<   2010年 07月 ( 16 )   > この月の画像一覧


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1. Our Love Is Fading
2. Eye To Eye
3. Sign Your Name
4. Summer Day
5. Long Road Home
6. Say What You Want
7. Peaceful Feeling
8. Stop
9. Sideways
10. 100 Miles From Memphis
11. Roses And Moonlight
12. I Want You Back (Bonus Track)

僕が唯一新作を買い続ける現役アーティスト、シェリル・クロウのニューアルバムです。

前作「DETOURS」から2年半ぶり、オリジナルアルバムとしては7枚目になるんですが、最近の彼女の諸作はちょっと落ち着いた感じのものが続いてましたし、クリスマスアルバムもいまいち覇気が感じられなかったりで、少々寂しい感を抱いておりましたが、今作はネットでのレビューや情報によるとソウルテイストも感じる明るく元気なサウンドということで期待を膨らませつつタワレコで購入。

ちなみにそれまでの彼女の6枚のアルバムの個人的印象と評価はこんな感じ・・・

■フォーキーな味わいでSSW色が強いファースト(85点)
■ポップセンスやソングライティング能力が開花し、様々なサウンドを取り込んだロック色の強いセカンド(100点)
■セカンドと同路線ながら楽曲のクオリティーが少々下がった感のあるサード(60点)
■ポップ&キャッチー路線を進めた王道的アメリカンロックな4枚目(75点)
■恋人との充実した私生活もあってか、スロー系の楽曲が中心となった穏やかなんだけど少々内省的な印象もある5枚目(70点)
■婚約破棄、乳がん手術などを体験し、原点回帰を狙ってかデビュー時のプロデューサーなどを再起用したものの、かなり地味になっちゃった6枚目(55点)

基本的には「シェリル・クロウ」というアーティストが好きなんで、極端に嫌いなアルバムってのはないんですが、今でもよく聴くのは最初の2枚だけだし、前作(6th)は買ってから2~3回しか聴かなかったしで、正直なところ(音楽的に)とうが立ってしまったのかな、なんて思うことも・・・ 彼女にどんなサウンドを求めるかは聴く人それぞれだとは思いますが、僕にはちょっと迷走してる感じも受けましたね。

そんな感じなので、このニューアルバムもそれほど期待していたわけではないんですが、アップテンポでなかなかパンチの効いたオープニングの①でニンマリ。キース・リチャーズ参加のレゲエチューン②、テレンス・トレント・ダービーのカバー③、ファーストシングルとなった④と、最近の彼女のアルバムにはなかった「明るさ」「元気さ」みたいなものが冒頭4曲では感じられますし、1st収録曲に近い雰囲気のフォーキーな⑤もソウルフルなコーラス隊やブラスもあって躍動感を感じられますしね。

様々なところで「ソウル的なサウンド」になったと言われてる今作。サム&デイヴ「ソウルマン」風なイントロの①は抜けの良いドラム、ハモンド、ブラス隊など確かに南部ソウル的だし⑦も同じ香りがしますね。
また、③ではリズム隊がHiっぽい感じもしますし、シングル④はフォーキーソウル的。本編ラストの⑪はカーティスやアイザック・ヘイズを思い起こすような雰囲気だし、ボートラとして収録されたジャクソン5「帰ってほしいの」はヴォーカルも含めほぼほぼ完コピ。

といった具合で、ほぼ全編で抜けの良いドラムやブラス、ソウルフルなコーラスがフューチャーされてることもあって、ソウル/R&Bのエッセンスがそこかしこに感じられますね。ただ、楽曲自体やヴォーカルはシェリル・クロウ印って感じで特段に変化はないし、あくまでアメリカンロックなのでソウル好きからすれば物足りないかも知れません。

ここ最近のアルバムに比べてだいぶ元気な印象は受けますし、ここ数日は数多く聴いているアルバムではありますが、アルバム後半の楽曲が弱い感じが個人的にするかな。
スローな⑧⑨は暗い感じがするし、⑩もアルバムタイトルにするほどの楽曲じゃないし、後半にかけての展開がかっこいい⑪もやや冗長な感じが・・・

大好きなアーティストだけに少々辛口なコメントになってしまいましたが、なかなか良いアルバムだと思います。ただ、今後何年もの愛聴盤になるかどうかは微妙なところかな。
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by shintan_shintan | 2010-07-29 09:00 | 90s~ROCK


