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「悲しい色やね」の元ネタとしても知られるシングル「Wildflower」。
73年にビルボードで最高9位、年間で25位を記録した白黒男女混合バンドスカイラークのヒット曲なんですが、これ好きなんですよね~




で、本日はそんなスカイラークのファーストアルバムをご紹介。

現在入手できるこのCDは、1stの10曲に2ndからシングルカットされたAB面の2曲をボートラで追加し、さらにジャケットを差し替え、「Wildflower:A Golden Classic Edition」のタイトルで96年にリリースされた米Collectables盤。


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1. Brother Eddie
2. What Would I Do Without You
3. A Long Way To Go
4. Suites For My Lady
5. I'll Have To Go Away (Saying Goodbye Is Not Easy)
6. The Writing's On The Wall
7. Twenty Six Years
8. I'm In Love Again
9. Wildflower
10. Shall I Fail
11. If That's The Way You Want It
12. Virgin Green


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ちなみに、オリジナルのジャケはこんな感じです。


スカイラークといえば、何といってもデヴィッド・フォスターが在籍していたことで知られるバンドですが、後年の彼の代名詞のようなAORサウンドではなくて、黒人男性ダニー・ジェラルドと白人女性BJ・クック(後にフォスターと結婚し離婚)のツインヴォーカルによるソウルフルかつ多彩なサウンドが聴けるアルバムです。

前述したメロウな「Wildflower」こそプレAOR的なところを多少感じますが、アルバム的に洗練された感のあるのはこれ1曲だけ。

男女ヴォーカルの掛け合いがデラニー&ボニーを思い起こす①、ワウギターがファンキーな⑥、ポップとソウルが上手く融合した⑦、シャッフルのブルージーな⑧といったソウルフルっぽい楽曲群と、オリビア・ニュートン・ジョンあたりが歌ってもハマりそうなキュートな②や、フォーキーで爽快な③⑤といったポップ路線のものがアルバムの2軸。AORなデヴィッド・フォスターを期待すると肩透かしにあうのでご注意を!

ストリングスアンサンブルによるインストの④が唐突に入っていたり、各曲の中でも意味のよくわからない展開がされているものもあったりで、正直なところアイデアがとっちらかってしまっていたり、方向性が定まっていない感はありますが、これはこれでなかなか面白いのでは・・・フォスターご自身は習作と思ってるかもしれませんが・・・
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by shintan_shintan | 2011-02-27 10:43 | 70s (70~72)
ちょっと前までサイケ漬けだったりしたものの、今日の通勤行き帰りのBGMはaiko。何でも聴く雑食性音楽嗜好なんでマイブームがころころ変わるんですが、ここ最近よく聴いてるのは70年代のちょいとニッチなシングルヒット曲。

この手の有名どころは「僕たちの洋楽ヒット」「THE 70s」といったコンピシリーズに収録されてたりしますが、70年代のチャートものをリアル体験してない僕ですので、まだまだ知らないヒット曲がいっぱい。

ビルボードの年間チャートや、おやじさんのブログ記事を参考にしたりで色々と聴き進めていってるんですが、何といっても重宝するのは90年代前半にリリースされたライノのこんなコンピ盤。ブックオフでもたまに見かけるしユニオンでも5~600円程度なので見かけるたびにゲットはしているんですが、全25枚をコンプリートとなるのはいつの頃になるやら・・・

バタースコッチ「そよ風の二人」(1971年 全英17位)といったポップナンバーや、ザ・ベルズ「恋はつかのま」(1970年 全米7位)のようなメロウチューン。はたまた、チーチ&チョン「ベースボール・ジョーンズ」(1973年 15位)といったオチャラケ系や、ラム・ジャム「ブラック・ベティー」のようなヘヴィーロックなどなど、今まで知らなかった名曲/名演の発見に喜んでいる今日この頃。そんなシングル曲をキッカケとして、オリジナルアルバムへ興味がいくこともしばしばでして、「シングル曲が気に入ってアルバムも聴いてみたけれど、こっちも良かった!」というのを何枚かをご紹介していきますね。



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1. Vehicle
2. Factory Band
3. The Sky Is Falling
4. Home
5. Wooden Ships/Dharma For One
6. Bald Medusa
7. Aire Of Good Feeling
8. Time For Thinking
9. One Woman Man
10. Symphony For Eleanor (Eleanor Rigby)


