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DON FELDER 「AIRBONE」 (1983年)

イーグルスにハードでソリッドなサウンドを持ち込み「Hotel California」を作曲したギタリストのソロ唯一作。
リリース当時もあまり話題にならなかったし、今聴いても突出する曲のないチョイ地味なアルバムなんですが、歌ものながらも彼のハードなギターが全編で満喫できます。
イーグルスっぽいギター、「Life In The Fast Lane」「Good Day In Hell」「On The Border」みたいなのがチョイチョイ出てきて、イーグルスでの彼の貢献度を改めて感じられるアルバムじゃないでしょうか。





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TERI DESARIO 「OVERNIGHT SUCCESS」 (1985年)

ビージーズのバリー・ギブに見出されて78年にデビューしたフロリダ出身の彼女の日本での出世作。
SONYカセットテープのCMのために作られた「オーバーナイト・サクセス」が日本で大ヒットとなり、翌85年に日本制作され日本のみで発売でされたのが本作。
まあ、何といってもタイトル曲に尽きますが、それ以外も緩急織り交ぜた佳曲揃い。
タイトル曲のようなアップテンポやシンセ系をフィーチャーした80sポップも悪くはないですが、
スロー/バラードがいいんですよね~





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HUBERT KaH 「GOLDENE ZEITEN」 (1984年)

で、テリー・デザリオと同じく、85年にSONYのCM(ウォークマン)に楽曲が使われて、ちょい話題になったのが西ドイツの3人組ヒューバート・カー。

その楽曲「Angel 07」のオリジナルバージョン「Engel 07」を含む彼らの3rdアルバム「GOLDENE ZEITEN」 全曲ドイツ語で歌われているこのアルバム、ニューロマな香りのするシンセポップでインストも数曲。日本人好みな哀愁あるキャッメロディーがいいですね~





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F.R. DAVID 「WORDS」 (1983年)

で、ヒューバート・カーと同じく英米以外の出身なワンヒットワンダーといえば、ヨーロピアンな香りの軽快ななシンセポップ「Words」を大ヒットさせたチュニジア出身のフランス人、F.Rデヴィッドでしょう~

フランス、ドイツ、イタリア、ベルギー、オランダで1位を獲得し、全英でも2位(全米は68位止まり)という特大ヒットとなった「Words」を受けて、突貫工事で作られたのがこのアルバム。
打ち込み+シンセ+曲によってハードなギターといったアレンジの曲続きで、急場で作られた感は否めませんが、楽曲はポップなものからAOR的なものまでなかなかの粒揃いでございます。





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VANGELIS 「EARTH」 (1973年)

で、60年代末にデビューしたFRデヴィッドが70年代にベース&ヴォーカルとして参加したのが、このヴァンゲリスの73年作「EARTH」
一般的には「炎のランナー」「ブレードランナー」などのサントラ音楽家として知られる彼ですが、トリオ編成のプログレバンド、アフロディーテス・チャイルドを率いたことでも知られ、今作はバンド解散後にリリースした初のソロアルバム。

ここで聴けるのはシンセを中心としたものではなく、ギリシャ人である彼の出自が垣間見れるギリシャのルーツであるバルカン音楽とへヴィープログレの融合とでもいうべき音楽でこれは凄いです!!
インスト中心ではありますがヴォーカル入りの数曲ではFRデヴィッド(クレジットは本名のロベルト・フィトゥッシ)のややソフトな歌声が聴けまして、バックの音との対比が面白くてなかなかのマッチングです!
# by shintan_shintan | 2017-03-30 07:00 | 80s ROCK
ROD STEWART 「GREATEST HITS」 (1979年)_b0079504_16553594.jpg


ロッド・スチュアートのベスト盤をブックオフ安棚でゲット。

ロッドのベストだと、今ではもっと収録曲数の多いものが多種リリースされていますが、
これは高校生の頃にアナログで良く聴いていた思い出ある1枚。
収録曲は全てアルバムのリマスター盤で持っているので、それを編集すれば同じ曲順で聴けるんですが、
ここに収められてるのってシングルエディットっぽいのでゲットしておきました。

ちなみに、これはライノ印の「ワーナー・オリジナルヒット・シリーズ」として
2008年に発売されたリイシュー盤。曲によっての音質のバラツキはあるものの、一応リマスターされてるようで、現行アルバムでの音質にわりと近い感じです。


1. Hot Legs
2. Maggie May
3. Da Ya Think I'm Sexy?
4. You're In My Heart (The Final Acclaim)
5. Sailing
6. I Don't Want To Talk About It
7. Tonight's The Night (Gonna Be Alright)
8. The Killing Of Georgie (Part I And II)
9. The First Cut Is The Deepest
10. I Was Only Joking
# by shintan_shintan | 2017-03-20 16:51 | 70s (77~79)
LINDA RONSTADT 「GET CLOSER」 (1982年)_b0079504_16241831.jpg


前回記事にしたシーナ・イーストンとあわせてゲットしたのが、リンダ・ロンシュタットの82年作「ゲット・クロース」 このアルバム、80年リリースの前作「激愛」ともども廃盤中でして、意外と店頭でも見かけることがなかったのですが、今回、国内盤帯付を500円で見かけ迷わずゲット。

ロックナンバー①⑤⑦⑨⑩といった軽快なロックンロールを中心に、ジミー・ウェッブ作の②④やロッカバラードの③、トラッド/カントリーな⑥といったスローナンバーを随所に挟み、ラスト2曲⑪⑫カントリーで締めるといった構成の本作。前作でのニューウェーブ路線があまり評判よろしくなかったようで、今作では従来の彼女らしい溌剌としたサウンドになっております。

