カテゴリ:SSW( 133 )


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1. Simple Song
2. Me And Baby Jane
3. Don't Fail
4. Find Somebody
5. Hey Look At The Sun
6. Peace Of Mind
7. Sea Cruise
8. Compartments
9. Yes We Can Can
10. I'm Leavin'
11. Things Are Changing

今年になってWounded Birdよりリイシューされた、プエルトリコ出身の盲目のシンガー/ギタリスト、ホセ・フェリシアーノが73年にリリースしたアルバムを入手。

彼の事は名前こそ知っておりましたが、スペイン語で歌うラテン歌手ってくらいの認識。ラテン系やポピュラー系にはあまり興味がない自分ではありますが、今作を入手したのは英語アルバムということと、何といっても豪華な面々がゲスト参加してるんでね。で、アルバムのミュージシャン・クレジットはこんな感じ↓


JOSE FELCIANO (Vocal, Guitar, Congas)
PAULINHO MAGALHAES (Percussion)
J.A. SPELL (Keyboards)
RICHIE SIMPSON (Drums)
JIMM JOHNSON (Bass)
JIM HORN (Sax, Flute, Recorder)
JACKIE KELSON (Horns, Trombone)
CHUCK FINDLEY (Trumpet, Horns, Trombone)

LEON RUSSELL (Piano on②)
JIM SEALS & DASH CROFTS (Acoustic Guitar, Mandolin, Back Vocals on③)
KEN LOGGINS & JIM MESSINA (Back Vocals on①⑥)
JIM MESSINA (Electric Guitar Solo on⑥)
BILL WITHERS (Rhythm Guitar on⑧)
LARRY KNECHTEL (Bass on① Organ on② Piano on⑨)
STEVE CROPPER (Piano on④ Electric Guitar on⑨)
CLAUDIA LENNEAR (Back Vocal on④⑤⑨⑪)
JESSIE SMITH (Back Vocal on④⑤⑨⑪)
ROBBIE MONTOGOMERY (Back Vocal on④⑤⑨⑪) etc...


なかなか豪華でしょ~
各々が提供した楽曲にゲストで参加するという、BJトーマスのアルバムなどでもお馴染みのスタイルですね。

で、内容に関してもこれがほんと素晴らしいんですよ!
アルバム後半の何曲かで彼の出自であるラテンフレーバーは感じられるものの、全般的にはフォーキーでソウルフルで、ほのかに西海岸的な爽やかさも感じられるサウンド。ゲスト陣のサポートも聴きどころではありますが、やはりホセのソウルフルなヴォーカルが主役ですね。捨曲なしのアルバムですが④は大がつく名曲でしょう。今作で一番好きな1曲です。


購入日:10/17
購入場所:ディスクユニオン新宿中古センター
購入金額:¥1229
備考: 輸入盤 中古
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by shintan_shintan | 2010-10-24 11:53 | SSW

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1. Poor Man Walks
2. Northern Lights
3. It's You Alone
4. I Don't Believe It
5. Good Old Song
6. Nickels And Dimes
7. No More Crazy Tears
8. Give A Little Bit
9. Laughing Into Love
10. In My Life (I Have Been Lucky)


それにしても韓国BIG PINKのリイシューは充実してますよね~ CD化が熱望されている隠れた名盤が毎月続々と・・・ 今月リリースされたBoondoggle & BalderdashやGary St. Clairも嬉しかったですが、来月リリースされるMordicai Jonesもずっと聴きたかったアルバムだっただけに楽しみです。

で、本日はそんなBIG PINKから今年の3月にリリースされたロン・デイヴィスの3rdをご紹介。

彼がA&Mからリリースした2枚のアルバム、ブルージーで泥臭い70年の1st「サイレント・ソング」、メロウさが増した73年の2nd「UFO」ともに良いアルバムでしたが、この3rdも素晴らしい出来ですね~

