<   2010年 06月 ( 19 )   > この月の画像一覧


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1. Flying/Love You More Than It's Good For Me To/Nostrils
2. She Brings The Morning With Her
3. Back To Boulder
4. Traveller
5. Sea Saw
6. Mini Splurge/Mr Jones/Is That Good Is That Nice?
7. Clocks/Hey I Used To Know You
8. Unknown Journey
9. Leave Me Be (Bonus)
10. Clown (Bonus)

Valerie Cope (Vocals)
Bethlyn Bates (Vocals)
John McBurnie (Guitar, Vocals)
Keith Trowsdale (Guitar, Vocals)
Jerry Hovell (Bass)
Chris Gibb (Drums)
Laurie Styvers (Vocals)


ブックオフ安棚って、どのお店に行っても定番ものが多く代わり映えしないことが多いんですが、それでも毎週のように足を向けるようなヘヴィーユーザーと化すと、普段あまり見かけない背タイトルにはすぐに反応できるように・・・本日紹介するアルバムもオフの安棚らしからぬ1枚ではないでしょうか。

リイシューレーベルのサンビームから一昨年にリリースされた英米男女混合グループ、ジャスティンの唯一作。ユニオンあたりでは普通によく見かけるアルバムですがブックオフじゃ見ないですよね~ 500円でゲットです。

バンドについて簡単に説明すると、後に「ジャクソン・ハイツ」(ELPの前身バンドのメンバーが結成)に加入し、70年代後半にはベストヒットUSAで御馴染みなAOR系バンド「ヴァイパー・トレイルズ」のメンバーとなるジョン・マクバーニーと、ジョンの学生時代からの友人であるキース・トロウズデールの英国人2人がデュオとして結成。
そこに米女性シンガーのローリー・スタイヴァース、ネイティブアメリカンの血をひく米女性シンガーのベスリン・ベイツ、リヴァプール出身の英女性シンガー、ヴァレリー・コープも加わり女性ヴォーカル3人体制で本作の制作をロンドンで開始。その後レコーディング中にリズム隊の2人が加わるも、ローリー・スタイヴァースが脱退ということでアルバム完成時点でのメンバーは6人に(ジャケは5人ですが)

内容に関しては、少々サイケなところも感じるドリーミー系ソフトロックと美しいハーモニーのフォークロックの2軸で、アメリカ人メンバーの出入りが関係しているのか英国のバンドらしからぬ明るく爽快な雰囲気の楽曲も。最初聴いた時は女性2人と男性2人よるハーモニーにママス&パパスっぽい感じを受けましたが、ライナーによるとやはり60年代後半の米西海岸サウンドにも大きな影響を受けてるらしいです。

ドリーミーに始まりフォーキーかつグルーヴィーに移り変わり最後はオールドタイミーに終わる①、美しいメロディーとハーモニーがどこか儚げな②、淡々とした流れからストリングスやハーモニーを加え徐々に盛り上がっていく③、ドリーミーでキュートなソフロのお手本のような名曲④と前半の4曲はどれもが素晴らしい出来!

アコギをバックに女性陣のハーモニーが映えるフォーキーな⑤も心地よい1曲ですが、⑥は複雑な構成と意外と凝ったアレンジの11分弱もある3部構成の大作で、ここではビートルズやサイケデリックの影響を感じるブリティッシュポップなサウンドとなっております。
2部構成となる⑦はアコギをバックにした英トラッドのような独特な翳りが感じられるメロディーの前半と、ストリングスを絡めて叙情的に盛り上がる後半の対比が面白い1曲で、本編ラストの⑧はファズのかかったギターが印象的なサイケ/アシッドなナンバーで静と動が交差するドラマティックなナンバー。このアルバムではちょい異色かな・・・

というわけで、けっこう振れ幅のあるアルバムですがけっこうオススメです。モノクロの暗めなジャケからそうとうダウナーな音を想像しておりましたが、よい意味で裏切られましたね。
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by shintan_shintan | 2010-06-30 19:40 | SOFT ROCK

