<   2009年 02月 ( 11 )   > この月の画像一覧


b0079504_21284659.jpg


今回ご紹介するのは、ミスター・ビッグが76年にリリースしたセカンドアルバム「フォトグラフィック・スマイル」。ちなみに90年代に活躍したあのバンドではありませんよ、70年代に活躍したUKのバンドでございます。

ヴォーカル&ギターでコンポーズやアレンジも全面的に手掛けるディッケンを中心とした、ツインドラムを擁する4人組バンド。彼らのサウンドを言葉にするのは非常に難しいんですが、あえて言うならクイーンやスパークスのようなドラマティックな作風をベースに、様々なジャンルをぶち込んだ何でもアリなサウンド。
プログレッシヴハードから、グラム風ロックンロール、フォーキーなバラード。はたまた、チャイニーズっぽいメロの異国情緒感あるものや、カントリー/グッドタイムスなものまで・・・ 纏まりのない感じは否めませんが、素っ頓狂な感じのヘタウマ(?)なディッケンのヴォーカルが、意外やアルバムとして統一感を醸し出してたりします。

LA録音となるこのセカンドアルバムでは、パーマネントでドラマーが2人いるにもかかわらず、ジム・ケルトナーとサイモン・フィリップスといった売れっ子セッションドラマーも参加。バラエティ豊かなサウンド志向は相変わらずですが、さらにウェストコースト的なニュアンスも加わるという多彩ぶり。ただファーストに比べて幾分ハードさが減った感じで、全体的にはこちらのほうが聴きやすいかな。

ちなみに、このアルバムってあまり中古で見かけないですよね。僕もユニオンで初めて出会いまして、1,890円という若干のプレ値にもかかわらず購入しちゃいましたが、けっこう満足度は高いです。

全英4位の大ヒットとなったシングル「恋するロメオ」です。う~ん、爽やか




PHOTOGRAPHIC SMILE
1. Photographic Smile
2. Romeo
3. What Color Is the Wind
4. Louisiana Street
5. Feel Like Calling Home
6. Goodbye World
7. Vampire
8. Hold Me
9. Can We Live/Angel of My Life
10. Easy





b0079504_21291082.jpg


で、75年のファーストアルバム「甘美のハードロッカー」もひさかたぶりに聴いてみましたが、ハードなギターを中心にしながらも、遺憾なく発揮されている雑多ぶりがたまりませんね~
ただ、所有してる国内盤(東芝から90年にリリースされたやつ)だと音質がイマイチだなぁ、なんて思ってましたらレコミンツにて2002年にリリースされたリマスター盤を発見。580円で入手できました。

このリマスター盤、音の分離も良くてかなり音質が向上してますね。「あぁ、こんなプレイをしていたんだぁ」と、細やかなアイデアを再発見するところも多くあって、バンドの本質みたいなものがうかがい知れた気もします。これまた良い買い物でした。


SWEET SILENCE
1. Time Base
2. Wonderful Creation
3. Golden Lights
4. Uncle John 'B'
5. I Ain't Been A Man
6. Sweet Silence
7. Zambia
8. Enjoy It
9. Violet May
10. For The Fun To Find
11. Appeared A Shining Throne
12. Throne Second Amendment
[PR]
by shintan_shintan | 2009-02-28 21:29 | 70s (73~76)

b0079504_19581384.jpg


ブログをお休みしている間でも、CDはちょこちょこと購入しておりまして、本日はデュラン・デュランのギタリスト、アンディ・テイラーのファーストアルバム「サンダー」をご紹介。

デュラン・デュランでの活動にフラストレーションを貯めていた彼ですが、85年のユニット「パワーステーション」での高評価を受け、86年にはバンドを脱退。翌87年にリリースされたのがこのアルバム。
リリース当時には、HR/HM専門誌BURRN!でもアルバムレビューされてましたし、ハードな音を期待して聴いたところ、思ったほどではなく失望した記憶が・・・ 

