PAUL SIMON / STILL CRAZY AFTER ALL THESE YEARS
前々から書いてますが、最近のブックオフ安棚はなかなかしょっぱいですよね~
250円CDはカズばっかりですが、それでも500円CDだとたまにめっけものと出会ったり・・・
先週ですが、車で20分ほどのブックオフで「950円以下のCD半額セール」を実施していて、そこで何枚かの500円CDをゲット。半額だから250円なんですが、今日紹介するのもそのうちの1枚。ポール・サイモンが75年にリリースした3枚目のソロアルバム「時の流れに」。
ポール・サイモンのソロはベスト盤しか聴いたことがなくて、今回初めてオリジナルアルバムを入手となったんですが、いいアルバムですね~ スティーブ・ガッド(Dr)やトニー・レヴィン(B)、ゴードン・エドワーズ(B)、リチャード・ティー(P)、ヒュー・マックラケン(G)を配したそのサウンドは洗練された都会的な雰囲気ながら、どこかもの悲しげで穏やかなトーン。
フェンダーローズの調べが印象的でどことなくジャジーな雰囲気のするバラードナンバーの表題曲①「時の流れに」、アート・ガーファンクルが参加しサイモン&ガーファンクルの復活となった②「マイ・リトル・タウン」と、アルバムのリードトラックが続き、ここでこのアルバムが名作であることを確信。ちなみにこの2曲だけマッスルショールズ録音ですが、雰囲気的には浮くことがなく南部録音でも都会的な雰囲気を醸し出しております。
④「恋人と別れる50の方法」はシングルカットされ、3週連続1位となった大ヒット曲。スティーブ・ガッドのドラムが印象的ですね。
紹介したこの3曲が印象的ですが、他にもバラエティに富んだ良曲揃いで、⑤⑦あたりもちょっと地味ながら良いんですよね~ 名盤のディスクガイドなどではよく取り上げられているし、彼のソロでは最高傑作との声もあるだけに、以前から一度聞いてみたいと思っていたアルバムでしたが、もっと早く聴いてれば良かったな~
1. Still Crazy After All These Years
2. My Little Town
3. I Do It for Your Love
4. 50 Ways To Leave Your Lover
5. Night Game
6. Gone At Last
7. Some Folks' Lives Roll Easy
8. Have A Good Time
9. You're Kind
10. Silent Eyes