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1. Another Part Of Time
2. And There Was Morning
3. Spaced
4. So Long As The Waters Flow
5. Aurora Hominis
6. Salute To The Vanishing Bald Eagle
7. People's Park
8. Walking Green Algae Blues
9. Sanctuary


本日はちょっと前にジャケ買いした1枚、ムーグシンセ使いのポール・ビーヴァーとバーナード・クラウゼによる電子音楽ユニットの70年作をご紹介。

60~70年代ロック好きにはマイク・ブルームフィールドやロニー・モントローズなどがゲスト参加した71年の「GANDHARVA」が有名らしいですが、なにぶん僕は勉強不足のためこのユニットのことは全く知らず。独特な雰囲気を醸し出すモノクロ画のジャケが気に入ったのと、コレクターズ・チョイスからのリリースで価格も500円だったのでたまには冒険しても良いかな・・・と思い購入。

どうせB級アシッドフォーク系だろうと思っていたこのアルバム、オルガンとシンセがグルーヴィーな①こそそんな違和感ありませんでしたが、電子音中心のSE的な②③や、雷や雨のSEをバックに荘厳なオルガンが奏でられる④、「ツァラトゥストラはかく語りき」な⑤など前半は「!?」って感じ・・・

こりゃハズレかなと思っておりましたが、アルバム後半からやっと音楽的(?)になってきまして、親しみやすいんだけどどこか不協和音的なメロディーの⑥、サンバというかアフリカンというか打楽器中心のワールドミュージック的な⑦、様々なSEやコラージュほどこされたブルースナンバー⑧、そしてスピリチュアルながら優しげなラストナンバー⑨などなど・・・ これがなかなかなんですよね。

サウンドのふり幅が広くて散漫な感も多少はありますが、それでもしばらくするとまた聴きたくなる不思議な魅力を持ったアルバムだったりします。シンセ一辺倒ではなくアコースティック楽器や自然を感じるコラージュなんかがいい感じなんですが、どうやら「電子音楽」と「自然」「環境」との融合をコンセプトにしているグループなようで、なんか納得です。

いわゆる電子サイケになるのかな・・・ 当ブログでは過去あまり取り上げたことがなかったジャンルの作品かもしれませんが、これも良いきっかけなので、テクノの源流ともいえる、ムーグなどアナログシンセの音色が堪能できる60年代後半~70年代前半の電子音楽モノのお気に入り盤を何枚かご紹介いたします。



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SILVER APPLES 「SAME」 (1968年)

自作のアナログシンセを操るシメオン(Vo, Key他)とダン・テイラー(Dr)によるユニットの1stで電子サイケを代表する1枚じゃないでしょうか。

シンセとループっぽいドラム、少々のコラージュというシンプルな構成で、楽曲も1コード1グルーブ中心で不穏な雰囲気を感じさせるものが多いんですが、これが存在感たっぷりなんですよね。
68年のアルバムながら、音像もアイデアもチープなところは感じさせないってのが凄いです!




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WHITE NOISE 「AN ELECTRIC STORM」 (1969年)

今でも現役のデヴィッド・ヴォーハウスのユニット「ホワイト・ノイズ」

これはそんなに「ピロピロ、ピコピコ」ではなくて、どちらかというとコラージュやカットアウト満載のアバンギャルドでサイケデリックなソフトロックといった感じかな・・・ 詳しくは過去記事をご参照ください。




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PERREY & KINGSLEY 「KALEIDOSCOPIC VIBRATIONS」 (1967年)

電子音楽のパイオニアであるフランス人ジャン・ジャック・ペリーとアメリカ人シンセ奏者ガーション・キングスレイのユニット。これはセカンドアルバムになるのかな。

今作収録の「Baroque Hoedown」はディスニーのエレクトリック・パレードで使われてるあの曲!世の中の大多数の方がディズニーのオリジナルと思ってるのでは・・・