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SPECIAL TOUCH (1978年)

1. Double Love
2. Too Young
3. Heavenly Day
4. Nobody Else
5.I Could Be Anything
6. I Can’t Wait Forever
7. In Between
8. Don’t Cha Love Me
9. On The Wing
10. Kalalee

黒人白人混合のアーバンソウルバンド、クラッキンは77年の2nd「MAKING OF A DREAM」を以前所有しておりまして、ファンキーかつ流麗でメロウなサウンドは嫌いではないし、何曲かは大好きなものもあったんですが、アルバムとしては何か決定打に欠ける気がしたのが正直なところ・・・

先日記事にしたローレン・ウッド「キャット・トリック」でのピーター・ブネッタとリック・チャダコフを中心とするクラッキンの面々の好サポートぶりにふれた事がキッカケとなり、あらためて「MAKING~」を聴くようになった今日この頃。

そんな折、ユニオンにて4th「SPECIAL TOUCH」の輸入盤中古を800円で発見。今年になって彼らの2nd~4thの3枚がWounded Birdからリイシューされ、国内盤紙ジャケも発売ということで「MAKING~」以外の未聴の2枚を聴いてみたいと思ってましたし、前述したように僕的にはクラッキン再評価な気運になってることもあってご購入。

後にクリストファー・クロスを手掛けて名を挙げるマイケル・オマーティアンが前作に引き続きプロデュースを手掛けた本作。彼らがもともと持ち合わせていた都会的洗練さやファンクネスは変わることなく、AOR的メロディアスさが増した感じで、これが僕的には思いっきりツボ!

2ndに比べて、より歌モノのシフトした感もあってキャッチーなメロディーが印象的。特にオープニングの①は彼らのいいとこどりとも言えるファンキー&キャッチーなAOR名曲だし、②④⑨あたりももファンキーAORの良曲。ファンクチューン⑥やスウィートでメロウなバラードナンバー⑦あたりも兼ね備えていますし、う~ん、これはファンキーとメロウ、ソウルとAORが見事に結合した名盤ですね!





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CRACKIN' (1977年)

1. It Just Takes A While
2. The Force Is Watching You
3. Fallen Dancer
4. I Know You Can
5. Do You Need More Time
6. Don’t You Wish You Could Be There
7. You Know Where I Am
8. The World’s A Fool For You
9. You’ll Feel Better

こちらは、2ndと同じく77年にリリースされたセルフタイトルの3rd。こちらもWounded Bird盤の中古で、1,000円ちょっとで入手です。

このアルバムからマイケル・オマーティンが手掛けることに。AOR度で言えば4thには少々劣るものの、キャッチーで軽快な①④、ファンキーでリズミカルな②、グルーヴィーチューン⑥などなどいい感じの楽曲揃いで、これまた良いアルバムですね~
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by shintan_shintan | 2010-07-26 09:00 | SOUL/FUNK

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1. Mystery Girl
2. Survivor
3. Thank You For The Party
4. Memories
5. Excitement Of The New
6. Love Dance
7. Soul Mates
8. So Much In Love
9. Fate
10. Nite Music


本日はシーナ・イーストンなどへの楽曲提供で知られるイギリス人ソングライティング・チーム、ドミニク・ブガッティとフランク・マスカーによるデュークスがアリフ・マーディンのプロデュースでリリースした唯一作「ミステリー・ガール」をご紹介。

これ、AORアルバムでは10指、いや、5指に入るほど大好きなアルバムで、本来であればリマスター紙ジャケを記事にする予定でしたが、発売数週間前になってまさかの発売延期(発売日未定)。名盤探検隊でリリースされていたプラケ売らなきゃよかった・・・ というわけで今回の記事は写真ではなくジャケ画像です(悲)

スティーブ・ルカサー、ジェフ・ポーカロ、ロビー・ブキャナン、リチャード・ティー、ウィル・リーら豪華ミュージシャンによるバックはもちろんのこと、2人よるソングライティングがほんと素晴らしい。洒落ていて洗練されていて、それでいて耳馴染みの良い印象的でキャッチーなメロディーはさすがですね。

