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ちょっと前に記事にしたデヴィッド・ゲイツのソロアルバムを聴いて、彼の書く美しいメロディーに久しぶりに触れてからブレッドをよく聴くようになりました。とはいっても僕が所有しているのはベスト盤のみ。代表曲やヒット曲はあらかた収録されていますし、内容に関しては文句なしなんですが、オリジナルアルバムも聴いてみたくなり購入してみました。

本日紹介するのはブレッドが72年にリリースした4枚目のアルバム「愛の別れ道」。オリジナルメンバーのロブ・ロイの脱退にともない、名セッションプレイヤーのラリー・ネクテル(Key)が正式に加入した後の初めてのアルバムでもあります。

アルバムはハードなギターのロックンロール①でスタート。ゲイツとともにバンドのソングライティングを担当するジェイムス・グリフィンの作っぽいなぁと思ってましたがゲイツの曲なんですね。
その後は②③④と珠玉のナンバーが続きます。②「愛の別れ道」と④「涙の思い出」はゲイツお得意の胸キュンメロディーな大ヒットバラードナンバーで、どちらも個人的なブレッドの好きな曲ベスト5に入る名曲。
グリフィンとゲイツの共作③は初期ビートルズをほうふつさせるロックンロールナンバーですが、これもいい曲ですね~ ネクテル、グリフィン、ゲイツの共作⑤をはさみ、⑥もまたゲイツお得意の弾き語りバラード。ここまでがアナログのA面になります。

アナログB面となる⑦以降はグリフィンの楽曲が目立ちます。
ちょっとサイケっぽく重い感じのスローナンバー⑦⑨、ゲイツの作る楽曲と比べてもなんら遜色ない美しいバラードの⑪、グリフィンによるサッチモやトム・ウェイツっぽいドスの利いたヴォーカルが聴ける⑫などなど・・・




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こちらは、大ヒット曲で彼らの代表曲「イフ」を収録した71年の3枚目「神の糧」。ライノによるリマスター盤をユニオンで735円にて購入。このアルバム、TVドラマに「イフ」が使用されていた94年頃に一度購入してますが、十数年ぶりに再入手しました。

アルバム冒頭の①②でのハードなギターサウンドが当時は「?」って感じだったんですが、今聴いてもなんか違和感が・・・
グリフィン作の③「あふれる愛」、ゲイツ作の⑥「彼はいい奴」、⑨「ホワット・ア・チェンジ」などもかなりいい感じですが、やはり「イフ」に尽きる感じがしますね



ブレッド=ゲイツというふうに思われる方も多いでしょうが、アルバムを通して聴くとジェームス・グリフィンもなかなか良い曲を書いてますし、メロウなゲイツ、ハードなグリフィンといった2つの個性がブレッドを形作っていたのかなぁ~とも思いました。ベストだけで済ませてるかたも、機会があればぜひオリジナルアルバムも聴いていただきたいですね。


BABY I'M-A WANT YOU
1. Mother Freedom
2. Baby I'm-A Want You
3. Down On My Knees
4. Everything I Own
5. Nobody Like You
6. Diary
7. Dream Lady
8. Daughter
9. Games Of Magic
10. This Isn't What The Governmeant
11. Just Like Yesterday
12. I Don't Love You


購入日:2/20
購入場所:タイム(高田馬場)
購入金額:¥700
備考:輸入盤 中古
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by shintan_shintan | 2008-02-29 21:28 | SOFT ROCK
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B.J,トーマスというと、映画「明日に向かって撃て」に使われ大ヒット(70年のビルボード年間1位)を記録したバカラック・ナンバー「雨にぬれても」の歌手というイメージが強くて、ちょっと前まではロック畑というよりはオールディースというか、ポピュラー歌手だと思ってました。

で、彼が73年にリリースしたこのアルバムが「名盤の殿堂」よりリリースされているのは知っていましたが、正直そんなに食指はそそられませんでした。ところが店頭で中古を見かけたら、帯に「バリー・マン、ジェリー・ゴフィンの他、ラスカルズ、アトランタ・リズム・セクション、BS&Tのメンバーらが大挙参加」と書いてあるじゃないですか~ とたんに興味を惹かれ購入することに。

聴いてみましたがいいじゃないですか!。バリー・マン絡みが3曲、ゴフィンとキャロル・キングの黄金コンビによるものも含めてゴフィンが関与したものが4曲、マーク・ジェイムズが2曲と、基本的には外部ライターによる楽曲提供で成り立ってるアルバムですが、どれもB.J.トーマスのための書き下ろしということもあって、彼の説得力ある魅力的なヴォーカルが映える曲揃いです。