ということで、内容に関してはほとんど覚えていなかったんですが、現在では数千円のプレ値で取引されているこのアルバムの未開封品をブックオフにて550円で見かけゲット。二十数年ぶりに聴きなおしてみましたが、う~ん、悪くは無いけど特筆するところはあまりないかな・・・

元セックス・ピストルズのギタリスト、スティーヴ・ジョーンズ(9曲中8曲を共作し、全曲でギターを弾き、共同プロデューサーもつとめてます)とタッグを組んで制作されたアルバムですが、曲はといえばちょい産業ロック的な雰囲気もあるオーソドックスなロックだし、ギタープレイも正直なところかなり地味。
バッキングはパワーコード主体だし、ソロもアーミングとピッキングハーモニックス、カッティングを多用したものが多く、ゲーリー・ムーアに影響されたと語っている割には早弾きは皆無。パワーステーションのほうが全然弾きまくってるし、デュラン・デュランの時のほうが印象的なフレーズは多いです。

というわけで、個人的にはあまり魅力を感じられませんでしたが、楽曲に関してはキラーチューンはないものの、どれもそれなりにまとまってる感じだし、ちょいと憂いを帯びたアンディのヴォーカルが以外にも良かったですね。


1. I Might Lie 
2. Don't Let Me Die Young
3. Life Goes On 
4. Thunder
5. Night Train 
6. Tremblin'
7. Bringin' Me Down
8. Broken Window
9. French Guitar
[PR]
by shintan_shintan | 2009-02-28 19:58 | 80s ROCK

お久しぶりでございます。
しばらくお休みしておりましたが、本日から再開。以前に比べて更新頻度はだいぶ落ちそうですが、まぁ、マイペースにやっていきますので、皆様よろしくお願いいたします。

で、小休止後、一発目の記事はロッド・スチュワート、ワーナー期の紙ジャケ。
ジェフ・ベック・グループ、フェイセズ、マーキュリーでのソロといった各時代で素晴らしい作品を残してきたロッドですが、個人的にはワーナーに移籍後の70年代中後期が彼の黄金期だと思ってますし、ワーナーで70年代にリリースした4枚のアルバムはどれも長らくの愛聴盤となっております。



b0079504_21144346.jpg

そんななかでも、移籍後の2作目としてトム・ダウドのプロデュースで76年にリリースされた「ナイト・オン・ザ・タウン」は、とりわけ大好きな作品で、これは学生時代から今までにどれ抱き聴いたか・・・

「スローサイド」と名づけられたアナログA面にあたる4曲は、その名の通りで比較的ゆったりした、アコースティック基調の楽曲揃い。7週連続1位の大ヒットとなったシングル①「今夜きめよう」の素晴らしさはもちろん、②「きびしき丘」、④「キリング・オブ・ジョージー」など名曲揃い。

ダック・ダン、スティーブ・クローパー、ジェシ・デイヴィス、デヴィッド・フッド、ロジャー・ホーキンスらのバックアップによるマッスルショールズ録音のこのアルバム、どことなくレイドバックした南部風な感じがいいんですよね~ ルノワール「ムーラン・ド・ラ・ギャレットの舞踏場」をネタにしたジャケもいい感じですしね。↓こちらが元ネタ。
b0079504_21151117.jpg


「ファストサイド」と名づけられた⑤以降は、一転してアップテンポなロックンロールが主体。ものすごくインパクトのあるものは少ないですが、有名なカントリー曲⑧のロックンロール仕立てなどはなかなか面白いですね。
で、アップテンポが4曲続いた後のラストナンバー、⑨「貿易風」がこれまた極上なバラードでして、ソウルフルな歌声が染み入ってきます。 

