カテゴリ:JAZZ/FUSION( 19 )

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黒人ボクサー、ジャック・ジョンソンの生涯を取り上げた映画のサントラとして70年にリリースされた作品。マイルスのなかで最もロック色の強いシンプルなアルバムでしょう。収録曲は2曲ですが、ジョン・マクラフリン(G)、マイケル・ヘンダーソン(B)、ビリー・コブハム(Dr)、ハービー・ハンコック(Key)によるシャッフルナンバーの①が圧倒的にカッコイイです。26分にわたって1コードのジャムが延々と続けられている曲ですが、後半のテオ・マセロによる編集もあって飽きることなく聴けますね。

②はセッションでの各パートを編集して繋げた、ちょっと不思議な雰囲気のスローなオフビートのファンクって感じの曲で、正直なところ特筆するような内容ではありませんが、①だけでこのアルバムの価値は高いものがあります。ジャズを聴いたことがないんだけどマイルスを聴いてみたいと思ってる方はこのアルバムから入ってみるのもいいんじゃないでしょうか。

今回購入した6タイトルの中から、2006年DSDマスタリングが施された4枚を紹介してきましたが、他に購入した2枚「LIVE EVIL」と「GET UP WITH IT」は前回(旧企画の黒帯)のDSDと同じマスターでしたのでご紹介はしませんでした。ただ今回の紙ジャケは銀蒸着CDということで、同じマスターでどれだけ音が違うのか聴き比べてみましたが、僕には音の違いはわかりませんでした。銀蒸着やゴールドCDでの音質向上を謳ってるものもありますが、一般消費者がどこまで聴き分けられるのかは、正直なところ疑問ですね。


1. Right Off
2. Yesternow


購入日:11/23
購入場所:HMV通販
購入金額:¥1,890
備考:国内盤 新品 
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by shintan_shintan | 2006-11-26 18:37 | JAZZ/FUSION
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「スライやジミヘンに影響を受けたファンクアルバム」だとか「マイルス流ダンスミュージック」や「ヒップホップの元祖」などと様々な形容でで呼ばれることの多い72年発表の異色作。とにかくリズムが強烈なアルバムですね。プリミティブなアフロファンク的なリズムをベースに、タブラやシタールなどのインド楽器、ノイジーなギターがごった煮状態になり、なんともいえない不穏な雰囲気がアルバムの最初から最後までずっと続きます。決してファンキーではないですし、間違いなく踊れないですし、何と言って表現していいのか良くわからないオリジナリティーある音です。

始めてマイルスを聴かれる方はこのアルバムから聴くのはやめたほうがいいかもしれませんね。僕も最初に聴いた時はまったく馴染めず、このアルバムで聴かれるリズムや独特な雰囲気が気持ちよくなるまでには、しばらく時間がかかりましたから。

今回の紙ジャケに関しては06年の最新DSDマスタリングということで、所有のUS盤(2000年24ビットリマスター)と比べてみましたが、音圧も含めて大きな違いはありませんね。強いて言えば、今回のほうが音に立体感が出てるような気はしますが・・・ というわけで最新リマスター目当てで購入を考えてる方は参考にしてください。


1. On The Corner / New York Girl / Thinkin' Of One Thing And Doin' Another / Vote For Miles
2. Black Satin
3. One And One
4. Helen Butta / Mr.Freedom X


購入日:11/23
購入場所:HMV通販
購入金額:¥1,890
備考:国内盤 新品 
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by shintan_shintan | 2006-11-25 21:32 | JAZZ/FUSION
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75年2月1日の大阪公演の昼の公演を収録したのが、昨日紹介した「アガルタ」ですが、同日の夜の部の内容を編集してリリースされたのが「パンゲアの刻印」。アガルタ同様、ヘヴィーな長尺ジャズファンクチューンが聴けますが、パンゲアのほうがよりへヴィーでより混沌とした感がしますね。実験的な部分もあって、プログレファンにも人気の1枚です。

