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リタ・クーリッジ祭りの最後を飾るのは、72年リリースの3作目「ザ・レディース・ノット・フォー・セール」。当初はAOR路線に変更後8作目「サティスファイド」を取り上げるつもりだったんですが、このサードアルバム、以前にプラケ盤をプレ値でゲットしておきながら、何でか記事にしていなかったんでね・・・

リタ・クーリッジというと、南部/ルーツ色豊かな初期の3枚が人気ですが、このサードもなかなか人気のあるアルバム。とはいえ、デルタ・レディの名に相応しい1stや、多少レイドバックしたシンプルな2ndと比べると、スワンプ/ルーツ色は多少薄まってるかな。4thや5thに通じる穏やかなトーンのスローナンバーの比重が高まってますし・・・

とはいえ、これもまた名盤と言える出来で、1stや2ndより好きな方も多いんじゃないでしょうか。レナード・コーエンの「電線の鳥」、ディランの「 アイル・ビー・ユア・ベイビー・トゥナイト」といった有名曲のカバーもなかなかですが、個人的にはプリシラ・ジョーンズとブッカーTの①、南部のSSWトム・ゲントの⑥、後の旦那となるクリス・クリストファーソンが書き下ろしたカントリーバラードの⑩が最高!
また、マーク・ベノ絡みの2曲(⑧⑨)も相性の良さを感じるし、ジャニス・ジョップリンの名唱で有名なダン・ペン&スプーナー・オールダム作の⑤もジャニスとは違った趣を感じる良い仕上がり。

スワンピーなサウンドを期待すると肩透かしですが、リタのふくよかなアルト・ヴォイスは相変わらず魅力的。いいアルバムですよ~


1. My Crew
2. Fever
3. Bird On The Wire
4. I'll Be Your Baby Tonight
5. A Woman Left Lonely
6. Whiskey Whiskey
7. Everybody Loves A Winner
8. Donut Man
9. Inside Of Me
10. The Lady's Not For Sale


MUSICIANS
Marc Benno (Guitar)
Bernie Leadon (Guitar)
Charlie Freeman (Guitar)
Jerry McGee (Acoustic Guitar on①)
Al Kooper (Lead Guitar on⑩)
Carl Radle (Bass)
Leland Sklar (Bass)
Tommy McGiure (Bass)
Jim Keltner (Drums)
Russ Kunkel (Drums, Percussions)
Sammy Creason (Drums)
Al Perkins Jr. (Pedal Steel, Guitars)
Sneaky Pete (Pedal Steel)
Booker T.Jones (Keyboards, Flute)
Mike Utley (Keyboards)
John Sebastian (Harmonica on④)
Priscilla Jones (Chorus)
Kris Kristofferson (Chorus)
Donna Weiss (Chorus)



過去記事
「RITA COOLIDGE」
「NICE FEELIN'」
「LOVE ME AGAIN」
「ANYTIME... ANYWHERE/LOVE ME AGAIN」
「FALL INTO SPRING」
「IT'S ONLY LOVE」
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by shintan_shintan | 2009-09-28 00:00 | 70s (70~72)

本日もリタ・クーリッジです。

今日取り上げるのは、75年にリリースした5枚目のソロアルバム「イッツ・オンリー・ラヴ」。これも、前回記事にした「フォール・イントゥ・スプリング」同様に、今回のリイシューで初CD化となったアルバム。
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南部/スワンプ色が薄れ、若干カントリー色が増しながらもスローナンバー中心だった前作でしたが、このアルバムでも、後にロイ・オービンソンやレイ・チャールズ、ケニー・ロジャースなどにカバーされるカントリー風味な①、幾分フォーキーなジャッキー・でシャノン作の②と、冒頭からバラード2連発。それ以外にもドニー・フリッツのスワンピーバラードな④、後半のギターソロが盛り上がるドラマティックで感動的な⑥などスローナンバーはどれも印象的。

それ以外でも、③はギャラガー&ライルの手による軽快でグッドタイミーなナンバーだし、⑤や⑧はフォーキーポップチューン。また、旦那さんクリス・クリストファーソンの⑦はこのアルバムで一番泥臭いブルージーなナンバーで、多少3rdあたりに近い雰囲気かな・・・ なんて思いながら聴き進めていったんですが、アルバム終盤の2曲⑨⑩は唐突なジャズナンバーでビックリ!