A NIGHT ON THE TOWN 
1. Tonight's The Night (Gonna Be Alright)
2. The First Cut Is The Deepest
3. Fool For You
4. The Killing Of Georgie (Part I & II)
5. The Balltrap
6. Pretty Flamingo
7. Big Bayou
8. The Wild Side Of Life
9. Trade Winds




b0079504_2116099.jpg

もちろん、ワーナー移籍後の初アルバム、75年リリースの「アトランティック・クロッシング」も購入。これも「ナイト・オン・ザ・タウン」と肩を並べるか、それ以上の名盤。アップテンポな①~③や⑤も良いですが、やはりアナログB面のバラード系のナンバーが素晴らしいですね。

クレイジーホースの⑥「もう話したくない」、ジェリー・ゴフィンの⑦「それはスポットライトではない」、アイズレー・ブラザースの⑧「ジス・オールド・ハート・オブ・マイン」、そしてサザーランド・ブラザースの⑩「セイリング」。どれもカバーではありますが、もはやロッドの曲と言ってもいいくらいの出来だし、広く認知されてますね。

ATLANTIC CROSSING
1. Three Time Loser
2. Alright For An Hour
3. All In The Name Of Rock 'N' Roll
4. Drift Away
5. Stone Cold Sober
6. I Don't Want To Talk About It
7. It's Not The Spotlight
8. This Old Heart Of Mine
9. Still Love You
10. Sailing




b0079504_21173794.jpg

こちらは77年リリースの「明日へのキックオフ」。
③「胸につのる想い」もいいですが、やはり⑧「ただのジョークさ」に尽きますね~
ロッドの独白的な歌詞が素晴らしい1曲です。

前作、前々作と違って、フィル・チェン(B)、カーマイン・アピス(Dr)、ジム・クリーガン(G)などによるバックバンドがサポートしてることもあってか、少々重めでハードな印象を受けるサウンドは、個人的にはそれほど好みでないんですが、やはり前述の2曲が収録されてることもあって、これもはずせないアルバムです。

FOOT LOOSE & FANCY FREE 
1. Hot Legs
2. You're Insane
3. You're in My Heart (The Final Acclaim)
4. Born Loose
5. You Keep Me Hangin' On
6. (If Loving You Is Wrong) I Don't Want to Be Right
7. You Got a Nerve
8. I Was Only Joking


最後に音質ですが、今回記載されているのは「90年代後期のマスター」という、なんともあやふやな表現。ということは、現行盤の2000年リマスター以前のものということで、不安を感じてしまいましたが、聴き比べたところたぶん同一のマスターかな・・・ 新規リマスターじゃないのは少々残念ではありますが、けっこう良い音なんで合格点。
ワーナーさんにはこの調子で、ニール・ヤング、ボニー・レイット、リンダ・ロンシュタットなどの紙ジャケも検討していただきたいものです。
[PR]
by shintan_shintan | 2009-02-25 21:23 | 70s (73~76)
少々、お休みします。
再開の折には、また宜しくお願いいたします。
[PR]
by shintan_shintan | 2009-02-17 12:36 | 全般

b0079504_1942752.jpg


本日記事にするのはラス・バラードが78年にリリースしたソロ3作目「サード・ストローク」
ちょっと前に、ユニオンお茶の水ハードロック/ヘヴィーメタル館を訪れた際に店内でかかっていたのがこのアルバム。爽やかでポップな音がお店の空間とミスマッチしてましたね~ 

ラス・バラードといったって、彼が在籍していたアージェントは聴いたことがないし、レインボー「Since You've Been Gone」「All Night Long」の作者、また、キッスがカバーした「God Gave Rock And Roll To You」のオリジネーターくらいの認識しかなく、その時は購入にいたらなかったんですが、その後、なんかずっと気になりまして・・・ 結局、翌週に再訪した際にゲット。1,260円でした。

ラス・バラード(ヴォーカル、ギター)に、ジェフ・ポーカロ(ドラム)、マイク・ポーカロ(ベース)、デヴィッド・フォスター(キーボード)、デヴィッド・ペイチ(キーボード)というTOTO一派が基本的なパーソネルですが、マイク・ベアードが③④⑥でドラムを叩き、フールズ・ゴールドのトム・ケリーとデニー・ヘンスンがコーラスで5曲に参加。

