カテゴリ:BLUES/BLUES ROCK( 12 )


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1. Helping Hand
2. Maverick Woman Blues
3. Outta Hand
4. Same Old Blues
5. Going Home
6. She Looks Like An Angel
7. Gone Too Long (Featuring Johnny Wood)
8. Dance Chaney Dance
9. Mona
10. People Keep Talking
11. I Can Think The Same Of You
12. Night At The Possum


メンフィスのハード系ブルースロックバンド「モロク」の(たぶん)唯一作を今日はご紹介。
現在では2007年にリリースされた英Fall Out盤でも入手可能ですが、97年にP-VINEよりリリースされたこの盤で初CD化。
このアルバム、数年前に一度購入したものの、ラックの肥やし状態だったこともあってちょっと前に売却しちゃったんですよね。ところが、先日無性に聴きたくなってしまいまして、タイミングよく安価な中古を見かけたこともあって再入手した次第。

彼らの地元メンフィスでは伝説的な存在のようですが、一般的な知名度はかなり低いんじゃないでしょうか。大概の方は、全曲のコンポーズとアレンジ、アートワークまで手掛けるドン・ニックスのプロデュース作品という事がキッカケとなったんじゃないかな・・・ 僕の場合はそのパターンでして、彼のソロアルバムはどれも名作だし(一部例外はありますが)、BB&Aやフレディ・キング、アルバート・キングなどでのプロデュースワークも見事ですしね。

で、P-VINEの「スワンプ~サザン・ロック裏名盤シリーズ」としてリリースされた本作ですが、サウンドのほうは前述したようにブルースロックでして、バンドの中心人物であるリー・ベイカー(ギター&ヴォーカル)をフィーチャーしたヘヴィーな仕上がりになっております。
フリーやクリームなどの英ブルースロックバンドとの共通点も多いですが、メンフィスのバンドらしくサザン/スワンピーな肌触りを感じる曲もちらほらとあって、そのあたりが魅力でもありますね。

サウンドに大きな影響を施してるのは、やはりプロデューサーのドン・ニックスでしょうね。
ライナーによると、メンバーに「これはドン・ニックスのレコードだ」と言わしめるほど彼のプロダクションが強いようですが、南部色をエッセンスとしたジミヘン直系のヘヴィーブルースは充分に魅力的ですし、ジェフ・ベックなど多くのアーティストに取り上げられた「Going Down」のオリジネーターとしての存在感も感じます。
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by shintan_shintan | 2010-05-01 00:00 | BLUES/BLUES ROCK
ライノUKからリリースになった5CDのボックスセット。
HMV通販での2,000円という価格(1枚あたり400円!)もあって2タイトルほど予約してたんですが、先日到着しました。


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ポール・ポールバターフィールド・ブルースバンドの初期5枚セットです。





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紙ジャケ風の装丁になっておりますが、まわりにCD盤面にあわせた色の縁取りが・・・ 
また、通常の紙ジャケサイズではなくプラケのブックレットと同じサイズです。
縁取りはワーナーのサイトの情報でわかっていましたし、紙ジャケとしては何ら期待しておりませんでしたが、実際に手にしてみると想像以上にしょぼいな~





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マイク・ブルームフィールドが在籍していた最初の2枚
THE PAUL BUTTERFIELD BLUES BAND」(65年)と「EAST-WEST」(66年)です。

この2枚はプラケを持ってるんで聴き比べてみましたが、まったく同じ音質。80年代後半に初CD化されたマスターをそのまま流用してるなんて・・・ 
ライノ仕事なんでリマスター、もしくは音質補正くらいはするんだろうと思っておりましたが、期待はずれでした。





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で、この3枚は今回初めて聴きました。左上から時計回りで
THE RESURRECTION OF PIGBOY CRABSHAW (68年)
IN MY OWN DREAM (68年)
KEEP ON MOVING (69年)

音質に関しては「THE RESURRECTION~」だけが、やけに良いです。それ以外は音圧もそれほど高くないし、クリアさもないんで既存音源の使いまわしのようです。
とはいえ、内容はどれもいい感じですね。ブラスを導入しブルース一本槍ではなく幅が広がったこれらのほうが初期2枚より個人的には好きかも・・・



今回のこのボックスセットですが、たぶん他のタイトルも新規でのリマスターはなくて、現時点での最新リマスターを使ってるっぽいですね。なので、チョイス次第では最近リマスターを施されたものが安価で入手できる可能性もあるわけですから、これからご購入される方はそのあたりも鑑みるとよいのではないでしょうか。
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by shintan_shintan | 2010-03-04 00:30 | BLUES/BLUES ROCK
6月以降のリリースラッシュについては、以前こちらに書きましたが、その後も嬉しくも悩ましいリリース情報が続々と! 