で、最初にご紹介するのは、シングル「Vehicle」が全米2位のビッグヒットとなったイデス・オブ・マーチのファーストアルバム。

これ、たま~に中古で見かけてましたので存在は知ってましたが、何やら意味ありげなジャケットや、古代ローマの帝王ジュリアス・シーザーが暗殺された「3月15日」というバンド名から、暗くて重めのアバンでプログレな音だと勝手に思っていましたが、前述したブラスロック風の「Vehicle」を聴いてビックリ!カッコイイじゃないですか・・・





早速アルバムを聴いてみましたが、「Vehicle」が予想外のヒットとなって制作されたアルバムということもあってか、「Vehicle」路線のブラスをフィーチャーしたリズミカルな楽曲が印象的に配されてますね。特に③⑥⑧といったファンキーチューンは文句なしにカッコイイです!

少々まったりしたバラード風ポップチューンの④⑨、シカゴ張りの組曲風展開で聴かせてくれる⑤などで変化も感じますし、ラストの⑩はビートルズの名曲をモチーフに10分近いアートロック風大作。ブラスなしのCCR風ロックンロールの②こそちょいと浮いておりますが、シカゴ、BS&T、チェイスと肩を並べるブラスロックの名盤ではないでしょうか。

バンドの中心人物は、リード・ヴォーカル&リード・ギターでコンポーズの中心でもあるジム・ピートリック。そう、サバイバーを立ち上げ、リーダーシップを取ってきた彼なんですよね。サバイバーでの音楽性と全然違うので驚いてしまいましたが、どうやら96年にサバイバーを脱退して、このイデス・オブ・マーチを再結成してるようです。
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by shintan_shintan | 2011-02-25 21:37 | 70s (70~72)
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aikoのベスト盤2枚、届きました~

このブログで記事にすることはなかったんですが、aikoはけっこう好きだったんですよね。2005年の6枚目のアルバム「夢の中のまっすぐな道」までは買ってましたし・・・

まぁ、正直なところマンネリ感も否めないしで、最近のアルバムやシングルはノーチェックでしたが、ベスト盤っていうことで久しぶりにポチっとしちゃいました。

【まとめ1】
1. milk
2. 花火
3. 赤いランプ
4. カブトムシ
5. 夢のダンス
6. 二時頃
7. シャッター
8. 瞳
9. 蝶々結び
10. be master of life
11. 飛行機
12. 気付かれないように
13. 横顔
14. れんげ畑
15. 桜の時
16. えりあし


【まとめ2】
1. ボーイフレンド
2. アンドロメダ
3. 二人
4. 初恋
5. ナキ・ムシ
6. キラキラ
7. 歌姫
8. 愛の病
9. かばん
10. 天の川
11. KissHug
12. 帽子と水着と水平線
13. mix juice
14. ジェット
15. シアワセ
16. 三国駅
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by shintan_shintan | 2011-02-24 21:21 | JAPANESE
ここのところはサイケ系ばかりを記事にしてましたが、相変わらず色々と物色はしておりまして、何枚かは単発記事にしようとも思ったんですが、最近は(最近の自分的には)ハイペースで記事アップしてましたのでちょっとクールダウンしようかなと・・・ 

という訳で、ここ数週間で買った数十枚あるネタの中から、お気に入りな24枚ほどをまとめてですがご紹介。

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ALEXIS KORNER’S BLUES INCORPORATED 「R&B FROM THE MARQUEE」 (1962年)
KEY LARGO 「SAME」 (1970年)
McGUINESS FLINT 「SAME」 (1970年)
MARGO GURYAN 「TAKE A PICTURE」紙ジャケ (1968年)
INNER DIALOGUE 「SAME」 (1969年)
QUIVER 「GONE IN THE MORNING」 (1972年)
THE AMAZING RHYTHM ACES 「TOUCAN DO IT TO/BURNING THE BALLROOM DOWN」 (1977/1978年)
SIMPLE MINDS 「SONS AND FASCINATION」 (1981年)
NIRVANA 「IN UTERO」MFSL盤 (1993年)
THE SLITS 「CUT」 DX EDITION (1979年)
MORNING 「SAME」 (1970年)
McKENDREE SPRING 「SPRING SUITE」 (1973年)


