<   2018年 01月 ( 1 )   > この月の画像一覧

今年になってからはサイケ系のアルバムをよく聴いております。
このブログでも2011年2月にはサイケカテゴリな記事を結構アップしておりましたが、ここのところはご無沙汰。正月に久~しぶり聴いたメロウサイケのGANDALFがすごい新鮮で、ここのところ「サイケ」が7年ぶりのマイブームに・・・ 
で、今日は最近入手したものも含めた最近ヘビロテになっている8枚をご紹介いたします。




b0079504_12194939.jpg














THE ASYLUM CHOIR 「LOOK INSIDE」 (1968年)

大大好きなマーク・ベノと大好きなレオン・ラッセルのユニットによる68年のファースト。
71年リリースのセカンドや、その後の彼らのスワンピーなキャリアからは想像のつかない煌びやかなポップサウンドになっております。それほどサイケ度は強くありませんが、サージェント・ペッパーズからの影響も感じられる凝った音作りが楽しめます。





b0079504_12252545.jpg














DAUGHTERS OF ALBION 「SAME」 (1968年)

2枚目はレオン・ラッセルがプロデュースをつとめた、カリフォルニアの男女デュオの唯一作。
バックを務めるのはレオン・ラッセル(キーボード)にジェシ・エド・デイヴィス(ギター)、カール・レイドル(ベース)、チャック・ブラックウェル(ドラム)といったスワンピーな面々。とはいえ、ここで聴けるのはダウナーなジャケからは想像できないドリーミーなソフトロックやキャッチーなサンシャインポップ風なもの。スワンピーな音は聴けないもののバックの演奏(特にドラム)はやや重心が低めで安定感がありますね。






b0079504_12200806.jpg














THE COMMON PEOPLE 「OF THE PEOPLE」 (1969年)

メロウサイケの名盤としてサイケファンには人気の高い1枚。
メランコリックなメロディにストリングスを配したサウンドで浮遊感のあるメロウな音が味わえます。ちょい塩辛いヴォーカルとの対比が面白いですね。ただメロウなのは冒頭3曲とあと数曲だけで、他はガレージロック的なもの、ジャジーなもの、ファンキーでリズミカルなものもあって結構振り幅はあります。





b0079504_12201313.jpg














THE WEST COAST POP ART EXPERIMENTAL BAND 「VOL.2」 (1967年)

楽器の弾けない資産家で弁護士のおじさんがモテたくて若いメンバーをスカウトして始動し、おじさんの人脈でデビューとなった西海岸4人組が67年にリリースした3枚目のアルバム「VOL.2」
一応おじさんがプロデュースと作詞とステージではタンバリンを担当しておりますが、そのサウンドはガレージっぽいものとソフロっぽいもが同居しつつ、バンド名にあるような実験的なもの(語り、コラージュ等々)でサイケ度を上げてる感じ。曲調はけっこうキャッチーで聴きやすいしナイスなアルバムです。







b0079504_12202053.jpg














THE UNITED STATES OF AMERICA 「SAME」 (1967年)

ジョー・バードを中心とした電子サイケユニットの唯一作にしてサイケの人気盤。
サウンドのほうはといえば、男女ヴォーカルのガレージなサウンドで意外とポップ&キャッチー。ジェファーソン・エアプレインにちょっと近いかな・・・
電子サイケといってもテクノみたいなピコピコではなく、基本となるのはバンドサウンドでそこにムーグシンセやホワイトノイズ、コラージュ、サウンドエフェクトが施されている感じ。曲によってはシンセやコラージュの比重が高いものもありますが、アルバムトータルとして違和感なく聴くことができます。





b0079504_12202403.jpg














JOE BYRD AND FIELD HIPPIES 「THE AMERICAN METAPHYSICAL CIRCUS」 (1969年)

で、そのジョー・バードがザ・ユナイテッド・ステイツ・オブ・アメリカの次に組んだユニットのアルバムがこれ。
こちらもまた女性ヴォーカルをフィーチャーしていて、ユナイテッド~の延長線的なサウンドではありますが、サウンドコラージュやSEの導入など実験的なところはより深まっているかも。
ガレージなハードサウンドあり、ドリーミーなソフロチューンあり、ファンキーでソウルフルなものあり、ゴスぺルあり、オールドタイミーなジャズ風あり。飽きずに楽しめます。






b0079504_12202644.jpg













LOTHAR AND THE HAND PEOPLE 「PRESENTING...」 (1968年)

電子サイケをもう一丁。
こちらはコロラドの5人組でDEVOに影響を与えたことでも知られており、これは68年にリリースされたファースト。
電子と言ってもムーグやテルミン(LOTHARって呼んでるらしいです)が数曲で聴ける程度。サウンドはどこかのどかでおおらかでフォーキーな脱力系なんですが、アンサンブル崩壊っぽいアバンギャルドな風味もあって、このあたりがDEVOとつながるところかもね。けっこうキワモノな1枚です。





b0079504_16454602.jpg














DONOVAN「A GIFT FROM A FLOWER TO A GARDEN」 (1967年)

ドノヴァンが67年にリリースした2枚組「ドノヴァンの贈り物 / 夢の花園より」
アナログ1枚目にあたる前半10曲がエレクトリック、後半10曲がアコースティックとなっていてアメリカでは別々にリリースされたそう。前半はピースフルで穏やかでほどよく煌びやかなサウンドになっていて、リラックスした彼の歌声もあいまって聴いていて気持ちいいですね。
後半10曲はアコギを中心に曲によりパーカッションやリズムなどを加えた音で「HMS DONOVAN」に近いところも・・・






b0079504_12202997.jpg














PEARLS BEFORE SWINE 「BALAKLAVA」 (1968年)

最後に紹介するのはアシッドフォークの名盤、トム・ラップ率いるバンドの2作目。
19世紀のクリミア戦争「バラクラヴァの戦い」をモチーフにしたコンセプトアルバムで、ベトナム戦争が泥沼化となった68年にリリースされた反戦アルバム。
アコースティックで穏やかな曲調が続き、トム・ラップも声を荒げることなく淡々と歌っておりますが、それがまた逆に説得力を高めております。これは美しいアルバムですね。



[PR]
by shintan_shintan | 2018-01-14 17:23 | PSYCHE/GARAGE