サウンド的にはライトタッチのサザン/スワンプテイストと、SSW的な感触が上手く融合された感じ。「雨にぬれても」のようなポピュラリティーあふれるキャッチーな感じはないですが、ほどよくアーシーな感じでルーツロック好きには高ポイントです。長門芳郎さんが監修してることもあってか、名盤の殿堂としてリリースされたものはどれもハズレがないですね~


1. Songs
2. Early Morning Hush
3. Down On The Street
4. I've Been Along Too Long
5. Too Many Mondays
6. We're Over
7. Sunday Sunrise
8. Talkin' Confidentially
9. Goodbye's A Long, Long Time
10. Honorable Peace
11. People Sure Act Funny


購入日:2/19
購入場所:レコミンツ
購入金額:¥1,580
備考:国内盤 帯つき 中古
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by shintan_shintan | 2008-02-26 22:04 | 70s (73~76)

ちょこちょこ購入していたエイティーズもの。まとめてご紹介します。


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CYNDI LAUPER / SHE'S SO UNUSUAL (83年)

国内盤中古 ユニオン新宿本店にて840円で購入

このデビュー盤からヒットした4曲はどれも大好きでしたが、アルバムを聴くのは今回が初。
当時の邦題は「NYダンステリア」だったと思いますが、このリマスター盤ではアルバムタイトルも曲タイトルもすべてカタカナに・・・ 「ガールズ・ジャスト・ワナ・ハブ・ファン」よりも「ハイスクールはダンステリア」のほうがイカしてませんか?




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BOX OF FROGS / BOX OF FROGS (84年)

国内盤中古 ユニオン国立店にて735円で購入

ヤードバーズのメンバーを中心に結成。当時はヤードバーズ再結成みたいなニュアンスで結構話題になってましたね。とはいえ、ジェフ・ベック、ロリー・ギャラガーなどの参加もあるものの、内容はいかにも80sな普通のロック。ブルージーな要素もありますが・・・




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PAUL YOUNG / NO PARLEZ (83年)

国内盤中古 ブックオフ東大和にて250円で購入

ポール・ヤングのデビュー盤。ホール&オーツのカバー「エブリタイム・ユー・ゴー・アウェイ」収録の2ndもよいですが、本作収録のデビューシングル「愛の放浪者」(マーヴィン・ゲイのカバー)も良いですよ~ 打ち込みも取り込んだホワイトソウルの本作、ピノ・パラディーノのフレットレスはベーシスト必聴でしょう。




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SUZANNE VEGA / SOLITUDE STANDING (87年)

国内盤中古 近所のGEOにて180円で購入

幼児虐待という重いテーマながらヒットを記録したシングル「ルカ」を収録したセカンドアルバム。
「ルカ」は知ってましたが、彼女のアルバムは聴いたことがありませんでした。アコースティックな音のSSWアルバムですが、ニューヨークっぽい洗練さもあってなかなかいいですね~




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INXS / KICK (87年)

国内盤中古 ブックオフ所沢プロペ通りにて250円で購入

インセクセスって初めて聴きました。僕もまわりでもインエクセス好きは多かったですが、当時はまったく興味ありませんでした。とはいってもこのアルバムから大ヒットしたシングル4曲はどれも聴いたことがあったのでちょっとビックリ。




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VARIOUS ARTISTS / WE ARE THE WORLD (85年)

輸入盤中古 ブックオフ所沢プロペ通りにて500円で購入

プレ値で取引されている廃盤CDを、なんと500円でゲットできました。
久しぶりに聴きましたが「We Are The World」はいい曲ですね~ レイ・チャールズ、ディラン、ブルース・スプリングスティーン、ウィリー・ネルソン、シンディ・ローパーの個性は凄いなぁ。ずっとバンド・エイド派だったんですが、YOU TUBEでメイキングやPVを見ていたらなんか涙ぐんできました。
ちなみに「USA FOR AFRICA」のUSAがUnited Support Of Artistsの略だとは今日まで知りませんでした(汗)
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by shintan_shintan | 2008-02-24 19:32 | 80s ROCK
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「ハミルトン、ジョー・フランク&レイノルズ」「グラス・ルーツ」と、70年代初頭のチャートを賑わしたダンヒルのアーティストを紹介してきましたが、ダンヒル一番の稼ぎ頭といえば、ヴォーカリスト3人を擁する7人組バンド「スリー・ドッグ・ナイト」(以下TDN)なんでしょう。