中古購入の12枚。基本的には安CD狙いですので、マーゴ・ガーヤンの特典帯付き紙ジャケ(1,500円)と、スリッツのDXエディション(1,250円)以外はどれも3桁プライス。ニルヴァーナのMFSL盤はオフにて500円で久しぶりのビッグヒットかな。というわけで、12枚合計で10,000円弱なんですが、なかなか良い買物ができたかな。



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THIN LIZZY 「JAILBREAK」 DX EDITION (1976年)
THIN LIZZY 「JOHNNY THE FOX」 DX EDITION (1976年)
THIN LIZZY 「LIVE AND DANGEROUS」 DX EDITION (1978年)
TOWNES VAN ZANDT 「TEXAS TROUBADOUR 4CD BOX」 (1968~1978年)
浅川マキ 「MAKI LIVE」 紙ジャケ (1972年)
浅川マキ 「灯ともし頃」 紙ジャケ (1976年)
WISHBONE ASH 「SAME」 紙ジャケ (1970年)
WISHBONE ASH 「PILGRIMAGE」 紙ジャケ (1971年)
CLIFFORD T. WARD 「ESCALATOR」 (1975年)
COCHISE 「SAME」 (1970年)
BLOOD, SWEAT & TEARS 「MIRROR IMAGE」 (1974年)
RANDY MEISNER 「ONE MORE SONG/SAME」 (1980/1982年)


こちらは新品購入の12枚で、浅川マキとかは定価購入ですがウィッシュボーン・アッシュの紙ジャケはユニオンの在庫処理でラッキーにも各1,000円にてゲット。
それ以外にもBS&Tは500円、英SSWのクリフォード・T・ワードは800円と同じくユニオンにて入手。
また、テキサスの地味ながらも滋味溢れるSSW、タウンズ・ヴァン・ザントの7枚のオリジナルとライブ盤を収録した4CDのセットは今ならネット通販で2,000円以下で買えるオススメの一品です!
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by shintan_shintan | 2011-02-13 00:00 | 全般
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1. Peace Loving Man
2. Kiss Of Confusion
3. Listen To The Silence
4. Love Bomb
5. Billy Boo The Gunman
6. Indian Summer
7. Just Above My Hobby Horse's Head
8. Wait A Minute

9. Postcard (45 A-Side)
10. Everyone's Leaving Me Now (45 B-Side)
11. Ever Since A Memory (Demo)
12. Nobody But (Demo)
13. Peace Loving Man (Demo)
14. Listen To The Silence (Live)
15. New Day (Unreleased 45 A-Side)


今日ご紹介するブロッサム・トゥーズのセカンドアルバムにはビックリしました。

68年の1st「WE ARE EVER SO CLEAN」でも一癖も二癖もあるサイケポップを聴かせてくれましたが、この2ndではさらにサウンドが進化。メロウでカラフルなところも幾許かは垣間見れるものの、ハードでプログレッシブなものにシフトしてまして、この時代の英ブルースロックバンドに通じるところもあるヘヴィーで重めなサウンドに。

これはジャンルをカテゴライズするのが難しい音でして、ユニオンでもお店によってはサイケコーナーに、別のお店ではプログレコーナーにありましたし、ブルースロックと思ってる方もいそうだし・・・というわけで、多少のとっつきづらさは感じるものの、個人的には聴けば聴くほどにハマっていく感じ。純粋にカッコイイです!
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by shintan_shintan | 2011-02-12 12:20 | 60s ROCK
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1. Your Way To Tell Me Go
2. Hound Dog
3. Currency
4. Caledonian Mission
5. Mcarthur Park
6. Turn To Me
7. Baby Youre Not To Blame
8. Give Me Money
9. Sour Suite
10. She Does (Bonus)
11. Celebrity Ball (Bonus)


全盛期のエルトン・ジョンのバックで活躍し、70年代後半にはシンガーとしてソロデビュー、70年代初頭には一時期ユーライア・ヒープにも在籍していたドラマーのナイジェル・オルソン。

クリスティン・パーフェクトの後釜としてチキン・シャックに加入し、その後はサヴォイ・ブラウン、UFO、マイケル・シェンカー・グループなどで活躍したキーボードのポール・レイモンド。

US志向なサウンドのコチーズを経て、プロコル・ハルムに加入して名作「グランド・ホテル」をリリース。その後も後期プロコル・ハルムを支えたギタリストのミック・グラバム。