邦題タイトルにもなったメロディアスなサビメロが印象的で、都会的洗練された雰囲気の①、せつなく美しいメロディーが極上なバラード④、ポップな軽快さとメロウ具合がいい感じの⑧といったあたりがアルバムのリードトラックかつ人気曲だと思いますが、僕もこの3曲には一発でやられてしまいましたね。

で、いわゆるAORやメロウといったところが強いのは前記した3曲と⑥くらいで、それ以外はダンサンブルでリズム感のある楽曲が多いです。
シンセベースが印象的なシャッフルの②、ポップなパーティーチューンの③、マイナー調メロディーのファンキーでアップテンポなディスコサウンド風⑤などなど。⑦のオープニングではアフリカンなビートやコーラスが導入されいたり、⑨⑩でもディコティック寄りのサウンドなんですが、こういったリズミックな楽曲でもどこか哀感あるキャッチーで印象的なメロディーは健在。

もともとヴォーカルが本職ではない2人ではありますが、歌もなかなかいけてますし、前述したようにセッションミュージシャンによるバックは完璧だしで本当に素晴らしい大好きな作品です。発売未定となっている紙ジャケは復活して欲しいですね・・・

余談ですが、夜の街へ繰り出す2人を写したジャケの写真。ジャケを羽織ってるってのがずっと分からなくて、なんでファイティングポーズをとってるんだろうとつい最近まで思っておりました・・・
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by shintan_shintan | 2010-07-24 16:43 | AOR

AORネタもまだあるんですが、残りは週末にアップするとして、本日ブックオフネタを。

今日紹介する8枚は、いずれも半額セールなどを利用してここ数週間で入手した250円CD。掘り出しものが極端に減ったと言われてるブックオフ安棚ですが、こまめに掘ればそれなりのものはでてくるかな~


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TOM PETTY AND THE HEARTBREAKERS 「DAMN THE TORPEDOES」 (1979年)

トム・ぺティの諸作で一番好きなのが、この3rd「破壊」
リマスター盤に買い替えようと前から思っていたんですがなかなか機会がなくて・・・250円でゲットとはラッキーでした。




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ERIC CLAPTON 「JOURNEYMAN」紙ジャケ (1989年)

このアルバムって紙ジャケがリリースされてたんですね。ジャケも汚れ気味だし帯も付いてませんでしたが250円ならありでしょう!




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TOM ROBINSON BAND 「POWER IN THE DARKNESS」(1978年)

トム・ロビンソン・バンドの1stですがこれは良いですよ! 
78年デビューのUKのバンドなんで、一般的にはロンドンパンクにカテゴライズされているようですが、パワーポップやパブロック的な要素も多くてサウンドは多彩。
メッセージ性の強い歌詞、迫力あるヴォーカル、パンチがありながらけっこう上手い演奏、ナイスです!




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THE HOLLIES 「THE GOLD COLLECTION」(1997年)

ホリーズは昔ベスト盤を持っておりましたが、現在所有してるのは「バタフライ」だけ。
60年代のブリティッシュビート系は少々苦手意識があるんで、お勉強の意味もこめて購入。 




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REO SPEEDWAGON 「GOOD TROUBLE」(1982年)

大ヒットした「禁じられた夜」に続いてリリースされたアルバムですが、「禁じられた~」に比べて全く遜色のない豪快かつポップなアメリカンロックアルバム。「産業ロック」なのかもしれませんが良いものは良いです!




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PAUL BRETT SAGE 「PAUL BRETT SAGE」(1970年)

アコギの名手、ポール・ブレットが結成した英フォークロックグループの1st。
ファズギターをフューチャーしたサイケハード的なものから、ソフロチックなドリーミーなものまで色々と味わえます。




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MARIANNE FAITHFULL 「A CHILD'S ADVENTURE」(1983年)

アイランド移籍一発目「BROKEN ENGLISH」は大のつく愛聴盤なんですが、これは83年リリースのアイランドでの3作目。「BROKEN~」で聴くことの出来たニューウェーブ/ポストパンク的なものは薄れていて、シンセをフューチャーした穏やかなサウンドにシフト。




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THE ROLLING STONES 「LOVE YOU LIVE」(1977年)