83年の次作「ホワット・ニュー」からはジャズ路線に、その後もメキシコ音楽、ラテンといった新たな取り組みに向かう彼女の第1期集大成な趣きも感じられ、正直なところ彼女の諸作の中ではあまり語られることの多くないアルバムかと思われますが、十二分に楽しめる快作でございます。


1. Get Closer
2.The Moon Is A Harsh Mistress
3. I Knew You When
4. Easy For You To Say
5. People Gonna Talk
6. Talk To Me Of Mendocino
7. I Think It's Gonna Work Out Fine
8. Mr Radio
9. Lies
10. Tell Him
11. Sometimes You Just Can't Win
12. My Blue Tears
# by shintan_shintan | 2017-03-09 19:00 | 80s ROCK
SHEENA EASTON  「BEST KEPT SECRET」 (1983年)_b0079504_16251879.jpg


おひさしぶりです。

約2年ぶりの音盤紹介記事となります。
以前にくらべて、漁盤の機会もだいぶ減りましたし、レア盤や貴重盤などの発掘もめっきりですが
先日立ち寄った三鷹の中古屋で久々にラッキーな出会いが・・・

で、ご紹介するのはシーナ・イーストンが83年にリリースした4thアルバムで、当時の邦題は「秘密」
90年代初めにリリースされた国内盤の中古はたま~に見かけますが、今回ゲットしたのは2000年にONE WAY RECORDSからリリースされたボートラ付きリマスター盤。
最近ではリイシューが進んでいるシーナ・イーストン諸作ですが、今タイトルのみオミットされてるようで、このONE WAY盤を探されている方も多いのでは・・・ 
マケプレではとんでもない価格がつけられておりますが、ラッキーにも400円で入手できました。

内容的には、それまでの3作同様に、ロック調のものから、お得意のポップチューン、AOR的なものからバラードまで多彩。それらをシンセやエレクトロ、この時代的な音処理でコーティングしており、まさにエイティーズな香りプンプンなサウンドに!
1st、2ndあたりがお気に入りな方には賛否あるかと思いますが、エレポップなシングル「テレフォン」がリアルタイムで初シーナイーストンだった僕的には「アリ」。
その①はもちろん、CMに使われた④、バラードの③⑧、リズミカルな⑨など佳曲多し。
②⑥はスティーブ・キプナー作ですし、デヴィッド・フォスター、ジェイ・グレイドンも参加していますので、AORフリークも機会があれば是非!



1. Telefone (Long Distance Love Affair)
2. I Like The Fright
3. Almost Over You
4. Devil In A Fast Car
5. Don't Leave Me This Way
6. Let Sleeping Dogs Lie
7. (She's In Love) With Her Radio
8. Just One Smile
9. Sweet Talk
10. Best Kept Man

11. Telefone (Long Distance Love Affair) (Extended)
12. Wish You Were Here Tonight
13. I Don't Need Your Word
14. We've Got Tonight
15. Telefone (Long Distance Love Affair) (Dance Mix)
# by shintan_shintan | 2017-03-08 18:45 | 80s ROCK
以前記事にしたYAMAHA SBVから4年半。
ひさびさに新しいベースを買っちゃいました。

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今回ゲットしたのは、FENDER JAPANから80年代に販売されていたBOXERシリースのJAZZ BASS SPECIAL PJ-535
通常ベースより5cmほど短いミディアムスケールでピックアップがスラントされてマウントされているのが特長なまさに80年代な香りプンプンの1本でございます。
ちなみに、ピックアップが通常のマウントでロングスケールなPJ-555はガンズのダフ・マッケイガンのメインベースとして有名です。

昔からメインで使ってるのはジャズベやプレベなんですが、ここ最近はビザールまでいかないものの、ちょっと変わったモデルや昔懐かしいモデルが気になっておりまして、そんな折に近所のハードオフのジャンクコーナーで発見したのがこの子。

ネックや指板まではみ出るほどの素人以下の汚さで塗装されていて、ステッカー跡も多数。
純正のコントロールノブ全てとストラップピンが欠品し、金属パーツは錆がひどく白いくすみも多い状態でしたが、電装系はトラブルなく出音自体は問題なし。ネックも若干の順反りで許容範囲。
ということでメンテすれば使えそうということで1.5万でゲット。
ちなみにBOXERシリースのベースはオークションでもなかなか人気のようで3~4万で取引されることが多いようです。


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とりあえず黄色く上塗りされていたものを、ラッカー溶剤にてキレイにしてみましたが、元々のホワイトがクリームに経年で焼けているのと、上塗りの黄色が若干色移りしちゃってるようで、写真では良くわからないかもしれませんが色ムラが・・・ 
まぁ、真近で見なければそんなに気にならないかな。ネックエンド部分の塗装が生地まで剥がされ以前のオーナーによって小汚くパテ埋めされていたのは想定外でしたが・・・


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金属パーツを磨き、ネックもトラスロッドを調整するなどして再セットアップ。
欠品だったコントロールノブとストラップピンは秋葉原の千石電商で調達。なかなかいい感じでしょ・・・


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ヘッドのEシリアルから84~87年のフジゲン製ということがわかります。

で、肝心の出音ですがまだスタジオで音出ししていないので何とも言えませんが、フロントとリアとトーンを全開すると、若干コンプレッションされたけっこうオーソドックスなPJサウンドです。
ただ、ピックアップセレクトやボリュームやトーンなどで結構多彩な音が出せそうです。
# by shintan_shintan | 2016-04-19 15:42 | 楽器/機材