トロッグスに加入する一方、プロデュースやスタジオミュージシャンとしても活動するベースのトニー・マレイ。

そんな70年代の英ロックシーンで活躍する4人の初期のキャリアとなるのが、このプラスティック・ペニー。これはヴォーカルが脱退後に残った4人で制作されたセカンドアルバム。

英サイケ・ポップなバンドと認識されているようですが、サイケっぽいのはキャッチーな①と⑤くらいでして、ヘヴィーなブルースロックに仕立てたプレスリーの②や、ザ・バンドの④、美メロのパワーバラード⑥などのほうが印象的だったりします。
ポール・レイモンドのオルガンをフィーチャーしたアップテンポなインストの③⑨などもあって、けっこうバラエティ豊かで幾分アメリカンな志向も感じられるブリティッシュ・ロックなアルバムです。
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by shintan_shintan | 2011-02-11 09:44 | 60s ROCK

気に入らなかった訳じゃないものの、単発記事にするほどのパワーを感じなかったアルバムをまとめてご紹介。たまたまですが、どれも68年リリースのアルバムです。


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AMERICAN BLUES 「AMERICAN BLUES IS HERE」 (1968年)

ZZ TOPのダスティ・ヒル(ベース)とフランク・ベアード(ドラム)がZZ以前に活動していたブルージーなサイケバンドの1st。
これはけっこう期待してましたが・・・ギターのロッキー・ヒル(ダスティのお兄さん)のプレーがパンチ無さすぎ!





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FAINE JADE 「INTROSPECTION: A FAINE JADE RECITAL」 (1968年)

ボストン出身ながら、キラキラ、ゆらゆらしたUKサイケポップ的な音を聴かせてくれるフェイン・ジェイドの68年作。
「サージェント・ペッパーズ~」を引き合いに出されることが多いようですね。ポップながらも適度にチープでゆるい感じはけっこう好きです。





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THE ELECTRIC TOILET 「IN THE HANDS OF KARMA」 (1968年)


ユニオンにて新品が650円だったので思わず入手してしまった1枚。
メンフィス出身ということもあってか、楽曲自体はアメリカンなルーツ系といった感じで、キャッチーで親しみやすいものばかり。大仰な女性コーラスとか極端なエフェクト処理、朗々と続くノイズなどが無けりゃけっこうマトモな音だったりします。
ちなみにこのAKARMA盤、アナログ起こしで③以降からはノイズが酷いし音飛びだらけで聴くに耐えられないですね・・・




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BIRMINGHAM SUNDAY 「A MESSAGE FROM BIRMINGHAM SUNDAY」 (1968年)

こちらも新品を650円でゲット。
ネバダ出身の女性ヴォーカルを有するJAフォロワーの唯一作なんですが、なんでも、テストプレスしかされなかったアナログは超が付くレア盤だったそうですが、内容は(僕的には)可もなく不可もなく。いち早くメロトロンを導入したバンドとのことで、確かになんとなくプログレっぽいところも感じますが・・・
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by shintan_shintan | 2011-02-06 10:28 | PSYCHE/GARAGE
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1. Sanctuary
2. Good Old Friends
3. Catch The Wind
4. If In Swimming
5. Follow Your Dreams Way
6. Live And Let Live
7. City Sidewalks
8. Lets Get Together
9. Winter Boy
10. The Times They Are A Changin
11. Johann Sebastian Cheetah


ジェファーソン・エアプレインの成功にともなってか、60年代後半には男女ツインボーカルを有するフォロワー的バンドがかなり多くいたようですが、今回ご紹介するカリフォルニアの6人組、ヤンキー・ダラーもそんなバンドだと思いますが、けっこう有名なのかな・・・

男女混成のヴォーカルワークに、サウンドの味となっているチープなオルガン、時折存在感を示すファズギターなど、サウンド的には斬新でも特長的でもないサイケポップなんですが、煌びやかな雰囲気と楽曲が良いんですよね~

ディノ・ヴァレンテ作のお馴染み⑧、ノヴァンの③、ディランの⑩、ドノヴァンの③といったカバーも注目ですが、マイナーメロの60sポップス的な①、フォーキーな②、メロディックなバラードの④、ファズギターを配したアップテンポな⑥などオリジナルもいい感じ。ある意味、JAより聴きやすいしオススメのアルバムです。
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by shintan_shintan | 2011-02-05 12:30 | PSYCHE/GARAGE
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1. I Wonder Who Is Kissing Her Now
2. Rollin' 'N' Tumblin'
3. Blues On The Westside
4. Evol
5. Crimson & Clover
6. Waterfall
7. Heartbreaker
8. Somebody To Love
9. Ah Ah Ah Ay
10. Aguaturbia