スワンプと言うよりは、哀感あるメロディーの穏やかなフォーキー系ナンバーが印象的なルーツ系SSWのアルバムといった趣きで、カントリーバラード調の①や6/8のリズムに穏やかなヴォーカルがのる③、ピアノ弾き語りで始まる⑦などどれもいい感じですね~ ストリングスを配したメロウな⑨は1stの彼からはちょっと想像がつかないほどの変貌ぶりでちょっと驚きましたが・・・

とはいえ以前の彼らしいスワンピーなナンバーも健在でして、スライドギターをフィーチャーした軽快な②や、ホーン隊が大活躍のデラボニ風のソウルフルな④などはスワンプ好きにも大満足。⑨もまたルーツ色豊かなロックンロールだし、本編ラスト⑩もソウル/ゴスペルフィーリングをほのかに感じる軽快なナンバーでこれもいい感じのナンバーです。

このアルバム、個人的には1stや2ndよりも好きですね~ 以前よりもソングライティングの幅は格段に広がったと思いますし、好き嫌いの別れる彼の塩辛い歌声もだいぶマイルドになっていて聴きやすいしね。とにかく捨曲なしの素晴らしいアルバムで大オススメな1枚です。


購入日:8/27
購入場所:ディスクユニオン新宿中古センター
購入金額:¥1,344
備考: 輸入盤 中古
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by shintan_shintan | 2010-10-01 20:00 | SSW

夏休みも今日で終了、う~ん、5日間じゃちょっと物足りないですね。同僚には11連休なんて猛者もおりますが、最近は仕事が立て込んでるんでしょうがないかな・・・
結局、このお休みもCDを買ったり売ったりで終わってしまいそうですが、なかなかの収穫があったし、ゆったりと音楽を聴けたりでけっこうリフレッシュになったかもしれません。

来るデラボニBOXに備えてCD購入量をぐっと減らした8月ですが、それでも色々と購入ネタはありまして、とはいえ、どれもリアクションのなさそうなマイナー系のもばっかりですのでそれは追々記事にするとして、今日はこの休みでゲットしたメジャー級な1枚をご紹介。



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1. Travelin' Prayer
2. Piano Man
3. Ain't No Crime
4. You're My Home
5. The Ballad Of Billy The Kid
6. Worse Comes To Worst
7. Stop In Nevada
8. If I Only Had The Words (To Tell You)
9. Somewhere Along The Line
10. Captain Jack


ご存知、ビリー・ジョエルの初期人気作「ピアノ・マン」

「ハッスルズ」「アッティラ」といったバンドでデビューするものの失敗に終わり、心機一転ソロとしてリリースした1stもセールス的に大惨敗となり、バーのピアノ弾きに甘んじてた彼がCBSとの契約を得てリリースした2枚目のアルバムが本作。

50万枚のセールスを記録し、彼のその後の輝かしいキャリアの第一歩となった作品で、タイトル曲は彼の代表曲にもなってる人気のアルバムですが、このアルバムを聴くのは25年以上ぶり。
僕の初ビリーは82年の「ナイロン・カーテン」。その後「ニューヨーク52番街」「ストレンジャー」と旧作をさかのぼっていって、この「ピアノ・マン」も耳にしておりましたが、正直なところ中学生だった僕には良さが分からず、もっぱら「52番街」とか「イノセント・マン」ばかりを聴いてたかな・・・

というわけで代表曲「ピアノ・マン」以外まったく記憶がなかった今作、じっくりと聴いてみましたがすでにビリーらしさが充分に味わえる良いアルバムですね。

エリック・ワイズバーグのバンジョーやフィドルが大活躍なブルーグラステイストの①こそ少々意外な感じがしましたが、ワルツのリズムにのって歌い上げられる前述した名曲②、ペダルスティールが控えめながらアクセントとなっている④、有名な無法者を歌ったドラマティックな⑤、ビリーのストーリーテラーぶりが伺える⑦、文句なしに美しいバラードナンバー⑧、そしてこれまた彼の代表曲である7分超の重厚な⑩などなど、聴きどころ多しです。

詳細なクレジット記載はないんですが、ラリー・カールトンやウィルトン・フィルダー、ディーン・パークスらによる的確なバックアップも聴きどころだし、アルバム全体に流れるフォーキーさや、所々でのカントリーテイストも気持ちいいですよ~