帯のコピーを引用すると「60年代末に彗星の如く登場し、6年間に20曲を全米トップ40(内11曲がトップ10、3曲がNo.1)に送り込み、世界的人気を誇った~」ということですが、ここ日本ではCMやTVドラマでも使われた「ジョイ・トゥ・ザ・ワールド~喜びの世界~」くらいでしか語られてないような気も・・・
かくいう僕もTDNというと、71年に全米6週連続1位となった「ジョイ・トゥ・ザ・ワールド」と、同じく71年に4位のヒットとなった「オールド・ファッションド・ラブ・ソング」くらししか知らなかったんですが、オリジナルアルバムの何枚かは「名盤の殿堂」シリーズでリリースされているようなので入手してみることにしました。

で、本日紹介するのは、「ジョイ~」も収録されている70年リリースの5作目「ナチュラリー」。ソウルフルな3人のヴォーカルは歌声やかけ合いなど、サム&デイヴに例えられてるようですが、確かにサザンソウルを髣髴しますし、ハードなギターや、センスの良いキーボード、ファンキーなリズム隊(ドラムは黒人です)などバック陣のパワフルでロックな演奏はおもいっきり好みです。

TDNというと、外部ライターの作品やカバー曲が中心になりますが、このアルバムでもオリジナルはバンドの4人の共作によるインストの④のみ、アルバムからの1stシングルで全米19位を記録した②はトーマス・ジェファーソン・ケイ作だし、全米7位になった3rdシングル⑧もアージェントのカバー(ラス・バラード作)。
ヴォーカリスト3人が各々曲候補を持ち込み、採用になったものは当人がリードを務めるというスタイルをとっていたからか、ソフトロック的なヤングブラッズの⑥から、山下達郎との仕事でも有名なアニタ・オデイ作のゴスペルライクな⑦。フリー③、スペンサー・デイヴィス・グループ⑤、スプーキー・トゥース⑨などのブリティッシュロックまでカバーする楽曲はバラエティ豊富。とはいえ、どの曲も見事にTDN風に仕上がってるのは流石です。

いやぁ~良いバンドですね。彼らの他のアルバムも気になりまして何枚か購入しちゃいました。それはいずれ記事にしようと思ってます。


1. I Can Hear You Calling
2. One Man Band
3. I'll Be Creepin'
4. Fire Eater
5. I Can't Get Enough Of It
6. Sunlight
7. Heavy Church
8. Liar
9. I've Got Enough Heartache
10. Joy To The World


購入日:2/14
購入場所:ヤフオク
購入金額:落札金額900円+送料他
備考:国内盤 帯つき 中古
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by shintan_shintan | 2008-02-24 12:10 | 70s (70~72)

(前回よりつづく)

ハミルトン、ジョー・フランク&レイノルズを聴いて以来、その明るくポップなサウンドにはまってしました。そうなると他のダンヒル系アーティストにも興味がわくというもの。そこで次に入手したのがグラス・ルーツのベスト盤。

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グラス・ルーツというと「スーナー・オア・レイター」「恋は二人のハーモニー」しか知らなく、70年代初頭の一発屋(というか二発屋)といったイメージがあったんですが、実際には60年代半ばから70年代の前半にかけてヒット曲を多数持つグループだということをこのベスト盤を入手して初めて知りました。

もともとはダンヒル所属のソングライター、P.F.スローンとスティーヴ・バリーがでっちあげた架空のグループだったらしいですが、P.F.スローンが歌った65年のデモシングルが思わぬ反響を呼びツアーを余儀なくされ、サンフランシスコの「ベドウィンズ」というグループにグラスルーツを名乗らせることに。ベドウィンズによる録音で②もヒットとなります。

その後ベドウィンズが音楽性の相違からグラスルーツを降り、今度はLAの「13th FLOOR」というローカルバンドがグラス・ルーツとして活動することに。数曲の不発シングルを経て、①「今日を生きよう」が全米8位の大ヒット。♪シャ~ナ~ナナナナ、リフォツデー という印象的なサビを持つこの曲、ちょっと前ですがエースコック イカ焼きそばのCMにも使われてましたので、聴いたことがある方も多いと思いんじゃないでしょうか。