「南米チリのジェファーソン・エアプレイン」こと男女混成バンド「アグアトゥルビア」
メンバー全員が裸のいかにも時代を感じるヒッピーなジャケに惹かれて購入した盤でして、てっきり69年リリースの1stかと思いきや、2枚のアルバムとシングル曲からチョイスしたベスト盤でした。ジャケもアルバムタイトルも1stなのに・・・

で、アグアトゥルビア。チリのバンドではありますが、このベストに収録されてるものに関しては、公用語のスペイン語ではなくほとんどが英語で歌われておりますし(⑩のみスペイン語?)、紅一点デニセ・コラレスのグレース・スリック似なヴォーカルもあってどうしてもJAを想起させてしまいますが、サウンド的にはJAよりも格段にヘヴィーなブルージー・サイケ。

けっこうカバーが多いバンドのようで、今盤でも10曲中6曲がカバー。
レイ・チャールズの①はテープ逆回転も施した轟音サイケカバーですし、マディ・ウォーターズの②もファズが大活躍のヘヴィーな仕上がり。ニック・グレイヴナイツのブルースナンバー③ではナチュラルトーンのリードギターによるテクニカルで流麗なプレーが堪能できます。
また、グランド・ファンクの⑦、そしてJAの⑧あたりは比較的オーソドックスながらもガレージ感溢れる出来になっております。

で、オリジナルは④⑥⑨⑩の4曲。うち、⑨はインストの小曲だし⑩はアコギとパーカッションをバックにしたエスニックなアンプラグドナンバーで少々物足りない気もしますが、それを凌駕するのが9分弱にもおよぶ大作の④。ハードなギターリフが印象的なメインテーマからアシッドで浮遊感ある流れとなり、その後ドラマティックな展開となるナンバー。どことなくブラック・サバス的なところも感じるカッコイイ1曲!

う~ん、他のオリジナル曲も聴きたくなってきたぞ・・・2in1の編集盤が気になるなぁ。
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by shintan_shintan | 2011-02-04 09:00 | PSYCHE/GARAGE
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1. No Secret Destination
2. Show Me
3. Eye Of The Storm
4. I Remember Your Face
5. In The Hall Of The Mountain King/Bolero
6. Checkmate
7. Our Little Secret
8. Turn Into Love
9. Up All Night
10. The Angel Song


MC5、ストゥージス、アンボイ・デュークス(テッド・ニュージェントが在籍してたバンド)とともに、デトロイト・へヴィ・サイケの4大バンドとされていたSRC(Scott Richardson Case)の2ndです。

SRCの1stは随分と前になりますが耳にしたことがあって、当時は重くて一本調子な気がしてすぐに売却してしまったんですが、ネットで色々と調べると、この2ndはけっこう聴きやすいし代表作でもあるとのこと。運良くユニオンで未開封中古をお安く入手できたんですが、これ良いですね~

前回記事にしたモーニング・デュー同様、このバンドもリズム隊とサイドギターでけっこうカッチリしておりまして、そこにオルガンが色彩を与え、ファズギターがヘヴィネスを演出。ヘヴィサイケなバンドとして語られますが、どことなく憂いのある若干ソフトな感のあるヴォーカルによるメロディーはどれもメロディアスだし、アレンジも含めて丁寧に作られてる感じがしますね。

オープニングに相応しい疾走感ある①、キャッチーなメロが印象的な③や⑥、ロックンロールな⑨といった鍵盤とギターの活躍するナンバーはもちろん聴きどころではありますが、どことなくバロック調な煌びやかでソフトロック的②④、フォーキーバラードの⑦、モータウンからの影響も感じるR&B的ポップナンバー⑧、さらにはクラシック(グリーグのペールギュント組曲で中盤からはラベルのボレロ)の轟音サイケなカバー⑤などもあってかなりバラエティ豊か。ラストのサイケでアシッドな大作⑩まで一気に聴き進めてしまいます。
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by shintan_shintan | 2011-02-02 21:59 | PSYCHE/GARAGE