購入日:8/14
購入場所:ブックオフ田無駅北口店
購入金額:¥500
備考: 国内盤 中古
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by shintan_shintan | 2010-08-16 12:43 | SSW

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1. It's Gonna Be A Long Night
2. The Driver
3. Half Moon
4. The Lady Is A Liar
5. Late Night Confession
6. When The Night Ends
7. You Can't Get Away With That
8. Goodbye Never Felt This Good
9. Come To Me Night
10. Say Goodnight
11. Say Goodnight (Reprise)


ニューヨーク出身のSSW、ゲイリー・ポートノイの唯一作「月影のロング・ナイト」は以前から気になっていながらも、一風変わった趣きのジャケや2,000円台半ばというプレ値がネックとなってなかなか手が伸びなかった1枚。

先日、中古相場より幾分か安くなっているものを見かけようやく入手となったんですが、これが素晴らしいんですよ~

エルトン・ジョンを思い浮かべてしまう②④⑧といったポップナンバーもいい感じなんですが、やはりアルバムの大勢を占めるバラード系ナンバーが素晴らしいです。①③⑤⑥⑩とどれも切なく美しいメロディーでピアノSSWのアルバムとしてはかなりのモノじゃないかな。

中田利樹さんがライナーを書いてることもあってか「AOR」なアルバムと思ってる方も多いようですが、前述したようにSSW的なニュアンスのほうが強いです。ただ、曲タイトルでも半分が「夜」絡みになってることからも分かるように、落ち着いた都会的な雰囲気がそこかしこに・・・ AOR好きでも違和感なくいけると思いますよ。



購入日:7/13
購入場所:ディスクユニオン中野店
購入金額:¥1,890
備考: 国内盤 中古
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by shintan_shintan | 2010-08-08 15:32 | SSW

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1. Good For You
2. Tomorrow It Might Rain
3. Keep My Secrets
4. I Should Have Know Better
5. Round And Round
6. Fog In The Future
7. I Can't Imagine
8. Easy Come Easy Go
9. The Last Hour
10. Take My Place
11. Death In A Distant Country


あいも変わらず時間を見つけては中古CDを漁るこの頃ですが、最近はアーティストというより再発レーベルで買うこともしばしば。Wounded Bird、Collector's Choice Music、Rev-Ola、Fallout、SUNBEAMといった再発レーベルのCDを見かければとりあえずチェック。なかでも前記した最初の2レーベルは米ルーツロック系のタイトルが多いし、中古だと3桁プライスになってるものも多くて重宝しております。

で、最近勢いがあるのは、やはり韓国のBIG PINKでしょう。かなりマニアックなものも多いですが、CD化が熱望されてるSSWものを多くリイシューしていて感謝している方も多いんじゃないでしょうか。

で、本日はそんなBIG PINKより今年2月にリリースされた英米混合デュオ、テネント&モリソンのデビュー作をご紹介。CD化に関しては2005年に怪しげなレーベル、ヒューゴ・モンテスからされておりましたが、僕がこのアルバムの存在を知ったのはBIG PINKでのリイシューを受けて。
ネットでの評判も上々だし、VIVIDからリリースされた国内盤仕様の中古をお手頃価格で見かけたこともあり思い切って入手してみたんですが、これがほんと素晴らしいアルバムでした!

スワンピーなダミ声の米国人ジョン・デネントと、繊細でナイーブな歌声の英国人デヴィッド・モリソンによるこのデュオ。ザ・バンドを彷彿とするアーシーさとイギリスならではの憂いあるメロウさ見事に溶け合わさった名盤で、アンドウェラやアーニー・グラハムとかお好きな方なら間違いなくツボでしょう!