今回のマスタリングに関しては、アガルタ同様に音圧がさがりパンチはありませんが、音の解像度は大分あがりましたね。アガルタではちょっと不自然に感じられた部分もありましたが、このアルバムではリマスタリングによって音の輪郭がはっきりして、今まで聞き取りづらかった部分が明快になりました。特にモコモコしていたベースの音が大幅に改善され、以前のものよりリズムが強調されて聴こえますね。バッキング時のギターのカッティングなども「あっ!こんなプレイをしてたのか・・・」という新たな発見があります。リバーブ感も若干強くなりましたが、もともとアガルタに比べるとホールエコーが強調された音だったので、そんなに違和感はないです。

迫力のある音を求める方には以前のマスターのほうがオススメですが、全体の音はおとなしく小奇麗になったものの、各メンバーのプレイや出音が鮮明になった今回のDSDマスタリングはかなりいい出来だと思います。

次回もマイルス紙ジャケを紹介します。



(Disc 1)
1. Zimbabwe

(Disc 2)
1. Gondwana


購入日:11/23
購入場所:HMV通販
購入金額:¥2,835
備考:国内盤 新品 
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by shintan_shintan | 2006-11-24 21:49 | JAZZ/FUSION
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22日に発売になったマイルス紙ジャケの第3弾。昨日届くものとばかり思ってましたが1日遅れでようやく到着しました。
正直なところスタンダードなジャズは有名なタイトルくらいしか聴いたことのない僕にとっては、ジャズファン、マイルスファンには邪道と言われるかもしれませんが、マイルスは60年代後半からの電化時代が一番好きなんですよね。というわけで今回の第3弾からは6タイトルほど購入しましたので、しばらくはマイルス紙ジャケを紹介していきますね。

まず最初に紹介するのは、75年2月1日の大阪フェスティバルホールでの昼の部の演奏を編集してリリースされた「アガルタの凱歌」。ピート・コージーのヘヴィーなギターとマイケル・ヘンダーソン、アル・フォスター、ムトゥーメによるファンキーなリズム隊をバックに、マイルスの強烈なブロウが聴ける最高にカッコイイ、ジャズファンクなアルバムです。
サンタナの「ロータス」紙ジャケ化の時と同様に、オリジナル盤リリース時の日本人制作スタッフが再集結してリリースされたって事で、アガパンが今回一番楽しみにしてたタイトルでした。横尾忠則デザインによるジャケットや帯の再現性もですが、やっぱり気になるのは06年の最新DSDリマスターによる音質ですね。

で、気になる音ですが、う~ん・・・賛否両論分かれそうですね。現行の国内プラケ盤に比べて、音量/音圧はあきらかに落ちてます。以前記事にした「Bitches Brew」同様おとなしい音です。音の分離(特に低音部)は良くなってる気がしますし、以前は引っ込んでいて聞き取りづらかった音も聞こえるようになってますが、これはリマスタリング効果というよりは、リミックスしてんじゃないの?って気もします。あと気になるのはリバーブ感が増えてること。ライブ感が増してると言われればそうですけど、なんとなく違和感がありました。

今回の紙ジャケ化に関しては「最良のマスターを使用」「現在望み得る最高の音質を追求しました」がソニーの謳い文句ですが、僕的にはちょっとクエスチョンマークですね。オリジナルアナログ盤の音や、オリジナルマスターテープの音はわかりませんし、それに近づけたと言われれば納得するしかないんですけど。


(Disc 1)
1. Prelude
2. Maiysha

(Disc 2)
1. Interlude~Theme From Jack Johnson


購入日:11/23
購入場所:HMV通販
購入金額:¥2,835
備考:国内盤 新品
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by shintan_shintan | 2006-11-23 18:33 | JAZZ/FUSION
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本日発売になったマイルス紙ジャケ第2弾。
昨日から店頭に並んでたんでこれだけ購入してきました。
僕が初めて買ったマイルスのアルバムで、黒帯プラケ、去年でたデジパックと、この紙ジャケで3回目の購入となります。いわゆる電化マイルスの傑作として非常に評価の高いアルバムですが、最初に聴いた時は全然良さが解らなかったですね。正直なところかなり聴き込んだ今でもディスク1はあまり馴染めないですが・・・(笑)