はっきりいってアルバム的には違和感ありありですが、彼女、このアルバムリリース後にお蔵入りとなったジャズやR&Bのカバーアルバムを作ってるんですよね。(当時は発売は見送られ、「GOOD OLD DAYS」のタイトルで84年に日本のみでリリース、その後新録2曲を追加し、96年に「OUT OF THE BLUES」として発売)。そういった経緯を考えると、興味深い選曲ではありますが・・・


1. Born To Love Me
2. I Wanted It All
3. Keep The Candle Burning
4. Don't Let Love Pass You By
5. It's Only Love
6. Star
7. Late Again
8. My Rock And Roll Man
9. Mean To Me
10. Am I Blue


MUSICIANS
Mike Utley (Keyboards)
Jerry McGee (Guitars)
Dean Parks (Guitars)
Fred Tackett (Guitars)
Lee Sklar (Bass)
Sammy Creason (Drums)
Bobby Hall (Percussions)
Al Perkins (Pedal Steel)
Booker T. Jones (Organ on ⑥)
Barbara Caroll (Piano on ⑨⑩)
Chuck Domanico (Bass on ⑨⑩)
Colin Bailey (Drums on⑨⑩)
Clydie King (Chorus)
Jennifer Warnes (Chorus)


過去記事
RITA COOLIDGE
RITA COOLIDGE 「NICE FEELIN'」
RITA COOLIDGE 「LOVE ME AGAIN」
RITA COOLIDGE 「ANYTIME... ANYWHERE/LOVE ME AGAIN」
RITA COOLIDGE 「FALL INTO SPRING」
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by shintan_shintan | 2009-09-26 08:35 | 70s (73~76)

世間的にはまだまだビートルズで盛り上がっているようですが、当ブログでは本日からしばらくリタ・クーリッジ祭りを開催!といっても2~3回なんですけどね・・・

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リタ・クーリッジといえば、やはりスワンピーなこの1st~3rdが人気なのかな。僕もこの3枚は大好きで、特に2nd「ナイス・フィーリン」は僕のオールタイムベスト10にエントリーしそうなほどのお気に入り盤。

最近では1stと2ndの2in1、6thと7thの2in1など、徐々にリイシューが進んでいたリタ関連ですが、3rd「THE LADY'S NOT FOR SALE」、8th「SATISFIED」はずっと廃盤のままでしたし、4thと5thは未CD化でしたから、最新リマスター&紙ジャケでの今回の再リイシューを喜んだ方も多いんじゃないでしょうか。かく言う僕もその一人でして、昨日記事にしたブッカーT &プリシラ共々、全買いしてしまいました。




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で、本日ピックアップするのは、74年にリリースされた4枚目のアルバム「フォール・イントゥ・スプリング」。カントリーシンガー/俳優のクリス・クリストファーソンと結婚し、愛娘を身篭っている最中にレコーディングされたアルバムで、今回が世界初CD化。


内容に関しては、ジャケのイメージ通りな穏やかな雰囲気が前編に渡って流れており、オールドタイミーでスワンピーなボビー・チャールズの③、マリンバが印象的なマーク・ベノ作のフォーキーチューン⑦、カントリー/ブルーグラス色の強いガイ・クラークの⑨、ジャッキー・デシャノンとドナ・ワイスの共作によるソウルフルなミディアムテンポの⑪といった4曲を除いて、バラード系の楽曲で占められています。

最初に聴いたときには、少々地味に感じられましたが聴きかえす内に染み入ってくるアルバムですね~

エリック・カズ&リビー・タイタス作で、リビーご本人やボニー・レイット、リンダ・ロンシュタットもカバーしている名曲①「Love Has No Pride」、レイ・チャールズ、ドリー・パートン、ウィリー・ネルソンなどにカバーされたドニー・フリッツ&トロイ・シールズ作の⑤「We Had It All」、テキサスのSSWガイ・クラークの⑧、感動的なカントリーゴスペル⑫などは特にお気に入りかな。

リタの歌声は相変わらず気負いのないナチュラルな感じなんですが、どことなく奥深さも感じる上手さですね。今までCD化されなかったこともあってか、あまり語られることのないアルバムですが、選曲もナイスですし良いですよ~


