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KATHY McCORD 「NEW JERSEY TO WOODSTOCK」 (2010年)


KATHY McCORD  「NEW JERSEY TO WOODSTOCK」  (2010年)_b0079504_2213434.jpg













DISC 1
1. Rainbow Ride
2. I'm Leaving Home
3. Candle Waxing
4. Baby James
5. The Love Flow
6. New York Good Sugar / Love Lyric #7
7. For You, Child
8. Jennipher
9. Take Away This Pain
10. Velvet Smile
11. I'll Give My Heart To You (Bonus)
12. I''ll Never Be Alone Again (Bonus)

DISC 2
1. New Horizons
2. Acapulco
3. Baby, Come Out Tonight
4. That's A Love That's Real
5. No Need To Wait
6. I'll Be Lovin' You Forever
7. Magnolia
8. Madman
9. Captain Cody Memorial
10. Keep Peace In The Family
11. You'd Convince The Devil
12. Who's Been Coolin' You?
13. Don't Go Talkin' To Strangers
14. Every Little Thing You Do
15. I Wanna Know Why
16. Shine One


今日記事にするのは、発売のインフォメーションを知ってからずっと楽しみにしていた1枚でして、
キャシー・マッコードが70年、17歳の時にリリースされた唯一作の再リイシュー。

以前VIVIDからリリースされていた「虹の架け橋」に、68年にシングルとしてのみリリースされた2曲を追加しリマスタリングされたのがディスク1。そして1stリリース後、72年から79年までの間にウッドストックで録音されていた未発表曲集がディスク2。
1st「虹の架け橋」は以前のブログの過去記事を参照していただくとして、なんといってもディスク2が凄いんですよ!

各曲の録音日時や参加メンバーのクレジットがないんで詳細はわかりませんが、ブックレットの英文によるとリヴォン・ヘルムやリック・ダンコ、ガース・ハドソン、リチャード・マニュエルといったザ・バンドの面々や、ポール・バターフィールド、ハーヴェイ・ブルックス、カル・デイヴィッド、デヴィッド・サンボーンなどウッドストック縁の面々が参加してるっぽいんですよね!

1stにおいてもジョン・ホールやハーヴェイ・ブルックス、ウェルズ・ケリーなどウッドストック勢がサポートをしているもののそれほどアーシーな感じは強くなく、少々アシッドで少々オールドタイミーなフォーキーサウンドでしたが、この未発表曲集に関しては音楽スタイルが如実に変化しておりますし、彼女の歌声も、少女だった1stの頃のクールな感じではなく、深みと迫力のある熱い歌声で別人のよう!

録音時期と関係あるのか分かりませんが、サウンドの傾向は4つあって、①②⑤などカリプソなどの要素も感じる少々トロピカルなものが1つめで、2つめはウッドストック録音らしさを感じるアーシーでルーツ寄りなもの。これは③④や、たぶん同時期の録音だろう⑦~⑨あたりですね。

3つめは⑥、⑩~⑬、⑯のようなソウルテイストの高いもので、ソウル色の強いSSWモノって範疇を超えた本格的なソウルサウンドで、彼女のヴォーカルも黒人と間違えてしまうほど。
で、最後は⑭⑮のようなブルースナンバーで、これまたジャニス張りの歌声を聴かせてくれてます。

発売を前提としてレコーディングされたものなのか、単なるセッションなのか、デモなのかは分かりませんが、これは相当にレベルが高い未発表曲集ですよ!当時ちゃんとした形でリリースされていれば間違いなく評価されてただろうと思えるクオリティーなんで、興味のある方はぜひ!
by shintan_shintan | 2010-04-12 00:00 | SSW