デフ・レパード「PYROMANIA」、ホワイトスネイク「SLIDE IT IN」、ロッド・スチュワート「A NIGHT ON THE TOWN」「ATLANTIC CROSSING」が各々DXエディションで今月発売になりますし、7月には待望の筋肉少女帯がリマスター紙ジャケ化。

8月以降も、エア・サプライは国内盤仕様なら紙ジャケ映えしそうだし、ヨーロッパ、アクセプト、クワイエット・ライオット、ラットなどのHR勢の紙ジャケも気になるんですよね。スライやジョニー・ウィンター、サンタナ、ジャニス、JAのウッドストックでのライブも何タイトルかは欲しいしなぁ・・・

というわけで、欲しいもの全部買うのは不可能ですから、少しでも多くを入手するべく今月から節制につとめておりまして、昨日リリースになったスティーヴィー・レイ・ヴォーンも生前のオリジナルアルバム4枚はリマスタープラケを所有してるのでスルー決定。最新リマスターの「ライヴ・アライヴ」だけはかなり気になるところですが、それも我慢我慢・・・ 

のはずでしたが、昨日、店頭で見かけて思わず買っちゃいました・・・(苦笑)





というわけで、前置きが長くなってしまいましたが、今日紹介するのはスティーヴィー・レイ・ヴォーン(以下SRV)が86年にリリースした2枚組ライブ盤「ライヴ・アライヴ」

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これ、僕が高校生の時リアルタイムでに初めて聴いたSRVのアルバムで、もちろん思い入れもあるんですが、CD化に際してオミットされたディスク2の⑥が復活し、さらに2曲のボートラを追加。09年最新リマスターが施されたとなれば買わざるを得ないですよね!

で、内容に関しても、サードアルバム「ソウル・トゥ・ソウル」リリース後のライブ音源なんで、そこからの収録曲が多いんですが、それ以外にも彼の代表曲も多く収録されてますから、SRV入門編としても良いんじゃないでしょうか。

ライナーによると、この頃のSRVはドラッグ問題がかなり深刻化していたようで、このライブ盤もスタジオ盤を制作できる状況じゃなかったため、代替としてのリリースだったよう。
ただ、収録したライブ音源も、出来としてはイマイチだったようで、後からスタジオでかなりの修正(差し替えやオーバーダブ)を加えてるようですね。

言われてみれば「ミストーンもおかまいなしの本番一発録り!」といった荒々しい臨場感はあまり感じられないし、どことなくこじんまりとしてるような気がしないでもないですが、それでもSRVのプレイはそれでも凄いし素晴らしいです。聴いていて後編集を感じるような感じもないし、いいライブ盤ではないでしょうか。


(DISC 1)
1. Say What!
2. Ain't Gone 'N' Give up On Love
3. Pride and Joy
4. Mary Had A Little Lamb
5. Superstition
6. I'm Leaving You (Commit A Crime)
7. Cold Shot
8. Willie The Wimp
9. Little Wing~Third Stone From The Sun (Bonus)

(DISC 2)
1. Look At Little Sister
2. Texas Flood
3. Voodoo Child (Slight Return)
4. Love Struck Baby
5. Change It
6. Life Without You
7. The Sky Is Crying (Bonus)
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by shintan_shintan | 2009-06-03 21:56 | BLUES/BLUES ROCK

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6日ぶりの更新です。

最近は別館の記事アップばっかりで、こちらは今後も土日くらいしか更新できないかもしれませんが、本館別館とも宜しくお願いいたします。

で、本日の記事は、近所のカメレオンクラブの決算セールにて格安でゲットした1枚。
日本橋で生まれながら、70年代半ばに渡米し、アメリカでデビューを果たしたブルースマン、大木トオルが79年にリリースしたファーストアルバム「マンハッタン・ミッドナイト」です。

大木トオルの名前は知っていたものの、取り立てて興味があったわけではないんですが、200円という安さと、コーネル・デュプリーと、ポール・バターフィールド・ブルース・バンドのキーボードプレイヤー、マーク・ナフタリンが参加してるってことで聴いてみることに。