他にも、リー・スクラー(ベース)、フレッド・タケット(ギター)、クレイグ・ダーギ(キーボード)、トム・スコット(フルート)などもワンポイントで参加しており、なかなか豪華な面子が集った本作。
内容的には、ほんのちょびっとプログレっぽいハードポップてな感じですが、③④あたりはど真ん中なAOR。②も洗練度が高いし、ラストナンバー⑨も感動的なバラードナンバー。

というわけで、「プログレハード」「AOR」という二面性のある作品になっておりますが、共通するのは、時にはストレートに、時にはちょいとヒネリがあったりするソングライティング能力のの高さかな。バックの演奏も過不足なしだし、超名盤というわけではありませんが、けっこう楽しめました。


1. Dancer
2. Helpless
3. Treat Her Right
4. Expressway To You Heart
5. Cast The Spirit
6. Look At Her Dance
7. What Does It Take
8. I'm A Scorpio
9. My Judgement Day
[PR]
by shintan_shintan | 2009-02-14 19:04 | 70s (77~79)

デレク・アンド・ザ・ドミノスのライブ盤「イン・コンサート」が紙ジャケでリリースされましたね。新規リマスターとのインフォメーションもなかったんで、わざわざ買い直す必要もないかと思ってたんですが、ユニオンの特典で復刻帯が付くということで、何気に楽しみにしておりました。

発売日である昨日、店頭に向かったところ、初回入荷分はすべて予約分にあてがうそうで店頭販売分は無しとのこと。他のユニオンにもTELしましたが、どの店でも状況は同じ。事前予約しなかったことを後悔しつつ、ニ次入荷分の予約をいれたんですが、その後立ち寄った別のユニオンで無事に発見することができました。それにしても、ハードロック/ヘヴィーメタル館に置いてあるとはね・・・

b0079504_126818.jpg

b0079504_1264189.jpg

           特典の帯を巻いてみるとこんな感じに・・・



73年にリリースされた本作ですが、70年10月のフィルモアイーストでのライブが収録。アルバム「レイラ」は70年12月発売ですから、新グループのお披露目的な意味合いのライブなのかな・・・
メンバーはクラプトンの他、ジム・ゴードン(ドラム)、カール・レイドル(ベース)、ボビー・ウィットロック(オルガン、ピアノ)といったミニマムな編成。ドミノス名義のアルバムではありますが、ブラインド・フェイスやファーストソロ収録曲もチョイスされており、スタジオ盤とは雰囲気の違うインプロヴィゼーションを取り込んだアレンジ/構成に。長尺な展開の曲も多いんですが、だれることなく聴けますね。

それにしても、ここでのジム・ゴードンとカール・レイドルのリズム隊ってファンキー!幻となってしまった2ndに収録予定だった②とか、めちゃくちゃカッコイイじゃないですか。ゴードンってこんなに手数の多いドラマーでしたっけ? 
また、スタジオ盤では縁の下の力持ち的な存在だったボビー・ウィットロックも、彼の鍵盤とバックヴォーカルが無ければ成り立たないだろう、くらいのキーパーソンとなり大活躍しております。

そうそう、事前にリマスターされてるとの情報はなかったんですが、帯には「2009年24ビットリマスター」の記載が!国内でのリマスター作業ではありますが、なかなか良い音なんじゃないでしょうか。プラケ盤を処分してしまったため、正確に聴き比べたわけではないんですが・・・


Disc1
1. Why Does Love Got To Be So Sad? 
2. Got To Get Better In A Little While
3. Let It Rain
4. Presence Of The Lord

Disc2
1. Tell The Truth
2. Bottle Of Red Wine
3. Roll It Over
4. Blues Power~Have You Ever Loved A Woman
[PR]
by shintan_shintan | 2009-02-11 11:51 | 70s (73~76)

b0079504_19585018.jpg


本日記事にするのは、後にデヴィッド・ボウイのバックバンド「スパイダース・フロム・マーズ」にミック・ロンソンの後釜として加入することになるギタリスト、デイブ・ブラックを中心に結成された「ケストレル」の唯一作(75年リリース)。