その後はコンスタントにTOP40ヒットを連発。グループとしてのピークは71年の⑫「燃ゆる瞳」(全米15位)、⑯「スーナー・オア・レイター」(全米9位)、⑬「恋は二人のハーモニー」(全米16位)の頃で、72 年以降は徐々に下降線を辿り75年には解散。ボン・ジョヴィがデビューアルバムでカバーしていた82年の復活シングル⑰もチャートを賑やかすことがなかったようです。

前述したように、70年代初頭のバブルガム風ポップサウンドでのヒット曲のイメージが強かったんですが、実際に彼らの軌跡をおおまかな時系列で収録したこのアルバムを聴いてみると、フォーク、ソフトロック調、ちょっぴりサイケだったりとその音楽性は多彩です。とはいってもどれもポップでキャッチー! 耳馴染みのよいものばかりです。

さて、HJ&R、グラス・ルーツと続けば、ダンヒルレーベルでもっとも成功したあのアーティストも聴かなければ・・・

(またまた次回に続く)



1. Let's Live For Today
2. Where Were You When I Needed You
3. Things I Should Have Said
4. Midnight Confessions
5. River Is Wide
6. Bella Linda
7. Lovin' Things
8. Wait A Million Years
9. Baby Hold On
10. Heaven Knows
11. Come On And Say It
12. Temptation Eyes
13. Two Divided By Love
14. Glory Bound
15. Runway
16. Sooner Or Later
17. She Don’t Know Me


購入日:2/4
購入場所:ディスクユニオンお茶の水駅前店
購入金額:¥1,134
備考:国内盤 帯つき 中古
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by shintan_shintan | 2008-02-23 09:14 | 60s ROCK
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65年にルー・アドラーが設立したダンヒル・レコード。バリー・マクガイア、PFスローン、ママス&パパス、グラス・ルーツ、スリー・ドッグ・ナイトなどのミュージシャンを抱え、60年代後半から70年代前半にかけてヒットを量産。
レーベルのサウンド自体は初期のフォークロックから、中後期は躍動感あるバブルガム風ポップサウンドへと変遷するものの、ジョー・オズボーン(B)、ハル・ブレイン(Dr)、ラリー・ネクテル(Key)らダンヒル・リズムセクションを中心にした演奏もあいまってダンヒル・サウンドと呼ばれ一世を風靡しました。今日紹介するハミルトン、ジョー・フランク&レイノルズは、中~後期のダンヒル・サウンドを代表するアーティストの一組。

ハミルトン、ジョー・フランク&レイノルズというと、なんといっても70年に全米4位の大ヒットとなった⑦「恋のかけひき」が有名ですよね。キャッチーなメロディと、ブラスの入りの軽快かつパワフルなサウンドのこの曲、いまや70年代コンピの定番となっていて僕も大好きなんですが、それ以外の彼らの曲は知りませんでした。今回、「恋のかけひき」を含む緑鮮やかなジャケのファーストアルバムを店頭で見かけ、何の気なしに購入することにしてみたんですが、これが大正解。

ソウルフルでハードな①、ストリングスの美しいちょいアダルトな雰囲気の④、「恋のかけひき」同様にモータウンの影響も感じさせるポップチューン⑤⑨、キャッチーで美しいメロディのバラード②⑥、ソフトロックテイストのフォーキーチューン⑧、カリプソな⑩、エキゾチックな雰囲気のインストの⑪など、サウンドのふり幅は広いですが、共通してるのはポップで親しみやすいメロディー。もともと60年代半ばからセッションミュージシャンとして活躍してきた3人ですから、演奏も上手いしポップセンスも長けてますね。

大して期待もせずに購入したアルバムですが、今年購入したものではリタ・クーリッジの2ndとともにヘビーローテーションとなってます。この時代のアメリカンポップスはいいですね~ このアルバムがきっかけとなりダンヒルサウンドに興味がわいてきました。

(次回に続く)


Danny Hamilton (Vocal, Guitar)
Joe Frank Carollo (Vocal, Bass)
Tommy Reynolds (Vocal, Drums, Percussion, Flute, Vibes, Steel Drums)
Joe Carollo Jr. (Drums)
Larry Knechtel (Keyboard)

1. Goin' Down
2. Annabella
3. Sweet Pain
4. It Takes The Best
5. Don't Refuse My Love
6. Long Road
7. Don't Pull Your Love
8. What Can You Say
9. Behold
10. Young, Wild And Free
11. Nora


