デラニー&ボニーのライブ盤「オン・ツアー・ウィズ・エリック・クラプトン」の拡大版4CDボックスがようやく到着。

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機材ケースを模したごっつい外箱。



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でも、中はけっこうスカスカ・・・



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デジパック仕様のCDが4枚と、ノートブック調のブックレットが1冊。

CD自体はまだ聴いてないんですが、内容は後日アップの予定。本日は取り急ぎ到着のご報告でした。


購入日:8/20
購入場所:ワーナーミュージック・ダイレクト
購入金額:¥8,199
備考: 輸入盤 新品
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by shintan_shintan | 2010-08-20 22:13 | SOUTHERN / SWAMP

一般的にはマニアックな存在だと思いますが、サザン/スワンプ系フリークにはけっこう知られているルイジアナの4人組ポットリカー。

5月頃に彼らの初期3作がリイシューされまして、僕もユニオン店頭でチェック済みでしたが予算の兼ね合いも合って購入は先送りすることに。ところが、ユニオンではわずか一月ほどで店頭/通販とも在庫切れになりかけていて、慌てて3枚ともを購入。
マイナーレーベルからのリリースということもあって大手ネット通販では取り扱ってないし、これを逃したら再入荷があるかもわからないしね・・・なんて思っておりましたが、今確認したらamazonでも買えるようで・・・



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FIRST TASTE (1970年)

1. Down The River Boogie
2. Ol' Man River
3. Riverboat
4. Toballby
5. The Raven
6. You're No Good
7. Price 20 Cents A Copy
8. Driftin'

70年のファーストです。
このバンド、音楽性を一言で言えばヘヴィーなブルースロックということになろうかと思いますが、スワンピーでアーシーなものも多いし、コーラスワークもルックスから想像がつきにくい爽やかできれいな感じで、特段凝ったアレンジなどがあるわけではないものの、なかなかに個性を感じられますね。

ホンキートンクなピアノが雰囲気を醸し出しているブギー①、ソウルフルなスワンピーバラード②、ハープやバンジョーも取り入れたブルースロック調ロックンロールの③などハードながらも軽快なルーツ的サウンドと、オルガンや歪のきついギターがアーリー70s的ながら、途中からサンタナばりのラテンパーカッションやドラムソロが長く続く④やスローなブルースロック⑤、ヘヴィーロック仕立てのリンダ・ロンシュタットで有名な⑥「悪いあなた」のようなハードで少々重めなものもがこのバンドの2軸なんですが、店頭やネットでの紹介文で言われてる「ハードロック」ではありませんので、そういったサウンドを期待する向きには期待はずれかな・・・






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LEVEE BLUES (1972年)

1. Cheer
2. The Train
3. Levee Blues
4. Rooster Blues
5. Chattanooga
6. You're No Good
7. Lady Madonna
8. When God Dips His Love In My Heart
9. Beyond The River Jordan

今回購入した3枚で一番のお気に入りがこのセカンド。
基本的なサウンドは1stと変わらないものの、ルーツロック的な要素とハード&へヴィなところのメリハリがより効いてる感がします。

前者ではセカンドラインを取り入れた①やブギーナンバー②、ゴキゲンなロックンロール⑤、ビートルズナンバーのスワンプ仕立て⑦などなど・・・
一転してブリブリしたギター&ベースによるリフがいかしてるブルースロックナンバー③や、ストーンズも真っ青のヘヴィーなLIttle Red Rooster④、そして1stにも収録されていたカバーの再録⑥などは全作以上に重量感が増しております。

注目すべきはラストの⑨。これが他の楽曲の男臭さからは想像がつかない美しいバラードナンバーでして、これ聴いて一層とこのバンドが好きになりましたね。






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LOUISIANA ROCK & ROLL (1973年)

1. You Can't Get There From Here
2. Waitin' For Me At The River
3. Taj And Johnny's Blues
4. Rip It Up
5. H
6. Louisiana Rock'N'Roll
7. St. Jude's Blues
8. Bron Under A Bad Sign
9. Guitar Boogie
10. For You

最後は73年のサードアルバムなんですが、リフ主体のヘヴィーなブルースロック的なところがなくなっていて、アルバム全編を通じてスワンピーでサザンなロックンロールアルバムになっております。

とはいえ、相変わらずギターはカッコイイし演奏も豪快でパンチがきいておりますので、前記した2枚同様に充分に楽しめる作品です。スワンプ好きや、彼らを初めて聴くのならこのアルバムから入るのもいいかもしれません。



購入日:7/7
購入場所:ディスクユニオンお茶の水駅前店
購入金額:各¥1,800
備考: 輸入盤 新品
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by shintan_shintan | 2010-08-01 19:46 | SOUTHERN / SWAMP