東洋人がブルース? 見たいな感じで、色々と差別を受けたようですし難儀なことが多々あったようですが、アルバムを聴いてみれば、彼がその実力でデビューを勝ち取ったことは明白。白だ黒だ黄色だとかが関係なく感じられる、素晴らしい歌声ですね。

4人のホーン隊を含む、総勢9名からなるこのバンドですが、ブラスをフューチャーしたファンキーでソウルフルなブルースナンバー一本槍。ちょっと単調な気がしないでもないですが、バラードやスローナンバーなどで変化をつけることのないところが、彼らの気概やブルースへの愛を感じられますね~


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ジャケの写真をアップにしてみました。いい感じの雰囲気ですよね~


1. I Got My Mojo Wolking
2. New York Mama
3. Big City Woman Blues
4. Ten Dollar Angel
5. Everynight Woman
6. Yellow Daddy
7. You Don’t Have To Go
8. Shake My Blues Away
9. I Wanna Love You
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by shintan_shintan | 2009-04-04 13:14 | BLUES/BLUES ROCK
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みなさんもお好きなギタリストっていますよね?
ジミヘンやペイジ、クラプトン、ベックはもちろん、テリー・キャスやデュアン・オールマン、ダニー・クーチ、ピート・カーなど好きなギタリストは多いんですが、トリッキーなソロや派手なプレイをするわけではないものの、昔から好きだったのがジェシ・エド・デイヴィス。

僕が過去に記事にしたアルバムでも多くに参加してるギタリストでもありますが、彼がキャリアを始めることになった黒人ブルースマン、タジ・マハールのアルバムは、カリブ風味な77作「MUSIC FUH YA’」しか聴いたことがなくて、ジェシ・エドが参加した60年代のアルバムを数枚聴いてみることにしました。

で、本日紹介するのはタジ・マハールが69年にリリースした3枚目のアルバム「ジャイアント・ステップ/デ・オール・フォークス・アット・ホーム」。
2枚組みでリリースされたこのアルバム。「GIANT STEP」とタイトルがつけられたアナログの1枚目は、タジのドブロ&アコギと、ジェシ・エドのギター、ゲイリー・ギルモアのベース、チャック・ブラックウェルのドラムによるバンドサウンドで、極上のスワンプサウンドが味わえます。

一方、「DE OLE FOLKS AT HOME」の名がついたアナログの2枚目は、全編がタジのアコギ弾き語り。ブルースから、ラグタイム、ジャズ、トラディショナルまでをスライドを交えたアコギやドブロの伴奏で聴かせてくれ、30年代の戦前ブルースと間違ってしまうかのようなオールドタイミーな感じがいいですね~

クラシック・ブルースも好きな自分としては「DE OLE FOLKS~」も楽しめましたが、アナログA,B面にあたる「GIANT STEP」の素晴らしさにやられちゃいましたね。ジェシのギターも大活躍だし、スワンピーブルースの名盤です。


「GIANT STEP」
1. Ain't Gwine To Whistle Dixie Anymo'
2. Take A Giant Step
3. Give Your Woman What She Wants
4. Good Morning Little School Girl
5. You're Gonna Need Somebody on Your Bond
6. Six Days On The Road
7. Farther On Down The Road (You Will Accompany Me)
8. Keep Your Hands off Her
9. Bacon Fat

「DE OLE FOLKS AT HOME」
10. Linin' Track
11. Country Blues No.1
12. Wild Ox Moan
13. Light Rain Blues
14. Little Soulful Tune
15. Candy Man
16. Cluck Old Hen
17. Coloured Aristocracy
18. Blind Boy Rag
19. Stagger Lee
20. Cajun Tune
21. Fishing Blues
22. Annie's Lover


購入日:4/28
購入場所:HMV通販
購入金額:¥1,370
備考:輸入盤 新品
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by shintan_shintan | 2008-05-18 17:25 | BLUES/BLUES ROCK
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本日2本目の記事は、ブルース界3大キングのひとりであるアルバート・キングが、ドン・ニックスのプロデュースのもとスタックスから71年にリリースしたアルバム「LOVEJOY」。
ドン・ニックスがプロダクションに関わったものにハズレなし、と言われてるかどうか知りませんが、フレディ・キングのアルバム同様、スワンピーな香りのブルースアルバムとなってます。