1. Love Has No Pride
2. That's What Friends Are For
3. Cowboys And Indians
4. Hold An Old Friend's Hand
5. We Had It All
6. Mama Lou
7. Heaven's Dream
8. Desperados Waiting For THe Train
9. A Nickel For THe Fiddler
10. A Burden Of Freedom
11. Now Your Baby Is A Lady
12. I Feel Like Going Home


MUSICIANS
Dean Parks (Guitars, Mandorin, Dobro)
Jerry McGee (Guitars, Harmonica)
Mike Utley (Keyboards)
Lee Sklar (Bass)
Sammy Creason (Drums)
Bobby Hall (Percussions)
Al Perkins Jr. (Pedal Steel)
Nick De Caro (Accordion)
Milt Holland (Vibes & Marimbas)
Gib Guilbeau (Fiddle)
Herb Pedersen (Banjo)
Booker T. Jones (Piano, Chorus)
Jennifer Warren (Chorus)
Andrew Gold (Chorus)
Priscilla Jones (Chorus)


過去記事
RITA COOLIDGE
RITA COOLIDGE 「NICE FEELIN'」
RITA COOLIDGE 「LOVE ME AGAIN」
RITA COOLIDGE 「ANYTIME... ANYWHERE/LOVE ME AGAIN」
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by shintan_shintan | 2009-09-24 21:22 | 70s (73~76)

届きましたよ~ リタ・クーリッジとブッカーT &プリシラの紙ジャケ。
当初は7月中旬の発売予定だったものの、延期に次ぐ延期で本当にリリースされるのかどうか心配だったんですが、無事にリリースされて何より何よりです。


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          リタ・クーリッジが70年代にリリースした8タイトル。



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             ブッカーT &プリシラの3タイトル。



リタ・クーリッジに関しては初CD化のものを中心に、週末にでも記事にしようと思っておりますので、今日はリタ・クーリッジのお姉さんプリシラと、当時の旦那さんブッカーTのデュオ作を記事にしますね。

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で、ブッカーT &プリシラが73年にリリースした3作目にしてラストアルバム「クロニクルズ」


ジェシ・エド・デイヴィスも参加したスワンピーな2枚組大作の1st「BOOKER T. & PRISCILLA」、ゴスペル色の強くなった2nd「HOME GROWN」の再CD化もですが、この3rdのリリースは嬉しかったですね~ 最近、盤起こしのリプロ盤は出回っていたようですが、オフィシャルでは今回が初CD化ですからね。

内容的には、ゴスペル色の強い2ndと同路線ではあるものの、ホームレコーディングによる驚くほど地味で内省的な前作に比べると、耳馴染みの良い楽曲も多いし、ソウル/ゴスペルテイストとフォーキーさが絶妙に同居。穏やかかつコンテンポラリーな雰囲気がいいですね~ このデュオが残した3枚の中では一番聴きやすいかも。

また、このアルバム、何といってもデレク&ザ・ドミノス「レイラ」のエンディング、ピアノコーダ部の元ネタとされる⑧「Time」が収録されてることでも有名ですよね。

本作での「Time」の作者クレジットは、プリシラの妹であるリタ・クーリッジ。真偽のほどは定かではありませんが、69年当時リタと付き合っていたドミノスのドラマー、ジム・ゴードンがこの曲のメロを拝借して自分の曲として「レイラ」に使用。作曲者クレジットにはリタでなくジム・ゴードンとなっていて、当時の義兄ブッカーTが激怒。といった話ですが、実際に「Time」を聴いてみると、これがまんまレイラの後半部。ジム・ゴードンやっちゃいましたね・・・


1. Fly
2. When Two People Are In Love
3. Rings Around The World
4. Wild Fox
5. Mendocino
6. The Grippled Crow
7. Cherokee River
8. Time
9. Wounded Knee


過去記事
BOOKER T. & PRISCILLA
BOOKER T. & PRISCILLA 「HOME GROWN」
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by shintan_shintan | 2009-09-23 18:30 | 70s (73~76)

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これも、前回記事にしたティム・ハーディンと一緒にブックオフで購入した1枚。
テレンス・ボイランが69年にリリースしたファーストアルバム「エイリアス・ブーナ」。これ、1200円で購入したんですが、ユニオンあたりだとちょこっとプレ値がついてたような・・・ 