今日は待望のリンダ・ロンシュタット紙ジャケを記事にする予定でしたが、案の定、到着が明日以降になりそうなので、急遽、別記事に・・・
七夕にちなんだ曲特集にしようとも思いましたが、ラウドネス「MILKY WAY」ぐらいしか思い浮かばないため終了。5/末に入手して愛聴してるものの、記事にするタイミングを逃してしまった1枚をご紹介することにしますね。


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1. Rainbow Road
2. Thief
3. Highway Rider/Highway Riff
4. Dream
5. If You've Got A Daughter
6. Ambush
7. B.B. Gunn
8. It'll Be a Long Long Time
9. Motorcycle Mama
10. Walking Together Backwards
11. On The Brighter Side Of It All


マッスルショールズ界隈で活動していたスタジオミュージシャン、コート・ピケット(ギター)とジョン・ワイカー(ベース)によるデュオユニット「セイルキャット」の(たぶん)唯一作でございます。

ピート・カーのプロデュースでマッスルショールズにて録音されたこのアルバム、基本メンバーは前述の2人とピート・カー、マッスルショールズのクレイトン・アイヴィー、それにドラムスといった感じですが、スコット・ボイヤー、チャック・リーヴェル、マーリン・グリーンといったサザン/スワンプ好きにはお馴染みの面々も参加。

中古でも3桁プライスでよく見かけるアルバムではありますが、チープなイラストのジャケが災いしてかなかなか触手が伸びなかったんですよね~ 先日、500円ちょっとで売られてるのを見かけてようやくの入手となった本盤ですが、これが素敵な内容でしてここ最近の愛聴盤となっております。

ラヴィン・スプーンフル「デイドリーム」を思い起こすアルバムタイトル曲⑨が全米12位のヒットとなった彼らですが、アルバムはオールドタイミーな演奏をイントロダクションとする豪快な南部風ロックチューンでスタート!

続く②もメロウに始まりフィドルの間奏でカントリー調になり最終的にはスワンピーな肌触りで終わるナンバー。そしてホーン入りでソウルマナーを感じるファンキーなロックンロールのインストナンバー③や、ホーン隊の活躍するロックチューン⑦、ゴスペルテイストなバラードの⑪とルーツロック好きには堪らないナンバー揃い。

ところが、これはこのアルバムの半分の要素であって、残りの半分は一言で言えばメロウでフォーキーなソフトロック路線。前述した大ヒットシングル⑨もこちらサイドかな・・・
アコギ+ストリングスのドリーミーな④や、まるで恋愛映画の主題テーマのようなロックとは少々かけ離れたとインストの⑥、木漏れ日フォーク的和やかな⑧などなど。

というわけで、二面性のあるこのアルバムですがアーシーでスワンピーなものが大好きながらもフォーキーでメロウなものにも惹かれる僕的には◎。
この記事で多少なりとも興味を持たれた方がいらっしゃるならばゼヒとも聴いていただきたいですね。もちろんマッスル好きも満足すると思いますよ。


Johnny Wyker (Guitar)
Court Pickett (Bass, Vocals)
Pete Carr (Guitar)
Scott Boyer (Guitar, Violin)
Bob Wray (Bass)
Clayton Ivey (Keyboards)
Chuck Leavell (Keyboards)
Lou Mullenix (Drums)
Fred Prouty (Drums)
Jesse Gorell (Percussion)
Bill Connell (Percussion)
Al Lester (Fiddle)
Tom Russell (Banjo)
Marlin Greene (Vocals) etc...
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by shintan_shintan | 2010-07-07 22:09 | SOUTHERN / SWAMP

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ATLANTA RHYTHM SECTION (1972年)
1. Love Me Just A Little
2. Baby No Lie
3. All In Your Mind
4. Earnestine
5. Forty Days And Forty Nights
6. Another Man’s Woman (It's So Hard)
7. Days Of Our Lives
8. Yours And Mine
9. Can’t Stand It No More
10. One More Problem

BACK UP AGAINST THE WALL (1974年)
11. Wrong
12. Cold Turkey, Tenn.
13. Will I Live On?
14. A Livin’ Lovin’ Wreck
15. Superman
16. What You Gonna Do About It?
17. Conversation
18. Redneck
19. Make Me Believe It
20. Back Up Against The Wall
21. It Must Be Love


60年代に活躍した祖父とロックグループ、クラシックⅣ、キャンディマンのバックを担っていたスタジオミュージシャンを中心に結成されたアトランタ・リズム・セクション(以下ARS)。本日は彼らのファースト&セカンドをエントリーです。