下に参加ミュージシャンのクレジットを書いておきましたが、大きく分けてセッションは2回。
70年12月のニューヨーク録音では、ジェシ・ディヴィスをリズムギターに、ダック・ダンとジム・ケルトナーをリズム隊で固め、アグレッシブでソリッドな感じのサウンドになってます。アルバム冒頭を飾る、ご存知ストーンズの名曲も、見事なスワンピーブルースに変身してます。

71年1月のマッスル・ショールズ録音では、もちろん、バリー・ベケットやデヴィッド・フッド、ロジャー・ホーキンス、ウェイン・パーキンスといったマッスルショールズ・リズムセクションの面々が参加。エッジの効いた感じのNY録音とは違って、ソウルテイストのふくよかなあの音になってます。アルバート・キングとの相性も意外と良いいですね~

アルバート・キングのスタックス録音と言うと、何といってもブッカーT.& MG’sがバックを担った「Born Under A Bad Sign」が有名ですが、このアルバムも相当良いですよ~ 超オススメです。

<MUSICIANS>
On ①②⑤⑦
ALBERT KING (Vocal, Guitar)
JESSE EDWIN DAVIS (Rhythm Guitar)
JOHN GALLIE (Keyboards)
DONALD “DUCK” DUNN (Bass)
JIM KELTNER (Drums)
SANDY KONIKOFF (Purcussion)

On ③④⑥⑧⑨
ALBERT KING (Vocal, Guitar)
TIPPY ARMSTRONG (Rhythm Guitar)
WAYNE PERKINS (Rhythm Guitar)
BARRY BECKETT (Keyboards)
DAVID HOOD (Bass)
ROGER HAWKINS (Drums)

JEANNE GREENE and MT. ZION SINGERS (Background Vocals)

Prodeced And Arranged By DON NIX


1. Honky Tonk Women
2. Bay Area Blues
3. Corrina, Corrina
4. She Caught The Katy (And Left Me A Mule To Ride)
5. For The Love Of A Woman
6. Lovejoy, Ill.
7. Everybody Wants To Go To Heaven
8. Going Back To Iuka
9. Like A Road Leading Home


購入日:4/28
購入場所:HMV通販
購入金額:¥1,370
備考:輸入盤 新品
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by shintan_shintan | 2008-05-17 18:51 | BLUES/BLUES ROCK
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20代前半の一時、ブルースばっかり聴いてる時期がありました。
もともとブルースロック系が大好きだったということもありますが、最初に聴いたマディ・ウォータースのジョニー・ウィンターとの共演盤があまりにも素晴らしく、その後はBBキング、アルバート・キング、エルモア・ジェームス、ジョン・リー・フッカー、ハウリン・ウルフといった大御所から、ロニー・ジョンソン、ブッカ・ホワイト、ブラインド・レモン・ジェファーソンといった戦前ブルースまでとにかく何でも聴いてましたね。特にロバート・ジョンソンとサン・ハウスとライトニン・ホプキンスはほんと大好きだったなぁ。

前置きが長くなりましたが、本日紹介するのは、クラプトンも演っていた「Hide Away」「Have You Ever Loved A Woman」「Key To The Highway」のオリジネーターで、BBキング、アルバート・キングとともに「3大キング」と括られることの多いフレディ・キングが72年にリリースした「テキサス・キャノンボール」。レオン・ラッセルのシェルターレーベルに移籍後の2枚目のアルバムですね。
シェルターに残した3枚のアルバムをまとめたベスト盤は以前から所有してたんですが、ちゃんと聴いてなかったんですよね。ひさしぶりに聴きなおしてみたら素晴らしい曲ばっかりで、早速オリジナルも入手しちゃいました。

ブルースファンにはいささか評判が良くないシェルター時代のフレディ・キングですがスワンプロック好きにはたまらないですよ。
レオン・ラッセルとデニー・コーデルのプロデュースで制作されたこのアルバム。レオンラッセル(ピアノ)、ドン・プレストン(ギター)が全曲でサポートをし、①~④ではカール・レイドル(ベース)とチャック・ブラックウェル(ドラム)、ジム・ゴードン(ドラム)がリズム隊を、⑤~⑩ではダック・ダン(ベース)とアル・ジャクソン(ドラム)といったMG’sのリズム隊が土台をうけもつという豪華ぶりですからね。