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HOT BUTTER 「POPCORN」 (1972年)

で上記ペリキンのガーション・キングスレイ69年のソロアルバムに収録されていた「ポップコーン」をカバーして世界的大ヒットさせたのが、アメリカのスタジオミュージシャン6人によるこのホットバター。

「ポップコーン」以外はそれほどムーグシンセ全開って感じじゃないし、いわゆる電子音楽ではなくてモンド/ラウンジって感じの曲も多々。それでも純粋に楽しい素敵なアルバムです。
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by shintan_shintan | 2010-06-28 21:37 | 70s (70~72)

近所のブックオフ安棚に007シリーズのサントラが何枚か置いてありまして、特にジェームス・ボンド好きでもありませんし映画もTVで何本か観た程度なんですが、たまにはオリジナルスコアのサントラを聴いてみるのも良いかと・・・

で、チョイスしたのはポール・マッカートニー&ウィングスの主題歌が有名な73年のシリーズ8作目「007 死ぬのは奴らだ」


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1. Live And Let Die (PAUL McCARTNEY & WINGS)
2. Just A Closer Walk With Thee / New Second Line (HAROLD A. DEJAN & THE OLYNPIA BRASS BAND)
3. Bond Meets Solitaire
4. Whisper Who Dares
5. Snakes Alive
6. Baron Samedi's Dance Of Death
7. San Monique
8. Fillet Of Soul-New Orleans / Live And Let Die (B.J. ARNAU)
9. Bond Drops In
10. If He Finds It, Kill Him
11. Trespassers Will Be Eaten
12. Solitaire Gets Her Cards
13. Sacrifice
14. James Bond Theme

(Bonus Tracks)
15. Gunbarrel / Snakebit
16. Bond To New York
17. San Monique (Alternate)
18. Bond And Rosie
19. The Lovers
20. New Orleans
21. Boat Chase
22. Underground Liar


ロジャー・ムーア演じる3代目ジェームス・ボンドの1作目ということで、制作陣も新機軸を求めたのか、音楽スコアも2作目以降ずっと手掛けていたジョン・バリーではなくジョージ・マーティンが担当。ポールの主題歌もジョージ・マーティンからの依頼だったようですね・・・

この映画、子供の頃にTVで見たような記憶もあるんですが、内容はまったく覚えてないだけに、サントラを聴いてもあまり楽しめないかと思っておりましたが、これが意外とすんなり聴けましたね。
ジョージ・マーティンのスコアの良し悪しはよくわかりませんが、ウィングスの主題歌や「ズンタカタッター・ズタッタッ・スンタカタッタ~」というお馴染みジェームス・ボンドのテーマをアレンジしたものが多いということもあって、親しみやすく退屈な感じはなしでしたね。

それにしても、ポール&ウィングスの主題歌はいいですね~ 展開も多くまさにスパイ映画の主題歌って感じなんですが、映画を置いといてもポップ/ロックとしても秀逸な1曲じゃないでしょうか。
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by shintan_shintan | 2010-06-27 18:50 | COMPILATION

マイケル・ジャクソンが急逝され、CDショップでも特設コーナーが設置され店内BGMでもかかりまくってましたよね~ そんなに前じゃないと思ってましたがもう1年も前の事なんですね・・・

その時期にリリースされた彼関連の紙ジャケ各種はタイミングもあってか爆発的に売れてすぐに品切れ。ソロタイトルはすぐに再プレスされたものの、ジャクソンズのタイトルはほどなくして店頭から消え、その後オークションなどでは定価の数倍で取引されてましたが、この度めでたく再プレスとなりまして前回買い逃していた僕も2Tほど購入です。


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VICTORY (1984年)