いわずと知れたストーンズのライブ名盤。これ、最初に聴いたのは大学生の時なんですが、今回が再々入手かも・・・ で、この2枚組ライブ盤ですが、内容は素晴らしいものの音質がちょっとね・・・ リマスター盤が気になるところです。
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by shintan_shintan | 2010-07-20 19:28 | 全般

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1. Fly Away
2. Just Can't Win 'Em All
3. Take Me To Your Heaven
4. Steal The Night
5. Through The Years
6. I Wanna Be Close To You
7. R ead Between The Lines
8. Throw A Little Bit Of Love My Way
9. Gotcha


金澤さんや中田さんのガイド本でも大枠で取り上げられていたAORの人気盤、スティーヴィー・ウッズの3枚のアルバムですがめでたく初CD化となりましたね。

AOR系のサイトでは大いに盛り上がってる事は知っておりましたが、個人的にブラコン/アーバンソウル的なものは特に好きってわけじゃないのでいずれ機会があれば・・・くらいにしか思ってなかったんですが、先日、ユニオンの店頭で入荷まもないウッズの3枚に遭遇。そんなに評判の高いアルバムならと1枚だけためしに購入してみたんですがこれが素晴らしい内容でして、いやぁCD化が熱望されるはずだわ。

というわけで、81年にリリースされたスティーヴィー・ウッズのファーストアルバム「TAKE ME TO YOUR HEAVEN」です。

ジャケを見れば一目瞭然の黒人シンガーものではありますが、これ、最初に聴いた印象としてはソウルフルな白人シンガーによるポップアルバムって趣きで、⑥⑧といったファンキーなハネ系やバラードナンバーでは独特な粘っこさを感じるものの、ポップ/ロック系のカバーが多いってこともあってか、全体的にはけっこうサラッとしてるかな。このあたりが個人的には◎ですがコテコテのブラックフィーリングをお求めの方には少々戸惑うかも・・・

全曲が素晴らしくて捨曲なしのアルバムですが、ピーター・アレン、キャロル・ベイヤー・セイガー、デヴィッド・フォスターの共作で竹内まりあもカバーしていたメロウ&キャッチーな①、ウィルソン・ブラザーズの大名曲③、タイトルと裏腹に「海」「太陽」が似合うサビメロの爽やかなAORチューン④は特に素晴らしくて文句なし。

前述したファンキー系⑥⑨もアルバム的にはいい感じのエッセンスになってますし、ケニー・ロジャースの⑤やフォスター&グレイドン作でスリー・ドッグ・ナイトのコリー・ウェルズの1stソロ(こちらもめでたく初CD化が決まりましたね)に収録されていた⑧といった歌い上げバラード系もナイス!

今回僕が購入したのはWounded Bird盤ですが、国内盤紙ジャケ(たぶん同じWounded Bird音源だと思いますが・・・)もリリースされるようですね。気になっていながらも入手を迷っている方、これはほんと素晴らしいアルバムですので是非!! 
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by shintan_shintan | 2010-07-19 10:35 | AOR

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1. Jagged Edge
2. You Got The Way
3. As Far As I'm Concerned
4. Rise Up
5. I'm Gonna Tell Her Tonight
6. Put Away Your Love
7. What A Way To Go
8. Still In Love
9. How Long, How Much
10. Forever
11. Long Time Friends


当時、飛ぶ鳥を落とす勢いだったクリストファー・クロスがプロデュースしたアレッシーの人気作である5thがWounded Birdよりリイシューされましたね。

90年代に「そよ風にくつづけ」の邦題で日本のみでリリースされておりましたが、廃盤となっていてネットや店頭でも高値で取引されていたアルバムだけに今回のCD化を喜んでいる方も多いんじゃないでしょうか。
このアルバム、僕も3年前に記事にしているんですが、ほどなくして処分してしまってまして今回のリイシュー盤で再入手。その爽やかで爽快なサウンドの魅力をあらためて感じております。

正直なところ、楽曲の聴きやすさや親しみやすさなら「DRIFTIN'」「ALL FOR A REASON」といったA&Mに残したアルバムのほうが上だと思いますし、一度聴いただけで頭に残る強烈なメロディーがあるわけではないんですが、なんだろうな・・・聴き進めるうちにどんどん魅力的になっていくんですよね。僕的にはいわゆるスルメ盤というやつですね。