テネントとモリソンの共作によるアルバム冒頭曲にしてキラーチューン「Good For You」で一発KO!アコギのシンプルな演奏から始まり、味わい深いベースを伴いサビで大きな感動へと到るメロウな大名曲ですが、それ以外にも味わい深い楽曲揃いで、CD化されるまで幻の名盤として評価が高かったのも納得。

テネント作の5曲はアーシーでアメリカンな感じの楽曲が多く、ザ・バンド色の強い④やスワンピーなロックンロール⑦といったものもありますが、②や⑩のような美メロのフォーキーバラードは彼の男臭い歌声がほんと胸に染み入ってきます。
一方モリソンの楽曲はメロディアスで胸キュン系なナンバーが多いかな。前述した①「Good For You」も共作ではありますがモリソン主導っぽいし、⑥も「Good~」に負けず劣らずのバラードナンバーで、彼もソングライティング能力は相当に高いですね。また、英トラッドぽい⑤あたりでは英国人ならではのものも感じます。

と、2人の個性は各々感じるものの、今作を名盤たらしめてるのは2人の個性が見事に融合したからなのは間違いないでしょうし、1+1が2以上になった好例ではないでしょうか。
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by shintan_shintan | 2010-07-14 20:42 | SSW
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1. Emotion
2. He Did Me Wrong, But He Did It Right
3. Sending My Good Thoughts To You
4. Get Along Handsome
5. This Isn't an Ordinary Love Song
6. Without Love
7. And I Never Did
8. Changing Minds
9. Give Him Time
10. Ollabelle And Slim
11. Cleveland Snow
12. Comfortable
13. Wait Like A Lady
14. For Everybody's Sake
15. I'm Letting Go
16. Innate
17. One Afternoon
18. Rider
19. The Way I Am
20. What If


ちょっと前にディスクユニオン店頭で見かけてそのお美しい姿が気になり、ネットで検索したところ評判もすこぶる高いようなのでハズレはないだろうと入手したのが、テキサス出身のSSWパティ・ダールストロームのベスト盤。

70年代に4枚のオリジナルアルバムを残した彼女ですが、このベストが彼女の音源の初CD化。
72年の1stから④⑤⑦⑩⑫⑬⑮⑱⑳の9曲、73年の2ndからは①⑨⑪⑭⑯⑲の6曲と収録の2/3が最初の2枚からセレクトされており、残りの5曲が74年の3rd、76年の4thから。

ソウルフルでメランコリックなソングライティングと、ちょいハスキーなアルトヴォイスが魅力な彼女ですが、一般的には20th Century移籍後にリリースされた2nd以降の評判が高いようで、確かにプレAOR的な佇まいで洗練さの増したサウンドは魅力的ではありますが、個人的には1st収録曲がツボ。

ほどよくアーシーでソウルからの影響が強いところは、キャロル・キングに近いところもあるかな。
1st収録曲では南部ソウル色っぽい⑬、アーシーな⑩⑳、ゴスペルからの影響も感じる壮大な⑱などがお気に入り。まんまザ・バンド+キャロル・キングって感じの④は苦笑してしまいましたが・・・
1stからは10曲中9曲とほぼほぼ収録してありますが、2ndとともに単独作としてリイシューして欲しいですね。
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by shintan_shintan | 2010-05-30 00:00 | SSW

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1. American Pie
2. Till Tomorrow
3. Vincent
4. Crossroads
5. Winterwood
6. Empty Chairs
7. Everybody Loves Me, Baby
8. Sister Fatima
9. Grave
10. Babylon


こちらは久しぶりの更新になりますね~

今回記事にするのは、アメリカのSSWドン・マクリーンが71年にリリースしたセカンドアルバム。
ドン・マクリーンといえば、マドンナのカバーでも知られる71年の全米No.1ヒット「アメリカン・パイ」が有名、というかその1曲のみのワンヒットワンダーと思っている方も多いんじゃないでしょうか・・・

まぁ、僕もそのくちでしたから、このアルバムも店頭で中古を良く見かけるものの「アメリカン~」の印象が強すぎて、あまり興味がわかなかったのが正直なところ。
ちょっと前のレココレ誌のSSWアルバム選に選ばれていて意外に思いながらも、機会があればと思っていたんですが、GW期間中にブックオフ半額セールにて125円で見かけ聴いてみることに・・・

最初に断言しますが、これは相当に素晴らしいSSWアルバムですよ!