帯にも書かれている「プログレッシヴ・ポップとでも呼ぶべき、70年代ブリティッシュ・ロック・シーンにおける愛すべき隠れた名盤」というコピーに興味を持ったこともありますが、どちらかと言えば、前々回に紹介したニルヴァーナUK「局部麻酔」、前々々回に記事にしたスタックリッジ「山高帽の男」と同じく、ジャケに惹かれて購入したところが大きいかな。バンド名のケストラルって、チョウゲンボウというタカ目ハヤブサ科の鳥のことなんですが、この何だか分からないジャケもそのあたりからきてるんでしょう。

そんな、なかばジャケ買いで入手したアルバムですが、内容に関してもかなりクオリティーが高くて満足しております。
基本となるのは、耳馴染みの良いポップセンス溢れるハードポップではありますが、楽曲はどれもヒネリが効いてる感じ。変拍子を多用し、曲展開も若干複雑で、曲によってはメロトロンもフィーチャー。AOR的な洗練さを垣間見れるところも合って、けっこう懐の深いサウンドになっております。スティーリー・ダンとかが好きな方も、意外と気に入られるかも・・・


1. The Acrobat
2. Wind Cloude
3. I Believe In You
4. Last Request
5. In The War
6. Take It Away
7. End Of The Affair
8. August Carol
[PR]
by shintan_shintan | 2009-02-08 19:59 | 70s (73~76)

(前回よりつづく)

「局部麻酔」を聴き、そのポップでキャッチーなメロディーに惹かれて、ニルヴァーナUKの他の作品も無性に聴きたくなり、早速68年の2ndと、69年の3rdをゲット。どちらもレコミンツにて1,380円でした。

「局部麻酔」では、相棒のアレックス・スパイロパウロスが脱退したため、残されたパトリック・キャンベル・ライオンズひとりでの制作になり、彼のルーツであるR&Bテイストが大幅に導入された作品でしたが、アレックス&パトリックのユニットとしてリリースされたこの2枚では、ポップで煌びやかでちょいサイケなサウンドが満載。なかでも、サードアルバム「トゥ・マルコス・スリー」は、適度なプログレっぽさも感じさせてくれる内容で、大のお気に入りとなっております。

b0079504_17433337.jpg


あらかた完成されていたにもかかわらず、1st, 2ndがセールス的に振るわなかった事もあって、アイランドレコードのクリス・ブラックウェルが発売を拒否。アルバムタイトルともなっている、アレックスの叔父さんマルコス3世の資金的援助を得て、LAのメトロメディア(イギリス本国ではパイ)からリリースが決まったものの、発売直前にメトロメディアが倒産してしまい、250枚のサンプル盤しか出回らなかったという、幻の作品ですが、内容に関しては最高。

けっこうハードのギターや、どたばたしたドラムによるバンドサウンドに、ハープシコードやストリングスなどが大仰一歩手前な感じで大きくフィーチャー。ヴォーカル自体はけっこうヘナヘナではあるものの、全編でビートルズ顔負けの美メロといった感じかな。
シングルカットされた①や、キャッチーなサビの⑤⑩、ストリングスの美しい前半とノイジーなギターが弾きまくる後半との対比が面白い⑧など名曲揃いだし、組曲形式の⑨ではレスリー・ダンカン嬢がヴォーカルだったり、スプーキー・トゥースが参加していたり(詳細なクレジットがないのでどの曲かわかりませんが・・・)で、聴きどころ満載。捨て曲なしだし、鳥かなんかの動物の骨を女性が持っているという意味不明で趣味の悪いジャケ以外は最高ですね。