①④⑥といった軽快なポップチューンと、③⑤⑦に代表されるコーラスワークとメロディの美しいバラード系がアルバムの二軸。そこにちょいテンポを落としたミディアムテンポのナンバーを絡めての構成は、大きなサプライズはないものの安心して聴ける感じですね。
個人的にはアルバム終盤⑨⑩あたりの楽曲クオリティーに少々不満があるものの、トータル的には人気盤なのが頷ける良いアルバムだと思います。
 
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by shintan_shintan | 2010-07-18 09:38 | AOR

そろそろ東京も梅雨明けかな・・・ 

夏っていいですよね~ 別に海に行くわけでもないし、営業の外回りでは陽射しが辛いこともしばしばですが、なんかウキウキしてしまいます。普段は焼酎派の僕も、やっぱり夏はビールですし、普段はCDラックの肥やしとなってるボブ・マーリー、ジミー・クリフなんか取り出しちゃったりして・・・

で、夏になるとよく聴くのがAOR系のアルバム。リイシューラッシュということもあって個人的にも盛り上がっておりまして、本日からは最近入手してヘヴィロテとなっている何枚かをご紹介いたします。


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1. Breakin' Too Many Hearts
2. In The Dark
3. Work On It
4. Half As Much
5. Never Been So In Love
6. What I'd Give For Love
7. Fallen
8. We're On To Something
9. Ain't Got Nothin' For Me
10. Dark December Night


AOR好きに人気のローレン・ウッドの初期2枚ですが、先日、ユニオンでとりわけ人気の高い2nd「キャット・トリック」を発見。どうせ3,000円近いプレ値がついてるんだろうと思いきや、1,890円(クーポン券使用で1,690円)と、やや高めながらも許容範囲内でして、もちろんご購入です。

このアルバム、以前から気になってはいましたが、以前に高いお金を出して入手した79年のソロ1枚目「恋のトライアングル」が個人的にあまりピンとこなかったこともあって、これにも少々の疑心暗鬼が・・・ まぁ、2,000円以下ならハズレでも諦めがつくかな、なんて思ってたりしてましたが、いやはやコレが相当に良いアルバムでして、女性ヴォーカルもののAOR系ではエイミー・ホーランドの1stと双璧を張るほどのお気に入りとなっております。

一言でAORといってもそのサウンド傾向は色々とあって、TOTO/エアプレイ系、ポップロック系、ジャジーなものなど様々。それほど多くの作品を聴いてるわけではありませんが、個人的にはブルー・アイド・ソウル志向のものに好きなアルバムが多く、このローレン・ウッドの2ndもまさにそんなソウルフルな味わいが感じられる1枚。

元クラッキンのピーター・ブネッタとリック・チャダコフのプロデュースによるこのアルバム、TOTO一派やジェイ・グレイドンなど豪華な面子が揃った前作とは違い、プロデューサーであるブネッタ(ドラム)とチャダコフ(ベース)のリズム隊に、現在はポール・マッカートニーのバンドの一員として活躍している元クラッキンのブライアン・レイがギター、そしてビル・エリオットのキーボードというのが基本メンバー。

レスリー・スミスもコーラスで参加と、クラッキン一派のバックアップを受けた今作ですが、都会的で洗練された雰囲気やファンキー&ソウルフル、キュートなバラード系など多彩な味わいを感じられるアルバムになっております。
彼女の作るポップでキャッチーなメロディーと、腕達者達による計算されたアレンジと素晴らしいバッキング、そして、時に男性かと思ってしまう彼女のソウルフルなハスキーヴォイスが素晴らしいアンサンブルを醸し出しておりますね。

90年の映画プリティ・ウーマンで使われサントラにも収録されたボサ・ノヴァ調のキュートなバラード⑦「Fallen」が人気ですが、今作、それ以外にも素敵な楽曲揃いのAOR大名盤です。


Lauren Wood (Vocals, Fender Rhodes, Background Vocals)
Bill Elliott (Fender Rhodes, Acoustic Piano, Synthesizers, Clavinet)
Brian Ray (Guitars)
Rick Chudacoff (Bass, Grand Piano)
Peter Bunetta (Drums, Percussion)
Alan Estes (Percussion, Congas)

