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LAZARUS / A FOOL’S PARADISE


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ピーター・ポール&マリーのピーター・ヤーロウに見出されてデビューを飾ったフォーキーな3人組ラザラス。
73年の2枚目にしてラストアルバム「フールズ・パラダイス」はCD化されており、いずれは聴いてみたいと長らく思っていたアルバムでしたが、ようやく入手することができました。2,520円とプレ値(定価は1,800円)ではありましたが、ほとんど見かけることのないアルバムですからね~ 即効でレジに向かったことは言うまでもありません。

70年代後半にはジェイ・グレイドンやTOTOのメンバーのバックアップによるAORシンガーに転身したビル・ヒューズ、彼が在籍したいたことでも知られるラザルスですが、フィル・ラモーンとピーター・ヤーロウのプロデュースによるこのアルバムで聴かれるのは暖かみあるフォーキーなソフトロックサウンド。メインソングライターであるビル・ヒューズの作り出す楽曲は、どことなく憂いを感じながらもキャッチーで親しみやすいものだし、3人コーラスワークもいい感じで、収録されてる10曲はどれもいい感じ、特にアナログA面にあたる①~⑤は文句なしの出来。

いやぁ、これは本当に良いアルバムですね。ベアズヴィルからのリリースではありますが、それほど泥臭い感じはなく、フォーキーではあるものの、プレAOR的な雰囲気を感じるところもあります。なんといってもメロディーが美しいし、ブレッド(デヴィッド・ゲイツ)とかがお好きな方は間違いなく気に入られるんじゃないでしょうか。


1. Ladyfriends Ⅱ
2. Ladyfriends Ⅰ(Sing A Song To Your Lady)
3. When Will The Home Of Me Begin?
4. A Fool’s Paradise
5. Baby, Baby
6. Thoughts Of You
7. Take Me High
8. Oklahoma Boy
9. This Is Song
10. Poets And Lovers
by shintan_shintan | 2009-03-15 14:46 | SOFT ROCK