このアルバム、当時ボイランとバンド「ブーナ・ボイラン」を組んでいたドナルド・フェイゲンとウォルター・ベッカーが参加(当時彼らは大学生で、2人にとって初レコーディングだったそうです)していることで、熱心なスティーリー・ダンファンには有名なレアアルバムだったようですが、ここで聴けるサウンドはボブ・ディランからの影響を感じさせるアーシーでフォーキーなSSWもの。スティーリー・ダンの片鱗を感じたくて聴いた方には肩透かしかも知れませんが、アーシー&フォーキー好きにはかなり楽しめるアルバムです。 

アルバムはディランのカバーでスタート。メロディも曲調も原曲の面影を感じられない変貌振りですが、これが哀愁感漂うアーシーな絶品な出来。この1曲で勝負アリって感じでしょうか。それ以外もフォークあり、グッドタイミーあり、カントリーロックありでどれもなかなか。

③⑤⑨⑪とアコギ弾き語りが4曲あることもあってか、全体を通してけっこう地味な感じは否めませんが、彼のヴォーカルも哀感のあるいい感じだし、スティーリー・ダン云々はおいといても良いアルバムだと思います。


Terry Boylan (Vocal, Guitar)
Don Fagen (Piano, Organ)
Walter Becker (Bass,Guitar)
Herb Lovelle (Drums)
Jimmy Johnson (Drums)
Darius Davenport (Drums)


1. Subterranean Homesick Blues
2. Don't Blame It On Your Wife
3. This Old Town
4. Bring The Whole Family
5. Who Do You Think I Am
6. Glasses
7. Deep In The Middle
8. Hey Hanna
9. No Second Time
10. County Fair
11. Bare Road Of Sand
12. What A Way To Go
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by shintan_shintan | 2009-05-29 21:56 | SSW

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ルイジアナ出身のSSW、ロン・デイヴィスのファーストアルバム「サイレント・ソング」(70年リリース)をようやく入手いたしました。

73年のセカンドアルバムの「U.F.O.」は、06年にリリースされてからほどなくして入手してるんですが、ファーストもいずれと思ってはいたものの、いつのまにか店頭で見かけなくなり、オークションなどではプレ値で取引されるように・・・
先日、ユニオンで1,680円という普通の中古価格で見かけ、ようやく入手となりましたが、これがなかなか渋いアルバムで、スワンプ/SSWの名盤といわれるのも納得な好盤でした。

セカンドの「U.F.O.」ではスワンピーな楽曲と、ちょっとメロウでソフトなプレAORとでも言うべき楽曲が同居しておりましたが、今作ではスワンプとフォークの同居って感じでしょうか。

セカンドでも再演した、デヴィッド・ボウイやスリー・ドッグ・ナイトなどのカバーでも知られる①こそ、アコギのスライドから始まる泥臭スワンプなものの、②④⑥⑦とアルバムの半分はアコギ弾き語りによる内省的なフォーキーサウンド。前述の「It Ain't Easy」や、ドン・ニックスにも通じるゴスペルフィーリングを感じる⑤、アーシーなバラード③⑧などの南部っぽさを感じる楽曲との対比がなかなか面白いかな。

シンプルでアーシーなバックだけに、セカンドでは多少ソフティケイトされていた彼の特徴的な歌声も、今作では全開。甲高くしわがれたヴォーカルは、嫌いな人は大嫌いでしょうが、この特徴的な歌声がアルバムのカラーにもなっていて、なかなか味が出てるかな。

レオン・ラッセル(ピアノ)、ラリー・ネクテル(オルガン)、ジム・ケルトナー(ドラム)、ダグ・ディラード(バンジョー、マンドリン)、クラウディ・キング(コーラス)などのバック陣も申し分ないし、歴史的な名盤というわけではないですが、70年代初期のプリミティブでアーシーな音がお好きな方はハマルと思いますよ。


1. It Ain’t Easy
2. What Life Must Be Like For Some
3. Change
4. The Clown
5. Silent Song Through The Land
6. Yesterday Is All I Want
7. Open Road, The Open Sky
8. Lover And The Loved
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by shintan_shintan | 2009-04-15 21:20 | SOUTHERN / SWAMP
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今年も残すところあと4日。
12月は何だかんだで大量にCDを購入。今月中にすべてを記事にするのは絶対に無理ですから、ほとんどが年を持ち越してしまうとは言え、それでも年内にできるだけ多く紹介しようかなと・・・