スローブルースの②③、エルモア・ジェームスの⑩こそオーソドックスな雰囲気ですが、ファンキーに仕上げた③④⑤やジョン・フォガティ作の①、アイザック・ヘイズの⑥、ビル・ウィザースの⑨などもあってバラエティ豊か。ブルースアルバムとしては異色かもしれませんが、スワンピーで泥臭いバックのサウンドが気持ちいい作品になってますよ~





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こちらは、ドン・ニックスとレオン・ラッセルがプロデュースしたシェルターでの1枚目「GETTING READY…」。
ラッセル、プレストン、ダックダン、ブラックウェルに、クラウディア・レニアーとキャシー・マクドナルドといった女性コーラスを加えたサポートも良いですし、なんといっても名曲「Going Down」が収録されてますからね。こちらも大オススメです。



「TEXAS CANNONBALL」
1. Lowdown In Lodi
2. Reconsider Baby
3. Big Legged Woman
4. Me And My Guitar
5. I'd Rather Be Blind
6. Can't Trust Your Neighbor
7. You Were Wrong
8. How Many More Years
9. Ain't No Sunshine
10. The Sky Is Crying


購入日:4/28
購入場所:HMV通販
購入金額:¥1,370
備考:輸入盤 新品
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by shintan_shintan | 2008-05-17 10:16 | BLUES/BLUES ROCK
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ライ・クーダー、カルロス・サンタナ、ロバート・クレイ、キース・リチャーズ、ヴァン・モリソン、ジョニー・ウィンターなど、錚々たるメンバーを迎えて制作された91年の「Mr.LUCKY」に続いて、55~62年に Vee-Jay レコードに録音した楽曲を中心にセルフカバーした92年のアルバム。リアルタイムで聴いていたアルバムですが、いつのまにか手放してまして今回再入手となりました。

ゲストのカラーが前面に出てて、企画色の強かった「Mr.LUCKY」ですが、このアルバムではジミー・ヴォーン、アルバート・コリンズ、ロバート・クレイ、ジョン・ハモンドなどのゲスト陣も、地味目な面子からか(失礼)あくまでジョン・リーのバックアップに徹する好サポートぶりです。

マディやBB、ジョン・リーなどブルースの巨人たちの全盛期のアルバムって60年代初頭以前のものが多いんですが、録音状態が悪かったり、プリミティブ過ぎて意外と聴きづらいなのものが多いような気がするんですよね。
こういったセルフカバーのアルバムって、名曲を現代的な音で聴けるんで結構好きですね。


1. Boom Boom
2. I'm Bad Like Jesse James
3. Same Old Blues Again
4. Sugar Mama
5. Trick Bag
6. Boogie At Russian Hill
7. Hittin' The Bottle Again
8. Bottle Up And Go
9. Thought I Heard
10. I Ain't Gonna Suffer No More


購入日:3/17
購入場所:ブックオフ東村山
購入金額:¥250
備考:輸入盤 中古
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by shintan_shintan | 2007-04-04 21:57 | BLUES/BLUES ROCK
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昨日紹介したトラピーズと同じく、ストレンジ・デイズ監修のロック・レジェンド・シリーズとして紙ジャケリリースされたのが、ブラック・キャット・ボーンズの「有刺鉄線サンドウィッチ」。フリーのポール・コゾフとサイモン・カークが一時在籍していたり、ギターのロッド・プライスが後にフォガットを結成したりで、名前だけは聴いたことがありましたが、彼らの音楽性はもちろん、70年にリリースされた唯一となるこのアルバムについても何も知りませんでした。

先日、この紙ジャケの記事がlonehawkさんのブログで紹介されていて、ジャケのインパクトもありいずれ聴いてみたいなと思っていたんですが、昨日のトラピーズ同様、タワーレコードで試聴してかなり気に入っちゃいました。とはいってもその場では購入せずに翌日ユニオンで特典帯付きを買ったんですけどね。

音楽的にはヘヴィーなブルースロックで、60年代後半から70年代初頭にかけてのブルースベースのイギリスのバンドらしい音ですね。フリーを髣髴するアレンジがほどこされたメンフィス・ミニーの①や、同じくフリー風な⑥、2本のギターが弾きまくる⑨など最高にカッコイイです。②④⑤⑧などは比較的オーソドックスなアレンジのブルース/ロックンロールです。プログレッシブな展開を見せるニーナ・シモンの③やアコースティックなアレンジの⑦などもあって、かなり楽しめるアルバムですが、どの曲もなんとなくアングラ的な臭いや雰囲気がするのは、強烈なジャケットからくる先入観でしょうか? 