購入日:1/27
購入場所:ディスクユニオン吉祥寺店
購入金額:¥1,680
備考:国内盤 帯つき 中古
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by shintan_shintan | 2008-02-21 21:31 | 70s (70~72)

本日発売になったソニーさんのソフトロック紙ジャケとして11タイトルリリースになりました。他に気になるタイトルもありましたが、取り急ぎラスカルズの2枚のみゲット。内容に関しては以前記事にしてますので、こちらこちらをご参照ください


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まずご紹介するのは72年のラストアルバム「アイランド・オブ・リアル」。
今回は2002年のリマスター音源を流用。所有している99年リリースのSANDAZED盤と音質はたいして変わらないですが、ジャケが美しいだけに紙ジャケで所有していたい1枚です。




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お次は71年にリリースされた「ピースフル・ワールド」。旧企画盤は1枚ものとしてリリースされましたが、今回の紙ジャケはオリジナルのアナログと同じ2枚組でリリース。値段的には上がりますが(とはいってもユニバの1枚ものと同じ金額ですが・・・)、紙ジャケたるもの当時の再現度がポイントとなるだけに個人的には嬉しいですね。
08年リマスターの音質もなかなか向上してますし、ゴーギャンが描いたタヒチの風景の絵画を使用したジャケットがなんといっても美しいです。



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ジャケ全景です




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見開きジャケの内側も、時代を感じさせながらいい感じですね




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当時のレーベルを再現したインサートも入ってました。


購入日:2/19
購入場所:レコファン新宿店
購入金額:¥1,890(ISLAND~) ¥2,835(PEACEFUL~)
備考:輸入盤 中古
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by shintan_shintan | 2008-02-19 21:08 | 70s (70~72)
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ご存知スタックスのハウスバンド「ブッカーT & MG’s」のブッカーT.ジョーンズが、リタ・クーリッジのお姉さんでもある奥様のプリシラ・ジョーンズとの共同名義で71年にリリースした2枚組のファーストアルバム。
2003年に初CD化されたもののすでに廃盤のこのアルバム。昨年から気長に探していたんですがようやく発見できました。アマゾンではとんでもない金額がつけられてますが、普通の中古価格で入手することができたのはラッキーでしたね。今年になって今のところ一番の発掘かも。

スワンプ系の隠れ名盤として知られるこのアルバムですが、1曲目こそブッカーTらしいオルガンが支配するものの、アルバムトータルでは、ゴスペルからの影響も強く感じさせる南部風なサウンドで、楽曲と大半の曲でリードヴォーカルをつとめるプリシラの、こぶしが回った、若干気負いすぎな感もあるダイナミックでソウルフルな歌声が印象的なアルバムです。

全18曲中、②⑨⑭はカバーですが、ブッカーT とプリシラの共作が3曲、そしてブッカーTとプリシラの単独作が各々6曲。ヴォーカルに関しても①や⑭以降でブッカーT主導のものが聴けますが、印象的にはプリシラのソロといった感じ。奥さんのデビューに旦那が助力したといった感じかな。

全18曲78分は正直なところ、一気に聴くと中だるみを感じてつらいところもありますが、ジム・ケルトナーやクリス・エストリッジ、ジェシ・エドといったミュージシャンのバックアップもあって、スワンプ/ルーツ好きなら聴いて損のない作品だと思いますよ。


1. The Wedding Song
2. She
3. Sea Gull
4. For Priscilla
5. The Delta Song
6. Why
7. Mississippi Voodoo
8. Cool Black Dream
9. Sweet Child You’re Not Alone
10. He
11. Sister Babe
12. Earth Children
13. Water Brothers
14. Medley From The Jones Ranch
15. Funny Honey
16. California Girl
17. The Sun Don’t Shine
18. Ole Man Trouble


Musicians
Booker T. Jones ( Vocal, Guitar, Keyboard)
Priscilla Jones (Vocal, Piano on ⑪)
Jim Keltner (Drums)
Chris Ethtridge (Bass)
Bobbye Hall Porter (Percussion)
Jesse “Indian Ed” Davis (Guitar on ①⑤⑮)
Gerry McGhee (Guitar on ⑦⑰)
Sneeky Pete (Steel Guitar on ⑬⑯)
Tim Hill (Harmonica on ⑤⑦⑧⑩⑬⑮⑰)
Produced by Booker T. & Priscilla Jones