バディ・ホリー、リッチー・ヴァレンスらを巻き込んだ飛行機事故を題材に「音楽が死んだ日」と歌った①「アメリカン・パイ」と、ロックンロール調の⑦こそアップテンポなポップチューンですが、それ以外の8曲はどれもギターやピアノ弾き語りを中心にした穏やかで滋味溢れるものばかり。

特に有名な画家ヴィンセント・ファン・ゴッホに捧げられた③は珠玉の名曲でしょう!
ピアノ弾き語りの④も美しいし、⑤⑥もアコギの煌びやかな響きが染み入る佳曲。UKトラッド的な⑨⑩も良いアクセントになっているし、味わい深いアルバムですよ~
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by shintan_shintan | 2010-05-12 00:00 | SSW

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DISC 1
1. Rainbow Ride
2. I'm Leaving Home
3. Candle Waxing
4. Baby James
5. The Love Flow
6. New York Good Sugar / Love Lyric #7
7. For You, Child
8. Jennipher
9. Take Away This Pain
10. Velvet Smile
11. I'll Give My Heart To You (Bonus)
12. I''ll Never Be Alone Again (Bonus)

DISC 2
1. New Horizons
2. Acapulco
3. Baby, Come Out Tonight
4. That's A Love That's Real
5. No Need To Wait
6. I'll Be Lovin' You Forever
7. Magnolia
8. Madman
9. Captain Cody Memorial
10. Keep Peace In The Family
11. You'd Convince The Devil
12. Who's Been Coolin' You?
13. Don't Go Talkin' To Strangers
14. Every Little Thing You Do
15. I Wanna Know Why
16. Shine One


今日記事にするのは、発売のインフォメーションを知ってからずっと楽しみにしていた1枚でして、
キャシー・マッコードが70年、17歳の時にリリースされた唯一作の再リイシュー。

以前VIVIDからリリースされていた「虹の架け橋」に、68年にシングルとしてのみリリースされた2曲を追加しリマスタリングされたのがディスク1。そして1stリリース後、72年から79年までの間にウッドストックで録音されていた未発表曲集がディスク2。
1st「虹の架け橋」は以前のブログの過去記事を参照していただくとして、なんといってもディスク2が凄いんですよ!

各曲の録音日時や参加メンバーのクレジットがないんで詳細はわかりませんが、ブックレットの英文によるとリヴォン・ヘルムやリック・ダンコ、ガース・ハドソン、リチャード・マニュエルといったザ・バンドの面々や、ポール・バターフィールド、ハーヴェイ・ブルックス、カル・デイヴィッド、デヴィッド・サンボーンなどウッドストック縁の面々が参加してるっぽいんですよね!

1stにおいてもジョン・ホールやハーヴェイ・ブルックス、ウェルズ・ケリーなどウッドストック勢がサポートをしているもののそれほどアーシーな感じは強くなく、少々アシッドで少々オールドタイミーなフォーキーサウンドでしたが、この未発表曲集に関しては音楽スタイルが如実に変化しておりますし、彼女の歌声も、少女だった1stの頃のクールな感じではなく、深みと迫力のある熱い歌声で別人のよう!

録音時期と関係あるのか分かりませんが、サウンドの傾向は4つあって、①②⑤などカリプソなどの要素も感じる少々トロピカルなものが1つめで、2つめはウッドストック録音らしさを感じるアーシーでルーツ寄りなもの。これは③④や、たぶん同時期の録音だろう⑦~⑨あたりですね。

3つめは⑥、⑩~⑬、⑯のようなソウルテイストの高いもので、ソウル色の強いSSWモノって範疇を超えた本格的なソウルサウンドで、彼女のヴォーカルも黒人と間違えてしまうほど。
で、最後は⑭⑮のようなブルースナンバーで、これまたジャニス張りの歌声を聴かせてくれてます。

発売を前提としてレコーディングされたものなのか、単なるセッションなのか、デモなのかは分かりませんが、これは相当にレベルが高い未発表曲集ですよ!当時ちゃんとした形でリリースされていれば間違いなく評価されてただろうと思えるクオリティーなんで、興味のある方はぜひ!
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by shintan_shintan | 2010-04-12 00:00 | SSW