Leslie Smith (Background Vocals)
Robbie Dupree (Duet Vocals on ③)
Tommy Funderburk (Background Vocals)
Carrie Barton (Bass on ③⑤⑧)
Joe Kelly (Guitar on ⑤⑧)
Novi (Viola on ①⑨) etc...
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by shintan_shintan | 2010-07-17 10:28 | AOR

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1. Good For You
2. Tomorrow It Might Rain
3. Keep My Secrets
4. I Should Have Know Better
5. Round And Round
6. Fog In The Future
7. I Can't Imagine
8. Easy Come Easy Go
9. The Last Hour
10. Take My Place
11. Death In A Distant Country


あいも変わらず時間を見つけては中古CDを漁るこの頃ですが、最近はアーティストというより再発レーベルで買うこともしばしば。Wounded Bird、Collector's Choice Music、Rev-Ola、Fallout、SUNBEAMといった再発レーベルのCDを見かければとりあえずチェック。なかでも前記した最初の2レーベルは米ルーツロック系のタイトルが多いし、中古だと3桁プライスになってるものも多くて重宝しております。

で、最近勢いがあるのは、やはり韓国のBIG PINKでしょう。かなりマニアックなものも多いですが、CD化が熱望されてるSSWものを多くリイシューしていて感謝している方も多いんじゃないでしょうか。

で、本日はそんなBIG PINKより今年2月にリリースされた英米混合デュオ、テネント&モリソンのデビュー作をご紹介。CD化に関しては2005年に怪しげなレーベル、ヒューゴ・モンテスからされておりましたが、僕がこのアルバムの存在を知ったのはBIG PINKでのリイシューを受けて。
ネットでの評判も上々だし、VIVIDからリリースされた国内盤仕様の中古をお手頃価格で見かけたこともあり思い切って入手してみたんですが、これがほんと素晴らしいアルバムでした!

スワンピーなダミ声の米国人ジョン・デネントと、繊細でナイーブな歌声の英国人デヴィッド・モリソンによるこのデュオ。ザ・バンドを彷彿とするアーシーさとイギリスならではの憂いあるメロウさ見事に溶け合わさった名盤で、アンドウェラやアーニー・グラハムとかお好きな方なら間違いなくツボでしょう!

テネントとモリソンの共作によるアルバム冒頭曲にしてキラーチューン「Good For You」で一発KO!アコギのシンプルな演奏から始まり、味わい深いベースを伴いサビで大きな感動へと到るメロウな大名曲ですが、それ以外にも味わい深い楽曲揃いで、CD化されるまで幻の名盤として評価が高かったのも納得。

テネント作の5曲はアーシーでアメリカンな感じの楽曲が多く、ザ・バンド色の強い④やスワンピーなロックンロール⑦といったものもありますが、②や⑩のような美メロのフォーキーバラードは彼の男臭い歌声がほんと胸に染み入ってきます。
一方モリソンの楽曲はメロディアスで胸キュン系なナンバーが多いかな。前述した①「Good For You」も共作ではありますがモリソン主導っぽいし、⑥も「Good~」に負けず劣らずのバラードナンバーで、彼もソングライティング能力は相当に高いですね。また、英トラッドぽい⑤あたりでは英国人ならではのものも感じます。

と、2人の個性は各々感じるものの、今作を名盤たらしめてるのは2人の個性が見事に融合したからなのは間違いないでしょうし、1+1が2以上になった好例ではないでしょうか。
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by shintan_shintan | 2010-07-14 20:42 | SSW

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今月号のレコード・コレクターズ誌上の特集は「日本のロック/フォーク・アルバム・ベスト100」 1960~1979年にリリースされたアルバムからのランキングですが、いやぁ、想像通りはっぴいえんど/ティン・パン・アレイ関連が多いですね~

で、僕も好きなアルバムを事前に選んでおりましてマイ・ベスト10+αをご紹介。
このあたりはそれほど深く掘っていないんで定番アルバム中心になってしまいましたが、それでも何故か何枚かはレココレのランク外・・・ちなみにアルバムタイトル後ろの数字はレココレのランキングですので、未読で順位を知りたくない方ごめんなさいね。