購入日:2/8
購入場所:ディスクユニオン新宿本店
購入金額:¥1,050
備考:輸入盤 中古
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by shintan_shintan | 2008-02-17 17:54 | SOUTHERN / SWAMP
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今日紹介するのは「ブレッド」の中心人物だったデヴィッド・ゲイツが78年にリリースした3枚目のソロアルバム。
昨年、ブログ仲間の240さんが記事にされていて、それからずっと気になる1枚ではあったんですが、廃盤のためなかなか入手することができず、今回ようやく手頃な値段の中古を見かけ、入手できました。

77年のリチャード・ドレイファス主演映画「グッバイ・ガール」の主題歌「Goodbye Girl」が好評を博したため、急遽制作されたであろうこのアルバム、①以外に新録は②③④⑥⑦の5曲のみで、73年のファーストソロから⑤⑧⑨⑪を、75年のセカンドアルバムから⑩⑫を加えた寄せ集めてきな作品になってます。とはいえ、デヴィッド・ゲイツのソロを聴いたことがなかった僕にとっては、ベスト盤的な感覚で、違和感なく楽しめました。

AORっぽく洗練された楽曲や、軽快なロックンロールも含まれていて、ブレッド時代にデヴィッド・ゲイツが書いたヒット曲「イフ」「愛の別れ道」「涙の想い出」「二人の架け橋」といった切なく甘いサウンドだけを求める方には、ちょっと肩透かしをくらうかもしれませんが、それでも彼の作る美しいメロディーや、ソフトな歌い口は充分に楽しめますよ。それにしても「グッバイ・ガール」は良い曲ですね~


1. Goodbye Girl
2. Took The Last Train
3. Overnight Sensation
4. California Lady
5. Ann
6. Drifter
7. He Don't Know How To Love You
8. Clouds Suite
9. Lorilee
10. Part Time Love
11. Sunday Rider
12. Never Let Her Go


購入日:2/8
購入場所:ディスクユニオン新宿本店
購入金額:¥1,260
備考:国内盤 帯なし 中古
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by shintan_shintan | 2008-02-16 20:47 | 70s (77~79)
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前々回のエントリーに続いて今日紹介するのもジミー・ウェッブのアルバム。
72年に発表された通算4枚目のアルバム「レターズ」。彼の諸作のなかではひときわ評価の高い作品ですから、いずれ入手したいなとは思っていたんですが、「ランズ・エンド」の記事での皆様のコメントや、whitreさんの記事を読んで購入を決意。タイミングよくその翌日に名盤探検隊の中古を入手することができました。

これは良いですね~ ジミー・ウェッブのソロはこのアルバムも含めて3枚聴きましたが一番好きです。
「エル・ミラージュ」「ランズ・エンド」では楽曲の散漫さや、過剰なアレンジをどうしても感じてしまうんですが、今作では歪みまくったギターによるロックンロールの⑧以外はどれも穏やかなトーンの美しい曲が並んでますし、ストリングスアレンジも上手く曲に馴染んでます。

フレッド・タケットのアコギをバックに、戦場での兵士の心情が綴られる反戦歌の①、テックス・メックスやチカーノ風の②、ジョニ・ミッチェルがコーラスで参加しているピアノ弾き語りの④、下世話で下ネタな歌詞ながら、ブラスの入ったソウル風味なサウンドが小気味よい⑥、アート・ガーファンクルもアルバム「ウォーターマーク」カバーした⑦、ピアノ弾き語りに絡むストリングスと奥様のコーラスが美しい⑨、長年共に過ごしたピアノへ語りかける歌詞が印象的な、エレピ弾き語りによるラストナンバー⑩などどれも味わい深いです。

で、僕がこのアルバムで一番すきなのが③「ラブ・ハーツ」。いやぁ、これは大名曲ですね。このアルバムで唯一の自作曲ではないんですが(作者はエヴァリー・ブラザーズなどにも楽曲提供をしたブードロー・ブライアント)、ピアノとアコギを中心にストリングスが乗ってくる甘々なアレンジのバラードですが染み入ってきますね~。


1. Galveston
2. Campo De Encino
3. Love Hurts
4. Simile
5. Hurt Me Well
6. Once In The Morning
7. Catharsis
8. Song Seller
9. When Can Brown Begin
10. Piano

購入日:2/14
購入場所:ディスクユニオン神保町店
購入金額:¥1,365
備考:国内盤 帯つき 中古
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by shintan_shintan | 2008-02-16 16:51 | SSW