で、本日2本目の記事は、モデルさんとして著名ファッション誌の表紙を数多く飾ったロージー・ヴェラが86年にリリースした唯一のアルバム。ゲイリー・カッツがプロデュースし、スティーリー・ダン活動停止中のドナルド・フェイゲンとウォルター・ベッカーが揃って参加したことで話題になった作品ですね。

最初に聴いた時には、いかにもエイティーズな音像の①にビックリし、その後のちょいジャジーな②③④も、いい雰囲気なんだけども、どこか決定打に欠ける感じがして、正直なところ失敗したなぁ~と思ったんですが、2度、3度と聴いていくうちに徐々にいい感じに・・・

60年代後半にはアーカンソーでバンド活動を開始し、74年にはバンドメンバーと結婚するも数ヵ月後には死別。その後ニューヨークに移ってモデル業に勤しむものの、音楽の道を忘れることなく、34歳にしてようやく本作をリリース。ほとんど自費での制作だったらしいですが、タレントもののような企画物とは違い、全曲が彼女の詞曲で、相当な意気込みが感じられるアルバムです。

フェイゲン&ベッカーの他にも、リック・デリンジャー(G)、ニール・スチューベンハウス(B)、ジミー・ハスリップ(B)、ジム・ケルトナー(Dr)、トニー・レヴィン(スティック)などのなかなか豪華な面子が参加したバックこそ、洗練されたサウンドで聴き応えがありますが、正直なところ、彼女の作るメロディーは中途半端な感じだし、なかなか味のあるヴォーカルもちょい不安定。
スティーリー・ダンの2人が参加してなければCD化されることもなかった作品かもしれませんが、なんともいえない魅力があるんですよね~ 聴くほどにハマっていくスルメ盤です。


ROSIE VELA 「Magic Smile」


1. Fool's Paradise
2. Magic Smile
3. Interlude
4. Tonto
5. Sunday
6. Taxi
7. 2nd Emotion
8. Boxs
9. Zazu


購入日: 12/14
購入場所: ディスクユニオン国立駅前店
購入金額: ¥2,310
備考: 国内盤 帯つき 中古
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by shintan_shintan | 2008-12-27 19:51 | 80s ROCK
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ソフトロックのグループ「メリー・ゴー・ラウンド」の中心人物だったエミット・ローズが、カート・ベッチャーのプロデュースのもと、ダンヒル・レコードから70年にリリースしたソロ1作目。

このアルバムは以前から中古でよく見かけていたんですが、彼についてはほとんど知らなかったこともあって、いつもスルー。ただ、今回ブックオフで国内盤を安く見かけ、内容もわからないまま入手してみることに。まぁ、こういう買い方も面白かったりしますし、名盤の殿堂シリーズでのリリースですから、極端なハズレはないだろうし。

で、いったいどんな音なんだろうと興味津々で聴いてみると・・・

これって、ポール・マッカートニー? まんま初期の頃のポールというか、後期ビートルズの音じゃん。
すぐにネットで調べてみると「ワンマン・ビートルズ」とか「新しいポールマッカートニー」だとか、本人的に嬉しいのかどうかわかりませんが、そんな形容で語られてるアーティストなんですね。

ドラムも含めてすべてエミット・ローズによる多重録音で制作されたこのアルバム、カリフォルニア出身(ブライアン・ウィルソンと同郷)とは微塵も感じさせないようなビートルズライクな音ですね。あまりかっちりとしてなくて、ほどよくローファイなところもポールっぽいですし、ヴォーカルもそっくりだったりします。
で、そんなクリソツなこのアルバムですが、楽曲のクオリティはかなり高く、ドリーミーでポップな素晴らしい出来だったりします。正直なところ、ここまで似てると苦笑してしまうところも多々ありますが、なんにしても良い作品ですよ。


1. With My Face On The Floor
2. Somebody Made For Me
3. She's Such A Beauty
4. Long Time No See
5. Lullabye
6. Fresh As A Daisy
7. Live Till You Die
8. Promises I've Made
9. You Take The Dark Out Of The Night
10. You Should Be Ashamed
11. Ever Find Yourself Running
12. You Must Have