ARSに関しては78年リリースの7作目、おそらく彼らのアルバムで一番知名度があるだろう「CHAMPAGNE JAM」しか聴いたことがありませんでしたが、洗練されたサウンドに豪放さやスリルをあまり感じることもなく、それほど魅力を感じなかったのが正直なところ。

とはいえ、サザンロックを語る際にはオールマンズ、レーナードに次ぐ存在として挙げられることが多く、いずれ他のアルバムもちゃんと聴いてみたいと思っていた折、今年になって英BGOからリリースされた2in1の中古を900円で見かけゲット。
これが自分的にはストライクゾーンど真ん中の南部サウンドで、アルバム1枚で侮っていた自分に反省です。

CDの前半10曲は72年のファースト収録曲なんですが、ざらついたハードなギターと長尺のツインリードが炸裂する哀感あるパワーバラードの1曲目が何と言っても強力!

ブルースやソウル、カントリーからの影響をベースに、時にファンキー時にフォーキーなサウンドはまさにサザンロックの王道でして、全体的にはレーナードに通じるところもあるハードなギターアンサンブルが印象的。
デビュー作という事で少々荒さも感じますが、スタジオミュージシャン達によるバンドだけあってテクニックは申し分なしだし、ソウルフルかつ伸びやかなヴォーカルもいい感じの素敵な内容です。

で、CD後半の11曲は74年のセカンドアルバム「非情の壁」収録曲。
荒々しく豪快なファーストよりタイトな感じになって、全体的にバランスが良くなりましたね。③⑨といった美しいバラードナンバーもあってか、全体的にメロディーが重視されてるようにも感じます。
とはいえ、勢いあるバンドサウンドは損なわれていないし、彼らのサウンドのキーの一つであるツインギターも健在。個人的には1st以上のお気に入りアルバムです。

このバンド、ネットで検索するとやはり70年代半ばから後半にかけての洗練度が上がった時期のアルバムやシングルが取り上げられていることが多いでうね。確かにその時期が彼らの絶頂期ではあるんでしょうが、サザンロック度が高いこの初期作も超オススメですのでルーツロック好きで未聴の方はゼヒ!
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by shintan_shintan | 2010-06-20 16:35 | SOUTHERN / SWAMP

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THOMAS JEFFERSON KAYE (1973年)
1. Body Song
2. Collection Box
3. Door Is Still Open
4. Learning How To Fly
5. I'll Be Leaving Her Tomorrow
6. Hole In The Shoe Blues
7. Snake In The Grass
8. Thanks For Nothing
9. Hoe Bus

FIRST GRADE (1974年)
10. Northern California
11. Easy Kind Of Feeling
12. Sho 'Bout To Drive Me Wild
13. Say That You Love Me
14. American Lovers
15. Jones
16. Shine The Light
17. All Cried Out
18. L.A.
19. One Man Band


スワンプ系バンド「ホワイトクラウド」での活動後、プロデューサーとしてボブ・ニューワースやジョン・ケイ、ゴードン・ウォーラーなどを手掛け、またスリー・ドッグ・ナイトの大ヒット曲「One Man Band」のコンポーザーとしても知られるトーマス・ジェファーソン・ケイ。

彼が70年代にダンヒルからリリースした2枚のアルバムはルーツ系名盤として評価も高く、以前から気になっておりましたが、95年にリリースされた2in1CDは既に廃盤でアマゾンのマケプレでも高値。店頭でも見かけたことがなく大枚を払うしかないかと思っていたんですが、先日仕事で浦和に行く機会があり、ついでに立ち寄ったユニオンにて本盤を発見!しかも840円でさらに10%OFFキャンペーン中だったこともあって756円で入手。いやぁ、アマゾンで買わなくて良かったぁ~ 
余談ですが、ユニオンの在庫検索って全ての在庫CDを網羅してないようで、特に3桁プライスのものはヒットしないものが多いようです。これもそうでした。

で、いくら安く入手できても内容がイマイチだったらしょうがないところですが、これがほんと名盤!

特に1枚目にあたる前半9曲は①こそドリーミーな雰囲気のソフロっぽくてちょっと意外ではありましたが、それ以外はスワンプ好きには堪らない内容。
とはいえ、ただ泥臭いだけではなくて、彼の作るフックのあるメロディーやシンプルなんだけど練られたアレンジなども大きな魅力となっております。

このあたりは、ゲイリー・カッツのプロデュースや、ゲストで参加しているドナルド・フェイゲンやウォルターベッカーのエッセンスが影響してるのかもしれません。とはいえ、あまりスティーリー・ダンとのサウンドの共通点は感じませんが・・・