1.はちみつぱい「センチメンタル通り」(1973年) (10位)
2.フラワー・トラベリン・バンド「SATORI」(1971年) (26位)
3. センチメンタル・シティ・ロマンス「センチメンタル・シティ・ロマンス」(1975年) (-)
4.さだまさし「夢供養」(1979年) (-)
5.南正人「回帰線」(1971年) (94位)
6.小坂忠「ほうろう」(1975年) (8位)
7.CHAR「CHAR」(1976年) (-)
8.はっぴいえんど「風街ろまん」(1971年) (1位)
9.井上陽水「氷の世界」(1973年) (27位)
10.久保田麻琴と夕焼け楽団「センセット・ギャング」(1974年) (55位)

次点. シュガー・ベイブ「SONGS」(1975年) (3位)
次々点. 荒井由美「ひこうき雲」(1973年) (11位)


ちなみに来月号は80年代のベスト100のようですが、僕が80~89年リリースのロック系アルバムから今の気分で5枚選ぶとこんな感じかな・・・


1.THE MODS 「FIGHT OR FLIGHT」(1981年)
2.SION 「SION」(1986年)
3. 大滝詠一「A LONG VACATION」(1981年)
4.JAGATARA「ニセ預言者ども」(1986年)
5. 山下達郎「FOR YOU」(1982年)
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by shintan_shintan | 2010-07-13 22:13 | JAPANESE

毎年、夏近くなるとAOR系を聴くことが多くなるんですが、今年もご多分に漏れず・・・
特に今年は待望の再リイシューや初CD化などがこれから続々と。AOR好きには嬉しい夏となるんじゃないでしょうか・・・

というわけで、僕も最近入手したモノを中心にちょっとした特集を組もうと思ってはいるんですが、それはもう少し聴き込んでから。それまでは最近入手したAOR以外のもののご紹介です。



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1. Angel Of The Morning
2. Shot Full Of Love
3. Ride 'Em Cowboy
4. Queen Of Hearts
5. River Of Love
6. All I Have To Do Is Dream
7. Headin' For A Heartache
8. Country Comfort
9. Texas Heartache
10. The Sweetest Thing (I've Ever Known)

11. Heart Of The Night
12. Love's Been A Little Bit Hard On Me
13. Break It To Me Gently
14. Love Sail Away
15. I'm Dancing As Fast As I Can
16. I'm Gonna Be Strong
17. Trail Of Tears
18. Adios Mi Corazon
19. Falling In Love
20. Ever True
21. It's A Heartache (Bonus Track)


本日はカントリー系ポップシンガー、ジュース・ニュートンをご紹介。
75年にバンド、シルバー・スパーの一員としてデビューした彼女ですが、これは81年のソロ3作目「JUICE」と82年の4作目「QUIET LIES」との2in1。
「JUICE」は以前所有していたもののだいぶ前に売却。最近になって久しぶりに聴きたくなりこれを再入手しまして、ここのところよく聴いております。

サウンドのほうはカントリー風味漂うポップなロックが中心で、ほとんどがカバーということもあってリンダ・ロンシュタットに近いところも感じますね。

前半の10曲が3rd「JUICE」なんですが、これが81年リリースながらも70年代の香りがそこかしこと漂うポップアルバムで、ここからはメリリー・ラッシュでお馴染みのバラードナンバー①「Angel Of The Morning 」が全米4位、そしてオールディーズ風の軽快なロックンロールの④「Queen Of Hearts」が全米2位の大ヒット。

この2曲のリードトラック以外にも聴きどころは多くて、SSWボブ・マクディル作のバラードナンバー②、ポール・デイヴィスの③、彼女自作のカントリーバラード⑤、エヴァリー・ブラザースで有名な⑦、そしてエルトン・ジョンの名曲⑧などなど・・・
ちょっとハードなギターが聴けるアップテンポなナンバーも悪くはないんですが、やっぱり前述したようなスロー系がいい感じかな。

⑪~⑳までの10曲が4thアルバムになるんですが、このアルバムからも軽快なポップチューン⑫「 Love's Been A Little Bit Hard On Me」が全米7位のヒット。
前作に比べてカントリーテイストが減り、ドラムの音処理やシンセなどでエイティーズっぽさが感じられますね。相変わらずカバーセンスも良いし、内容的には悪くはないんですが、個人的には「JUICE」のほうに軍配かな・・・
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by shintan_shintan | 2010-07-12 22:26 | 80s ROCK