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1. Brown Eyes
2. Never Said Goodbye
3. Heaven
4. Highway
5. Love Never Dies
6. I Thought I Knew The Answers
7. It's Hard To Be Easy
8. Joe And Luther
9. You Found Me
10. Goodnight

(Bonus)
11. Cowboy In Brooklyn
12. Don’t Be A Star
13. Heaven Only Knows
14. Not Exactly Love
15. Praying For Rain


今日から数回は「ジャケ買い」で最近入手した女性ヴォーカルものです。
「ジャケ買い」と言っても、懐具合が年中寂しい僕には純粋な大人買いは勇気のあることで、実際には店頭でジャケに惹かれ、その後ネットや携帯で多少リサーチをして購入ってパターンがほとんどかな・・・

で、先日初CD化となった、謎多き米SSWスーザン・ピルスベリーが73年にリリースした唯一作もそんな1枚。コテージに佇むセピアの写真が使われたジャケがいい雰囲気ですよね~

アナログオ冒頭の①ではリズム隊の入ったやや泥臭いジャズブルースなナンバーですが、それ以外は曲によってドラムやウッドベース、ピアノ、ストリングスなどがサポートしているものの、基本的には彼女のアコギ弾き語りが中心。

ニューヨーク出身のスーザン・ピルスベリーではありますが、米ルーツに根ざしたフォークが基本ながらも、どこか英国的なウェットなところも感じられるかな。
彼女のヴォーカルも時にはエキセントリック、時には怨念めいた迫力があったりで、楽曲によって結構表情が変わりますね~ ぱっと聴きは内省的で暗い感じは否めませんが、彼女が紡ぎ出すメロディーはどれも美しいものばかり。聴くほどにハマっていくスルメ系な1枚ではないでしょうか。
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by shintan_shintan | 2010-03-26 00:30 | SSW

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1. Streetcar
2. Nobody Eats At Linebaugh's Anymore
3. Howard Hughes' Blues
4. All Fall Down
5. On The Road
6. Morning Bugle
7. Old Joe Clark
8. My Rag
9. Late Last Night When My Willie Came Home
10. Got No Place To Go
11. Bye-Bye


ジョン・ハートフォードの71年作「AERO-PLAIN」は以前に記事にしましたが、彼がワーナーに残したもう1枚のアルバムもずっと探しておりまして、最近ようやく入手することができました。こちらも「AERO~」同様にブックオフで500円でした!

というわけで、ジョン・サイモンのプロデュースにてウッドストックで録音された72年リリースの「MORNING BUGLE」ですが、これもまた素晴らしいSSWアルバムですね~
カントリー/ブルーグラスを基調としながらも、柔軟な発想を詰め込んだサウンドは「AERO~」と同じですが、多少とっ散らかり気味だった前作に比べると、こちらのほうがトータル感があるかな・・・

「AERO~」ではギター、ドブロ、フィドル、ベースでナッシュビルの実力派ミュージシャンを起用し、5人編成で録音されておりましたが、今作でのサポートはギターのノーマン・ブレイクと、ベースのデイヴ・ホランドのみ。
楽器構成はシンプルになっているものの、アンサンブルとしての弱さはまったく感じませんし、逆に前作以上に重厚になっている気さえします。
これはデイヴ・ホランドによるところが大きいのかな・・・ 彼のベースがに厚みや安定感、そしてグルーブ感ををもたらしていて、ジャズ畑とは思えない素晴らしいプレイが全編で聴けます。

もちろんハートフォードのマルチプレーヤーぶりや、アイデアは相変わらずクリエティビティーだし、ジョン・サイモンによるプロデュースワークによる貢献も想像に難くないです。



JOHN HARTFORD (Vocals, Guitar, Banjo, Violin)
NORMAN BLAKE (Guitar, Mandolin)
DAVE HOLLAND (Bass)

Produce By JOHN SIMON
Recorded At BEARSVILLE STUDIO
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by shintan_shintan | 2010-03-18 00:30 | SSW