1. Torture
2. Wait
3. One More Chance
4. Be Not Always
5. State Of Shock
6. We Can Change The World
7. The Hurt
8. Body


昨年の紙ジャケ発売後に一番早く店頭から姿を消したのがこの「ビクトリー」じゃなかったかな・・・ 「スリラー」の歴史的大ヒットを受けてなのか、前作「トライアンフ」から4年ぶりにリリースされた作品で、ミック・ジャガーとマイケル・ジャクソンのデュエットによるシングル「State Of Shock 」は当時FMでもよくオンエアされていて純粋にカッコイイ曲だと思ってはいましたが、アルバムを聴くまでにはいたらずアルバムを耳にするのは今回がお初。

それまでジャクソン5、ジャクソンズでほとんどの曲でリードをつとめていたマイケルですが、この時期は「スリラー」の大ヒットで相当忙しかったのか、彼のヴォーカルが聴けるのは前述のシングル⑤以外ではジャーメインと交互にリードを取る①と、アコギとストリングスをバックに歌う④のみ。

ネットでの様々なレビューを読むとやはりマイケル絡みの3曲の注目が高いようですが、⑥⑦なんかも①と同路線の打ち込みをベースにしたキャッチーなダンストラックでカッコイイですし、ランディ・ジャクソンの作/ヴォーカルな③もAOR的な雰囲気の佳曲でお気に入り。

84年という時代からかシンセや打ち込みの多用が目立つアルバムではありますが、楽曲のクオリティーはどれも高くて、個人的には「DESTINY」には及ばないものの「TRIUMPH」よりも好きなアルバムかな・・・




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DESTINY (1978年)

1. Blame It On The Boogie
2. Push Me Away
3. Things I Do For You
4. Shake Your Body (Down To The Ground)
5. Destiny
6. Bless His Soul
7. All Night Dancin'
8. That's What You Get (For Being Polite)
9. Blame It On The Boogie (John Luongo Disco Mix)
10. Shake Your Body (John Luongo Disco Mix)


で、もう1枚は79年のアルバム「今夜はデスティニー」
今までまったく気にしていなかったアルバムですが、以前ブックオフにて250円でゲットしてその素晴らしさにビックリ! その後リマスター盤もすぐに買い換えたほどのお気に入りアルバムなんですが、やはり紙ジャケで永久保存しておきたくてね・・・

内容に関しては過去記事をご参照いただくとして、時代柄かディスコサウンドに接近した彼らの中ではやや異色作なのかもしれませんが、ヴォーカル、楽曲、演奏ともに神憑かった1枚ではないでしょうか。
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by shintan_shintan | 2010-06-26 18:08 | SOUL/FUNK

サッカーワールドカップ盛りあがってますね!
僕もそれほど熱心なサッカーファンというわけではありませんが、それでも今朝は早起きして観戦。そのまま仕事に行くのも辛そうなので本日は代休です。

で、本日はフェイセズの紙ジャケ。23日発売でしたが発送が遅れたようでようやく本日到着。

フェイセズは学生の時によく聴いていたんですが90年当時にCD化されていたのはロッド&フェイセズ名義で74年にリリースされたライブ盤のみで、これが一番聴いたアルバムかな。当時やっていたバンドでもこのライブ盤バージョンの「Stay With Me」を演っていたりで思い入れのある1枚だったりします。

その後、90年代半ばにCD化されたオリジナルアルバムもそれなりに気に入って聴いておりましたがほどなくして売却。今回のリマスター紙ジャケが再入手のよい機会と思い2枚ほど購入いたしました。


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OHH LA LA (1973年)

1. Silicone Grown
2. Cindy Incidentally
3. Flags And Banners
4. My Fault
5. Borstal Boys
6. Fly In The Ointment
7. If I'm On The Late Side
8. Glad & Sorry
9. Just Another Honky
10. Ooh La La

凝ったジャケが多いフェイセズの諸作ですが、今回の紙ジャケでの一番の目玉はこの4作目「ウー・ラ・ラ」でしょう。特殊な切れ込みと細工でジャケの男性の顔が変わるってやつですね・・・詳しくはワーナーの特設サイトをご覧ください