⑩以降の10曲は74年のセカンドアルバムとなりますが、泥臭さという点では前作よりだいぶ薄らいでいるものの、サウンド的には広がりが増してますね。

前作同様にゲイリー・カッツがプロデュースで、スティーリー・ダンの2人やジェフ・バクスター、リック・デリンジャー、ブラックベリーズなど参加メンバーも1stと同じ顔ぶれですが、こちらではポコのリッチ・フューレイとティモシー・シュミットもコーラスで参加。
ただ、スワンピーな楽曲はハードなギターの③とデラニー&ボニーを思い起こす⑨ぐらいなもので、ストリングスを導入したドリーミーなものや、西海岸風の爽やかでフォーキーな楽曲などバラエティーも豊かになり、ソングライティングも格段に向上して。彼のポップセンスやメロディーメイカーぶりが堪能できます。

「レア度」「購入金額」「内容」の3要素を鑑みると、今のところ今年No.1の発掘盤です!
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by shintan_shintan | 2010-06-17 09:00 | SOUTHERN / SWAMP

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Side-A
1. Keep Driving Me Crazy
2. Silver Arrow
3. Ain't It A Shame
4. Bulldog
5. Oscar Teo

Side-B
1. Des Woman
2. It's All Over Now
3. Sweet Cocaine
4. Take A Look In The Mirrow
5. For Free


Bob "Catfish" Hodge (Vocals, Guitar, Keyboards)
Bonnie Raitt (Guitar)
Dennis Kovarik (Bass)
Larry Zack (Drums)
Dr. John (Keyboards)
Wayne Cook (Keyboards)
James Montgomery (Harp)
Sneaky Pete Kleinow (Pedal Steel)


キャット・フィッシュ(なまず)を自らのニックネームにしてしまったボブ・ホッジが75年にリリースした「ソープズ・オペラ」。SWAMP名盤として名高い作品ではありますが、これがほんとに素晴らしいアルバムで個人的にはスワンプ/ルーツ系のアルバムで10指に入るほどのお気に入り。

この人の事はよく知らないんですが、70年代初頭にはブルースロックバンド「キャットフィッシュ」を率いて2枚ほどアルバムをリリースしつつ、ソロとしても平行して活動していたなまずさん。これは3枚目のアルバムになるのかな・・・

なまず顔をフィーチャーしたジャケの印象はあまりよろしくないですが、ドクター・ジョンやスニーキー・ピート、ボニー・レイットらが参加した内容はというとゴキゲン。南部風の軽快なものから、オールドタイミー、ブルースチューン、胸キュンバラード、またジョニ・ミッチェルのカバーがあったり、ほのかなジャズテイストを感じられるところもあって、多彩なサウンドながらも王道なルーツサウンドが満喫できます。
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by shintan_shintan | 2010-05-28 00:00 | SOUTHERN / SWAMP
オールマンズのローディーが中心になって結成されたサザンロックバンド、グラインダースウィッチですが、先ごろ3rdと6thがCD化され、これで全盛期の6枚はコンプリート。

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・HONEST TO GOODNESS (1974年)
・MACON TRACKS (1975年)
・PULLIN' TOGETHER (1976年)
・REDWING (1977年)
・RIGHT ON TIME (1979年)
・HAVE BAND WILL TRAVEL (1981年)

とはいえ、1st「HONEST TO GOODNESS」は相変わらず廃盤状態ですので、これもリイシューしていただきたいですね。また、78年頃に制作されながらお蔵入りとなったATCOでの2枚目「Chasing Wild Desires」(UNFINISHED BUSINESSのタイトルで最近CD化されてるっぽいんですが・・・)も聴いてみたいものです。



で、本日は81年にリリースされたラストアルバム「HAVE BAND WILL TRAVEL」です。

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1. One Hour Into Sunday
2. A Real Good Sign
3. The Warm Kind
4. Ashes And Stone
5. Golden Minutes
6. Lady Luck
7. Open Road
8. The Fever
9. Bound And Determined


前作「RIGHT ON TIME」が、妙にモダンな音処理やアイデアを取り入れたことでサザン度が抑えられていたこともあるし、80年代のリリースということでますますルーツ度が減少してるんじゃないかと、あまり期待をしていなかったアルバムなんですが、いやはや、これが予想に反してなかなか素晴らしい出来。

当時、前作の評判がどうだったのかは知りませんが、このアルバムでは南部フレーバー豊かな以前のサウンドに回帰していて、彼らの持ち味でもあるツインギターやスライドギターこそ少々抑え気味な気もしますが、それでも豪放かつ爽快感あるサウンドは健在。
レゲエ/スカ的な裏打ちのギターカッティングなどの新機軸も上手く消化していて、これがラストアルバムとは思えない充実した内容になっております。
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by shintan_shintan | 2010-05-26 00:00 | SOUTHERN / SWAMP