ドタバタした演奏や、時代を感じさせるミックス、ちょっと強引な曲展開やギターなどB級感、マイナー感たっぷりですが、そんなところがたまらなくかっこいいアルバムですね。


1. Chauffeur
2. Death Valley Blues
3. Feelin' Good
4. Please Tell Me Baby
5. Coming Back
6. Save My Love
7. Four Women
8. Sylvester's Blues
9. Good Lookin' Woman


購入日:12/14
購入場所:ディスクユニオン神保町
購入金額:¥2,141
備考:国内盤 新品
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by shintan_shintan | 2006-12-15 22:31 | BLUES/BLUES ROCK
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知る人ぞ知るブルースギタリスト/シンガーのジョニー・ジェンキンス。彼が70年にリリースした初のソロアルバムが今日紹介する「TON-TON MACOUTE!」です。
デュアンオールマンの死後にリリースされたセッション集「アンソロジー」にもこのアルバムから④⑥が収録されているんで、耳にはしていましたし、このアルバムもスワンプの名盤、デュアンオールマンの参加作品ということで有名で、僕もずっと探していましたが、現在廃盤のためなかなか見つからなかったんですよね。ユニオンの処分箱でみつかるとは思っても見ませんでした。しかも210円!

1939年生まれのジョニー・ジェンキンス。60年代初頭に自己のバンド「パイントッパーズ」を結成するんですが、そのバンドのお抱え運転手兼シンガーが、なんとオーティス・レディング。ジェイキンスのレコーディング中に遊びで録音した曲がプロデューサーの耳にとまり、スタックスからリリースされ大ヒット。スター街道を歩むこととなります。その後ジェンキンスもオーティスからバンドに加入するよう誘われたんですが、飛行機嫌いということもあってか、結局、地元であるジョージア州メイコンでの活動にこだわり続けました。
そんな彼のこのファーストソロも、元々は後にカプリコーンレコードを設立したフィル・ウォルデンが、デュアンオールマンのソロアルバム用のセッションとして69年にセッティングしたもの。結局デュアンは、ソロデビューではなく、このセッションで知り合ったメンバーとオールマン・ブラザース・バンドを結成することを選び、このセッションはジェンキンスのソロとして、カプリコーンの第1弾としてリリースされることとなりました。

ロックファンにはオールマン・ブラザーズ・バンド結成前にメンバーが参加していた作品として有名ですが、オールマン組は、デュアンが6曲(①④⑥⑨⑩⑪)に、ベースのベリー・オークリーが④⑥⑦に、ドラムのブッチ・トラックスが①⑨に、ジェイモーが①③⑨にパーカッションで参加してます。ちなみに④⑥⑦以外のベースは後のクルセイダーズに参加するロバート・ポップウェルがファンキーなプレイを聞かせてくれてます。

ハウリン・ウルフの「ロンドンセッション」などと同様に、ベテランブルースマンを若手白人ミュージシャンがバックアップするという図式のこのアルバムですが、このアルバムの主役は何と行ってもジョニー・ジェンキンスでしょうね。泥臭くて真っ黒な迫力のある歌を聞かせてくれます。ハウリン・ウルフのアルバム同様、ロックとブルース/ソウルがいい感じで融合した素晴らしいアルバムです。



1. I Walk On Gilded Splinters
2. Leaving Trunk
3. Blind Bats & Swamp Rats
4. Rolling Stone
5. Sick And Tired
6. Down Along The Cove
7. Bad News
8. Dimples
9. Voodoo In You
10. I Don't Want No Woman [Bonus]
11. My Love Will Never Die [Bonus]


購入日:8/25
購入場所:ディスクユニオン新宿本店
購入金額:¥210 (5枚で1050円箱よりチョイス)
備考:輸入盤 
個人的評価:★★★★☆
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評価基準
★★★★★ 素晴らしい! 生涯聴き続けます
★★★★ 大好きです 買ってよかった
★★★ 良いですよ ちょくちょく聴くかな
★★ まあ普通 あんまり聴かないかも
★ イマイチ。 売っちゃうかも・・・
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by shintan_shintan | 2006-09-01 23:02 | BLUES/BLUES ROCK