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AS NOD IS AS GOOD AS A WINK... TO A BLIND HORSES (1971年)

1. Miss Judy's Farm
2. You're So Rude
3. Love Lives Here
4. Last Orders Please
5. Stay With Me
6. Debris
7. Memphis, Tennessee
8. Too Bad
9. That's All You Need

もう1枚はフェイセズを代表するアルバム「馬の耳に念仏」
ロニー・レインが頑張ってる「ウー・ラ・ラ」も深みがあって好きなんですが、もっとも彼ららしいアルバムといえばやはりコレでしょうね。


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ジャケの12枚分近くある巨大なポスターも復刻しております。




最後に、一部ではあまり評判の宜しくないワーナーの菊池功氏による今回の国内リマスターについて・・・

「馬の耳に念仏」を現行のプラケ盤と聴き比べてみましたが、もこもこしていてた旧盤に比べクリアーな音になっていてまずまずじゃないでしょうか。ただ音量レベルは以前のもものとほぼ同じなんで、低音がスッキリした分だけ今回のリマスターのほうが音圧が低く感じる方もいるかな。

奥行き感や立体感が飛躍的に向上してるわけではありませんが、奥にひっこんでいた感のあるヴォーカルもぐっと前に出てきていますし、すごい良くなったというほどではありませんが合格点なんじゃないかと個人的には思います。
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by shintan_shintan | 2010-06-25 17:39 | 70s ROCK

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1. Black/White
2. Uniform Of Youth
3. Don't Slow Down
4. Run To Her
5. Into My Own Hands
6. Is It Love
7. Kyrie
8. Broken Wings
9. Tangent Tears
10. Welcome To The Real World
11. Broken Wings (Single Version)
12. Kyrie (Single Version)
13. Is It Love (Single Version)


紙ジャケファン待望のブツは今日も届かないようなので、ちょっと前にゲットした紙ジャケの記事でお凌ぎでございます。

昨年もなんだかんだで多くの紙ジャケを買ってしまいましたが、名ばかりの「完全生産限定」に踊らされることもなく、冷静に取捨選択をしていたつもりではありますが、それでも買うか買わないか迷っているうちに店頭から消えてしまって悔しい思いをしたものもちらほら・・・ 念願かなってアンコールプレスとなったMJ関連の数枚(これも未だ届かず)もそうですが、本日紹介するこれもそんな1枚。

昨年夏にソニーからリリースされた80s紙ジャケコレクションの1枚、Mr.ミスターの大ヒット作「ウェルカム・トゥ・ザ・リアルワールド」
いずれゲットしようとは思っていたアルバムですが、まさかこれが速攻で売り切れるとはね・・・ オークションやマケプレでは定価以上で取引されてるし、店頭で中古を見かけることもなし。入手を半ば諦め、今年のGWにブックオフで06年リマスターのプラケを購入したばかりですが、先日ユニオンにてこの紙ジャケを普通の中古価格で購入することができました。

これ、リアルタイムではありますが当時はハードロックばかり聴いていたこともあって、ちゃんと聴くようになったのは数年前。ペイジズから聴き進めていった方にはシンセオリエンテッドでポップなサウンドに戸惑いもあったかもしれませんが、エイティーズリアル世代としてはまったく違和感は感じず、すぐに好きになりましたね。

リチャード・ペイジとスティーブ・ジョージのコンポーズはもちろんですが、個人的にはここでのスティーヴ・ファリスのギタープレイがかなりお気に入り。早弾きは少ないもののトリッキーでインパクトあるソロなんかかなりいい感じだし、後にホワイトスネイクのツアーメンバーにも抜擢されるのも納得なセンスある上手いギタリストだと思うんですが・・・
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by shintan_shintan | 2010-06-23 23:40 | 80s ROCK