1. The World Is Cold Without You
2. Excerpt From 'The Blind & The Beautiful'
3. I Talk To My Room
4. Christopher Lucifer
5. Aline Cherie
6. Tres, Tres Bien
7. It Happened Two Sundays Ago
8. Black Flower
9. Love Suite
10. Illinois




b0079504_17435491.jpg

で、こちらはセカンドアルバム「ALL OF US」。
死体の横たわる道をどこかの王様が行進しているジャケの写真は趣味が悪いですが、内容はといえば「TO MARKOS III」と比べて遜色のない出来。一般的にはこちらのほうが評価は高いのかもしれませんね・・・


1. Rainbow Chaser
2. Tiny Goddess
3. The Touchables (All Of Us)
4. Melanie Blue
5. Trapeze
6. The Show Must Go On
7. Girl In The Park
8. Miami Masquerade
9. Frankie The Great
10. You Can Try It
11. Everybody Loves The Clown
12. St John's Wood Affair
13. Flashbulb (Bonus)
14. Oh! What A Performance (Bonus)
15. Darling Darlane (Bonus)
16. C Side Of Ocho Rios (Bonus)
[PR]
by shintan_shintan | 2009-02-07 17:44 | SOFT ROCK

b0079504_21352857.jpg


ニルヴァーナ(グランジじゃなくて英国のソフトサイケのほうね、ニルヴァーナUK)といえば、やっぱり71年の4枚目「局部麻酔」が有名ですよね。グループの事はよく知らないものの、このアルバムのジャケだけは見たことのあるかたも多いんじゃないでしょうか。

かく言う私も、素性や音楽性はよくわからないものの、なんとなく不気味なジャケに惹かれ紙ジャケをリリース時に購入。当時、何度か聴いてけっこう気に入っていたものの、ここしばらくはご無沙汰状態。この間ひさしぶりに聴いてみたんですが、いやぁ、いいですね~ しばらくは中毒状態のようにこればっかり聴くようになっちゃいましたよ。

もともとは6人組のグループとして67年にデビュー。その後メンバーの多くが脱退して中心人物だった2人、ドイツ生まれのパトリック・キャンベル・リオンズと、ギリシャ生まれのアレックス・スパイロポロウスのユニットと化し、69年にはセカンドアルバムとサードアルバムをリリース。その後、アレックスとも決別したパトリックが様々なセッション活動の後、バーティゴからリリースしたのが本作「局部麻酔」。

アナログの各面に組曲1曲ずつ(このCDでは2曲目が②~⑥にトラック分けされてますが)といった内容だったり、キーフの手による意味深な雰囲気のジャケもあって、ニルヴァーナUKの諸作のなかでも異色作として捉えられているようですが、彼らの持ち味である煌びやかでキャッチーなメロは健在だし、ジャズやアバンギャルド、R&Bなどの要素をごちゃ混ぜにしたようなサウンドながらも、ポップで聴きやすいです。

組曲形式になってることもあってか、プログレ好きにも好まれているようですが、これはたぶんパトリックが行っていた様々なセッションでの録音をつなげただけのような気も・・・14分強の1曲目の「Modus Operandi」を解説してみると


0:00~ フリージャズっぽい展開。意味不明な叫びもあって、う~ん、アバンギャルド。
1:17~ 唐突にR&Bテイストなポップナンバー。ギターソロからドラムソロに・・・
3:41~ ジャジーなインストでエレピとフルートがスピリチャアルな雰囲気。
5:20~ こちらも唐突にポップでキャッチーなロックンロール。
6:19~ ブラスも導入されたジャズファンク調のバックにのせたギターソロ。
7:41~ こちらもファンキーでどことなくアーシーなストーンズ風のロックンロール。
8:53~ シャッフル調のブルースロックなバックに、ギターやキーボードなどのソロが長らく続きフェイドアウト


文字にすると、なんだかわかりにくいようですが、冗長な感じはまったくなくてすんなり聴けますね。2曲目の組曲「Home」に関しては、②③⑤のような胸キュンなメロのソフトロック的バラードや、ポップなロックンロール④など個々の曲としても楽しめますね。一連の組曲としても体を成してますが、②冒頭のアフリカンなパーカッションや、とってつけたような⑥など「?」となる感じも彼ららしいような気が・・・