購入日: 11/23
購入場所: ブックオフ田無駅北口店
購入金額: 2割引セール中だったので500円
備考: 国内盤 帯なし 中古
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by shintan_shintan | 2008-11-27 21:09 | 70s (70~72)
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先日お亡くなりになったポール・ニューマンの代表作「明日に向かって撃て」の主題歌、バート・バカラック作の「雨に濡れても」が有名なB.J.トーマスですが、以前記事にした彼の73年作「ソングス」は愛聴盤となっておりまして、機会があれば他のアルバムも・・・と思っていたところ中古で入手できたのがこのアルバム、ABCレコード移籍後の第1弾として75年に発表された「心にひびく愛の歌」。

60年代後半~70年代初頭にかけて度々彼の作品を手掛けたチップス・モーマンを再度プロデューサーとして迎え、メンフィスのアメリカンスタジオでレコーディングされたこのアルバム。アルバム原題もそれを示すように「リユニオン」ですし、彼のプロデュースワークも光るアーシーな好盤になってます。

アルバムのオープニングは、前述の「雨に~」以来の彼にとって2曲目のNo1ヒット①「心にひびく愛の歌」なんですが、これがほどよくカントリー風味で心地よいんですよね~
ちょい憂いのある爽やかなメロディーの②、カントリーバラードの④、ゴスペル風の感動的な⑤、カントリータッチな⑧⑨と良曲揃い。
ロイ・オービンソンの③、80年代にはハニー・ドリッパーズもヒットさせたオールディーズの名曲⑦などのカバーもお見事ですし、ラストの感動的なバラード⑩まで一気に聴いてしまうアルバムです。個人的には「ソングス」より好きかも・・・

次回は、これまた最近お気に入りの別のトーマスさんをご紹介予定です。


     「心にひびく愛の歌」 静止画ですがお聴きください


1. (Hey Won't You Play) Another Somebody Done Somebody Wrong Song
2. Real Life Blues
3. Crying
4. I Finally Got It Right This Time
5. Doctor God
6. Beautiful Things For You
7. Sea Of Love
8. Maybe It's Time To Go
9. City Boys
10. Who Broke Your Heart And Made You Write That Song


購入日: 10/10
購入場所: レコミンツ
購入金額:¥1,580
備考: 国内盤 帯つき 中古
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by shintan_shintan | 2008-10-25 15:10 | 70s (73~76)

今日は、最近購入したシンガーソングライターものをまとめてご紹介。
どれも、単発記事にするほどのインパクトは感じられなかったものですが、決して悪い出来ではないですよ~


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SHAWN PHILLIPS / SECOND CONTRIBUTION

60年代半ばにデビューした、テキサス出身のショーン・フィリップスが70年にリリースした6作目でブックオフにて1000円で購入。
たぶんユニオンで見つけても買ったかどうかは微妙なところですが、オフでこういう作品を見かけるのも珍しいですし、アルバムのジャケもなんか見たことがあったのでゲットしときました。

テキサス出身とはいえ、その内容は英国度が高く、アシッドぽい弾き語り系から、ファンキーなもの、フォークロック調、オーケストラを導入したちょい大仰なもの、組曲風のプログレッシブ風なものまでバラエティ豊か。アーシーなSSWもののイメージで聴くとちょっと違和感を感じるかも・・・




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ERIC VON SCHMIDT / 2nd RIGHT, 3rd ROW

ボブ・ディランにも多大な影響を与えたブルース系SSW、エリック・フォン・シュミットが72年にリリースした名作で、ユニオンにて1,155円で入手。
ジェフ・マルダー、マリア・マルダー、エイモス・ギャレット、ポール・バターフィールドなどウッドストック勢の好サポートもナイスな、ブルージーかつ温かみのあるアコースティックな逸品です。

ちなみに、ディランのレパートリー「連れてってよ」のオリジナルはエリック・フォンですし、ディランのアルバム「ブリンギン・イット・オール・バック・ホーム」のジャケに写ってる何枚かのLPのうちの1枚もエリック・フォン・シュミットの63年作だそうです。




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LIVINGSTON TAYLOR / OVER THE RAINBOW

最後はリヴィングストン・テイラーが73年にリリースの3作目で、カプリコーンレーベルでの最後の作品。
基本的には1st2ndと大きな音楽性の違いはないですが、アーシーな感じは後退していて、ジャジーな雰囲気の曲もあったり、ストリングスをフィーチャーしたものもあったりで、結構洗練された感じになってるかな。お兄さんのJTに近くなったような・・・

こちらは、中野のレコミンツにて980円にて購入です。
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by shintan_shintan | 2008-10-08 21:59 | SSW