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1. Messin' With The Boys
2. Since You've Been Gone
3. I Just Love The Feeling
4. All I Want
5. Overnight Sensation (Hit Record)
6. Elaine
7. This Time
8. Wishing Well
9. Secrets
10. We're Through
11. Longer Than Forever

12. Love At First Sight
13. Beauty's Only Skin Deep
14. That's The Kind Of Guy I Like
15. I Like The Way You Dance
16. Science Fiction Daze
17. Young And Wild

18. Hollywood Dream
19. Strawberry Fields Forever
20. Here Comes The Sun


先週土曜日のユニオン中野半額セールで購入したもう1枚はこれ、472円でした。

ランナウェイズにて下着姿でフロントをつとめたシュリー・カーリー(ランナウェイズ時代はチェリー・カーリー)のソロ時代のコンピレーションです。


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↑ランナウェイズはこれしか所有してないし、どちらかというとチェリーよりジョーン・ジェットのほうがロックな感じがして好きなんですが、金髪美女二人の派手めなジャケがなんか気になりまして・・・


76年にランナウェイズでデビュー後オリジナルアルバム2枚、ライブアルバム1枚をリリースしてバンドを脱退。双子の妹マリーも数曲で参加した78年のアルバム「BEAUTY'S ONLY SKIN DEEP」でソロデビュー。を飾り、翌79年にはシュリー&マリー・カーリー名義でセカンドアルバム「MESSIN' WITH THE BOYS」をリリース。

この2枚を中心に構成された本作ですが、①~⑩でセカンドの「MESSIN’~」をフル収録。ファースト「BEAUTY'S~」からも⑫~⑰と6曲が選ばれておりますが、やはり興味深いのはセカンドの10曲とシングルB面曲⑪でしょう。この11曲に関しては当時のマリー・カーリーの彼氏、スティーブ・ルカサーを中心にマイク・ポーカロ、スティーブ・ポーカロ、ボビー・キンボールなどTOTO一派が全面参加。シンプルでストレートな楽曲ながらもテクニックに裏打ちされた大人のエッセンスがそこかしこに感じられます。

①④⑥⑦に代表される、ハード&キャッチーなロックサウンドが中心のアルバムで、レインボーでお馴染みのラス・バラード作の②や、フリーの⑧といった有名曲のカバーも・・・
どこかクイーンを思い起こすエリック・カルメンのドラマティックな⑤やピアノバラード⑨なんかもあってけっこう多彩な内容なんですが、出色なのはリズミカルなボビー・キンボール作の③と、マリー&ルーク作の洗練されたバラードナンバー⑪といった2曲のAORチューン。ルカサーのギターソロも素晴らしくまさに彼の本領発揮といったところでしょうか。
また、切なげな美メロのサビをもつ⑥は本盤で一番のお気に入りだし、シャッフルナンバー⑩後半でのルークとマイケル・ランドゥのギターバトルも聴きどころかな。

と、2nd「MESSIN’~」中心のレビューとなってしまいましたが、1st収録曲はやはり少々チープな感は否めないしシェリーの歌の下手さを補うアレンジも演奏力も感じられなかったかな。ちなみに同じような声質ではありますが、妹マリーのほうが上手かな。ランナウェイズのヴォーカルとして打診を受けたのも最初は妹のほうらししし・・・
また、⑱⑲⑳の3曲は日本未発売だったチェリー在籍時のランナウェイズのアウトテイク集?「Flaming Schoolgirls」から。当時US盤しかリリースされず04年までCD化されなかったアルバムですので、ここでの3曲に喜んだ方も多かったんじゃないかな。
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by shintan_shintan | 2010-06-22 21:26 | 70s (77~79)

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ATLANTA RHYTHM SECTION (1972年)
1. Love Me Just A Little
2. Baby No Lie
3. All In Your Mind
4. Earnestine
5. Forty Days And Forty Nights
6. Another Man’s Woman (It's So Hard)
7. Days Of Our Lives
8. Yours And Mine
9. Can’t Stand It No More
10. One More Problem