今回の紙ジャケですが、ソニーさんだけあってジャケの作り等は申し分ありませんね。オリジナル盤の再現性云々はわからないんですが、素晴らしい仕事ぶりだと思います。
気になる06年DSDリマスターによる音のほうですが、一言で言えば「落ち着いた音」って感じです。現行の国内盤やUS盤と同じマスター(99年20ビットリマスター)のデジパック盤と聞き比べましたが、S/N比は大分向上しているものの今回の新規リマスターのほうが音圧や音量はちょっと落ちちゃってます。一番気になったのは高音がだいぶ抑えられていること。温かみがあるっていえばそうなんですが、ちょっと抜けが悪いかな。マクラフリンのトレブリーなギターの音なんか大分変わって聴こえますから・・・
音に関して言えば人それぞれに好みがありますから、一概に良い悪いはいえませんが、20ビットリマスターのほうがレンジが広く感じられますし、迫力もあります。ただ聴きやすいのは今回のDSDのほうかもしれません。


【DISC 1】
1. Pharaoh's Dance
2. Bitches Brew

【DISC 2】
1. Spanish Key
2. John McLaughlin
3. Miles Runs The Voodoo Down
4. Sanctuary


購入日:10/17
購入場所:HMV新宿
購入金額:ポイントカード使用で¥210 (定価¥2,835)
備考:国内盤新品 紙ジャケ
お気に入り度:★★★★
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お気に入り度
★★★★★ 素晴らしい! 生涯聴き続けます
★★★★ 良いですね 買ってよかった
★★★ まぁまぁですね
★★ う~ん あんまり聴かないかも
★ イマイチ 売っちゃおう
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by shintan_shintan | 2006-10-18 12:51 | JAZZ/FUSION
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ボズ・スキャッグスと入れ替わるようにスティーブ・ミラー・バンドに加入したピアニストのベン・シドラン。彼の名前は以前から知っており、機会があればアルバムを聴いてみたいなと以前から思っていたんですが、このあいだ適価な中古を発見でき、早速聴いてみました。

「ドクター・ジャズ」の異名をもつ彼ですが、バンド脱退後の70年代初頭にソロ・デビューを果たし、現在まで30枚近くのアルバムがリリースされてます。今回購入したのはトミー・リピューマが設立したブルー・サム・レーベルから73年にリリースされた通算4枚目のアルバム。ジャズをベースに、様々な音楽的なエッセンスを加えた音が聴けます。
ギター、ベース、ピアノ、ドラムが終始ユニゾンプレイを繰り広げるジャズロック的な①から始まり、都会的で洒落たムードのリズミカルな②③、曲の後半で各人の熱いプレイが聴けるロック的で壮大な④、ジャズ+ポップスのキャッチーな⑤⑥、ファンクからの影響も感じるワンコード、ワングルーヴな⑧などなど。

また、このアルバムのトピックは、何といっても旧友スティーブ・ミラー(④のギターで参加)や、ご存知天才ドラマーのトニー・ウィリアムス、JBのバックを支えたクライド・スタブルフィールドの参加でしょう。トニーは3曲(①③④)で、クライドは4曲(②⑤⑥⑧)でドラムを叩いてます。ちなみにクライドは⑦ではベースを弾いてます。
スティーブ・ミラーがギターを弾きまくり、そのバックでトニーが叩きまくっている⑤や、クライドが独自のグルーヴを出しまくってるジャズファンクチューンの⑧などがお気に入りです。

このアルバムがベン・シドランのキャリアの中でどういった位置づけになるのかは知りませんが、ジャズを基本としながらも、ロック、ポップス、ファンクなどへのアプローチは面白いですし、結構気に入りました。彼の70年代の他のアルバムも聴いてみようかなと思ってます。



1. Full Compass
2. Play The Piano
3. Have You Heard The News
4. Face Your Fears
5. Think Twice
6. Walking with the Blues
7. Now I Live (And Now My Life Is Done)
8. Puttin’ In Time On Planet Earth


購入日:9/23
購入場所:HAPPY所沢
購入金額:¥1,000
備考:国内盤 帯つき 中古
お気に入り度:★★★★
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お気に入り度
★★★★★ 素晴らしい! 生涯聴き続けます
★★★★ 良いですね 買ってよかった
★★★ まぁまぁですね
★★ う~ん あんまり聴かないかも
★ イマイチ 売っちゃおう
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by shintan_shintan | 2006-09-30 18:14 | JAZZ/FUSION
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現ディープ・パープルのバカテクギタリスト、スティーヴモーズ率いる、ジャズ・ロックバンド「ディキシードレッグス」78年のデビューアルバム。