サイケやジャズ、R&Bなどの要素は感じられるものの、アルバムを通して感じるイメージは「キャッチー」であり「ポップ」。とはいえ、キレイにまとまった感じはあまりなく、少々とっちらかった感じはあるんですが、なんかそこがまた魅力的なんですよね。う~ん、他のアルバムも聴いてみたくなったぞぉ・・・(次回に続く)


1. Modus Operandi

Home
  2. Salutation
  3. Construction
  4. Destruction
  5. Reconstruction
  6. Fanfare
[PR]
by shintan_shintan | 2009-02-05 21:41 | 70s (70~72)

気がついたら、1月末の時点で当ブログの訪問者数が30万人を突破してました。
訪問していただける方も徐々に増え、20万ヒットから7ヶ月ちょっとで30万を達成することができました。
やはり、多くの方に訪問していただくのは励みになりますね。今後とも宜しくお願いいたします。

--------------------------------------------------------------


最近は英国ものをよく聴いております。
思えば、60~70年代のロックに目覚め始めた20代前半の頃は、アメリカンだろうがブリティッシュだろうが気にせず。ジャンルなんかも関係なく、興味あるものを純粋に聴き漁っておりましたが、いつの頃からか、自分のなかでカテゴリーや境界線のようなものを作っていってしまっていたようで・・・ ここ数年は、ブリティッシュ系(特にプログレっぽいもの)にはけっこう消極的でした。。

というわけで、以前リリースされた時に気になっていたものの、購入を見送ったブリティッシュロックなどを、最近は色々と買い漁っておりまして、本日紹介するのは「田舎のビートルズ」と言われているスタックリッジが、ジョージ・マーティンのプロデュースで73年にリリースした3枚目のアルバム「山高帽の男」。

b0079504_12235567.jpg


このアルバム、ジャケが有名ですよね~ 以前からこの作品の存在は知ってたものの、てっきりプログレな作品だと思い、紙ジャケがリリースされた時もスルーしちゃったんですよね。彼らがリリースした5枚のアルバムではこれが一番人気なのかな?ユニオンでの中古価格もこれだけ若干のプレ値がつけられておりましたが、それほど頻繁に店頭で見かけることもないし2,310円で購入です。

ジャケのイメージから、メロトロン全開の叙情的でプログレッシブな感じなのかと思っていましたが、ビートルズ的なメロディーを持つポップで親しみすいサウンドですね。とはいえ、ひねりのある曲調や展開などはプログレ的なところも感じますし、ヴァイオリンやフルートによるノスタルジックで牧歌的なところも・・・ 多彩なサウンドではありますが、そのどれもが英国情緒を深く感じさせてくれるものばかり。これは良いですね。


THE MAN IN THE BOWLER HAT 
1. Fundamentally Yours
2. Pinafore Days
3. Last Plimsoll
4. To the Sun And The Moon
5. Road To Venezuela
6. Galloping Gaucho
7. Humiliation
8. Dangerous Bacon
9. Indifferent Hedgehog
10. God Speed The Plough





b0079504_12241914.jpg

で、こちらは72年のセカンドアルバム「フレンドリネス」。
1,365円という中古価格もあって、併せて購入したんですが、これもまた良いアルバムですね~ 個人的にはこちらのほうが好きかも・・・ 「山高帽~」にくらべ、いくぶんシンプルな感じですが、それによってメロディーの美しさが際立つような気がします。④「There Is No Refuge」、⑤「Syracuse The Elephant」の美しさときたら・・・


FRIENDLINESS
1. Lummy Days
2. Friendliness Part.1
3. Anyone For Tennis
4. There Is No Refuge
5. Syracuse The Elephant
6. Amazingly Agnes
7. Father Frankenstein Is Behind Your Pillow
8. Keep On Clucking
9. Story Of My Heart
10. Friendliness Part.2
11. Teatime
[PR]
by shintan_shintan | 2009-02-04 12:26 | 70s (73~76)