BACK UP AGAINST THE WALL (1974年)
11. Wrong
12. Cold Turkey, Tenn.
13. Will I Live On?
14. A Livin’ Lovin’ Wreck
15. Superman
16. What You Gonna Do About It?
17. Conversation
18. Redneck
19. Make Me Believe It
20. Back Up Against The Wall
21. It Must Be Love


60年代に活躍した祖父とロックグループ、クラシックⅣ、キャンディマンのバックを担っていたスタジオミュージシャンを中心に結成されたアトランタ・リズム・セクション(以下ARS)。本日は彼らのファースト&セカンドをエントリーです。

ARSに関しては78年リリースの7作目、おそらく彼らのアルバムで一番知名度があるだろう「CHAMPAGNE JAM」しか聴いたことがありませんでしたが、洗練されたサウンドに豪放さやスリルをあまり感じることもなく、それほど魅力を感じなかったのが正直なところ。

とはいえ、サザンロックを語る際にはオールマンズ、レーナードに次ぐ存在として挙げられることが多く、いずれ他のアルバムもちゃんと聴いてみたいと思っていた折、今年になって英BGOからリリースされた2in1の中古を900円で見かけゲット。
これが自分的にはストライクゾーンど真ん中の南部サウンドで、アルバム1枚で侮っていた自分に反省です。

CDの前半10曲は72年のファースト収録曲なんですが、ざらついたハードなギターと長尺のツインリードが炸裂する哀感あるパワーバラードの1曲目が何と言っても強力!

ブルースやソウル、カントリーからの影響をベースに、時にファンキー時にフォーキーなサウンドはまさにサザンロックの王道でして、全体的にはレーナードに通じるところもあるハードなギターアンサンブルが印象的。
デビュー作という事で少々荒さも感じますが、スタジオミュージシャン達によるバンドだけあってテクニックは申し分なしだし、ソウルフルかつ伸びやかなヴォーカルもいい感じの素敵な内容です。

で、CD後半の11曲は74年のセカンドアルバム「非情の壁」収録曲。
荒々しく豪快なファーストよりタイトな感じになって、全体的にバランスが良くなりましたね。③⑨といった美しいバラードナンバーもあってか、全体的にメロディーが重視されてるようにも感じます。
とはいえ、勢いあるバンドサウンドは損なわれていないし、彼らのサウンドのキーの一つであるツインギターも健在。個人的には1st以上のお気に入りアルバムです。

このバンド、ネットで検索するとやはり70年代半ばから後半にかけての洗練度が上がった時期のアルバムやシングルが取り上げられていることが多いでうね。確かにその時期が彼らの絶頂期ではあるんでしょうが、サザンロック度が高いこの初期作も超オススメですのでルーツロック好きで未聴の方はゼヒ!
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by shintan_shintan | 2010-06-20 16:35 | SOUTHERN / SWAMP

今日もまた先週と同じように朝から買出し

まずは車で20分ほどのブックオフへ。「950円以下のCD半額」ということで開店にあわせていってまいりましたが、なんか安棚の在庫がすごい少なくなっておりましたね・・・ とはいえ4枚ほど購入です。


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VARIOUS ARTISTS 「ALL ABOUT SOUL 53 ORIGINAL SOUL CLASSICS」 (1994年)
国内盤 帯付き 2-CD 250円


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GILLIAN WELCH 「HELL AMONG THE YEARLINGS」 (2000年)
国内盤 帯付き 250円



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松任谷由実 「昨晩お会いしましょう」 (1980年)
国内盤 帯なし 250円



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CHEAP TRICK 「AUTHORIZED GREATEST HITS」 (2000年)
国内盤 帯なし 125円




で、その後は先週も開催されていたユニオン中野の半額セールへ・・・


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JEFFERSON STARSHIP 「RED OCTOPUS」 (1975年)
輸入盤 2005年リマスター 315円