モーズのギターの他、ベース、ドラム、キーボード、ヴァイオリンからなる5人組で、ヴァイオリン入りのジャズロックというと、マハビシュヌ・オーケストラを連想してしまいますが、このバンドに関してはマハビシュヌのような難解さや、プログレっぽさはなく、非常に聴きやすいです。
このバンドの特徴はなんといってもカントリーテイストも取り入れた、アメリカンな音でしょうね。各メンバーのインタープレイや高速ユニゾンなど、テクニカルな部分は充分に感じられるものの、行き過ぎることなく明るく陽気なアメリカン・ジャズ・ロックといった感じです。
ジャズ/フュージョン好きの方はもちろんですが、オールマン、シーレヴェルなんかが好きな方にもオススメです。

1. Free Fall
2. Holiday
3. Hand Jig
4. Moe Down
5. Refried Funky Chicken
6. Sleep
7. Cruise Control
8. Cosmopolitan Traveler
9. Dig The Ditch
10. Wages Of Weirdness
11. Northern Lights


購入日:7/17
購入場所:ディスクユニオン国立店
購入金額:¥630
備考:輸入盤中古 
個人的評価:★★★
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by shintan_shintan | 2006-07-30 08:52 | JAZZ/FUSION
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中学の時に高中フリークな同級生がいて、その素晴らしさをよく熱弁ふるってたんですけど、洋楽にのめりこみ始めてた僕にとっては、ほとんど話し聴いてなかったかな・・・ 口髭にオールバックというルックスも怪しげでしたし(笑)

というわけで僕が高中をはじめて聴いたのは夜ヒットでの「渚・モデラート」。当時CMでもかかってたような気もするんですが、その美しいメロディに惹かれ収録アルバム「TRAUMATIC 極東探偵団」を即買いしてよく聴いてました。16の時です。
ただ、その後は高中に関しては積極的に聴くことはなかったんですが、最近のサンタナマイブームもあって、久しぶりに聴いてみたいなぁと思ってたんですよね。

というわけで、夏っぽいジャケットで、彼の代表作といわれてるこのアルバムを購入しました。そんなに高中に詳しくないとはいえ、代表曲「BLUE LAGOON」なんかは好きだったので、それが収録されてるのもポイントでした。
①②④など夏を感じさせる雰囲気の曲が多く、これからの季節にはピッタリでしょう。スキーがテーマの⑦も歌詞さえなければサウンドはからっとした夏っぽいものですしね。
高中の紙ジャケに関してはあと何枚か購入しようと思ってます。

1.BLUE LAGOON
2.RADIO RIO
3.EXPLOSION
4.珊瑚礁の妖精
5.TAJ MAHAL
6.BAMBOO VENDER
7.パラレル・ターン
8.RAINY DAY BLUE

購入日:6/21
購入場所:HMV新宿
購入金額:¥2,200
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by shintan_shintan | 2006-06-28 22:09 | JAZZ/FUSION
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明日4/26発売のコロシアムⅡの紙ジャケ2枚です。
本日、仕事の途中に立ち寄ったHMVで早速入荷してましたのでゲットしました。

久しぶりに聴きましたけどかっこいいっすねえ。
いわゆるジャズロックの音なんですけど、ジョンハインズマンの2バスドラムはもちろんすごいですが、ゲイリームーアのギターとドンエイリーのキーボードのキメびしばしのユニゾンと、インタープレイが堪能できます。また、ゲイリーのファンキーなカッティングなんていう珍しいものも聴けますよ。

まだ、ざっとしか聴いていませんが音質に関しても最新2006年24bitリマスターでめちゃくちゃ良い音になっています。
旧規格の国内盤ももってるんですけど音がしょぼいですからね。 

ゲイリームーア好き、プログレ好きのかたはもちろんのこと、クリームやBBAなどのテクニシャンによるハイテンションなロックが好きな方にもオススメです。
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by shintan_shintan | 2006-04-25 22:17 | JAZZ/FUSION