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THE MOODY BLUES 「DAYS OF FUTURE PASSED」 (1967年)
輸入盤 1997年リマスター 315円


ユニオンのセールは先週より品揃えが良かったかな・・・というか有名盤や定番モノが多い印象でしたね。ここでは3枚ほど購入。あと1枚はなかなか面白い内容なんで、後日に単独記事にしようと思っております。
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by shintan_shintan | 2010-06-19 19:11 | 全般

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THOMAS JEFFERSON KAYE (1973年)
1. Body Song
2. Collection Box
3. Door Is Still Open
4. Learning How To Fly
5. I'll Be Leaving Her Tomorrow
6. Hole In The Shoe Blues
7. Snake In The Grass
8. Thanks For Nothing
9. Hoe Bus

FIRST GRADE (1974年)
10. Northern California
11. Easy Kind Of Feeling
12. Sho 'Bout To Drive Me Wild
13. Say That You Love Me
14. American Lovers
15. Jones
16. Shine The Light
17. All Cried Out
18. L.A.
19. One Man Band


スワンプ系バンド「ホワイトクラウド」での活動後、プロデューサーとしてボブ・ニューワースやジョン・ケイ、ゴードン・ウォーラーなどを手掛け、またスリー・ドッグ・ナイトの大ヒット曲「One Man Band」のコンポーザーとしても知られるトーマス・ジェファーソン・ケイ。

彼が70年代にダンヒルからリリースした2枚のアルバムはルーツ系名盤として評価も高く、以前から気になっておりましたが、95年にリリースされた2in1CDは既に廃盤でアマゾンのマケプレでも高値。店頭でも見かけたことがなく大枚を払うしかないかと思っていたんですが、先日仕事で浦和に行く機会があり、ついでに立ち寄ったユニオンにて本盤を発見!しかも840円でさらに10%OFFキャンペーン中だったこともあって756円で入手。いやぁ、アマゾンで買わなくて良かったぁ~ 
余談ですが、ユニオンの在庫検索って全ての在庫CDを網羅してないようで、特に3桁プライスのものはヒットしないものが多いようです。これもそうでした。

で、いくら安く入手できても内容がイマイチだったらしょうがないところですが、これがほんと名盤!

特に1枚目にあたる前半9曲は①こそドリーミーな雰囲気のソフロっぽくてちょっと意外ではありましたが、それ以外はスワンプ好きには堪らない内容。
とはいえ、ただ泥臭いだけではなくて、彼の作るフックのあるメロディーやシンプルなんだけど練られたアレンジなども大きな魅力となっております。

このあたりは、ゲイリー・カッツのプロデュースや、ゲストで参加しているドナルド・フェイゲンやウォルターベッカーのエッセンスが影響してるのかもしれません。とはいえ、あまりスティーリー・ダンとのサウンドの共通点は感じませんが・・・

⑩以降の10曲は74年のセカンドアルバムとなりますが、泥臭さという点では前作よりだいぶ薄らいでいるものの、サウンド的には広がりが増してますね。

前作同様にゲイリー・カッツがプロデュースで、スティーリー・ダンの2人やジェフ・バクスター、リック・デリンジャー、ブラックベリーズなど参加メンバーも1stと同じ顔ぶれですが、こちらではポコのリッチ・フューレイとティモシー・シュミットもコーラスで参加。
ただ、スワンピーな楽曲はハードなギターの③とデラニー&ボニーを思い起こす⑨ぐらいなもので、ストリングスを導入したドリーミーなものや、西海岸風の爽やかでフォーキーな楽曲などバラエティーも豊かになり、ソングライティングも格段に向上して。彼のポップセンスやメロディーメイカーぶりが堪能できます。

「レア度」「購入金額」「内容」の3要素を鑑みると、今のところ今年No.1の発掘盤です!
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by shintan_shintan | 2010-06-17 09:00 | SOUTHERN / SWAMP