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THOMAS JEFFERSON KAYE  「SAME」 「FIRST GRADE」


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THOMAS JEFFERSON KAYE (1973年)
1. Body Song
2. Collection Box
3. Door Is Still Open
4. Learning How To Fly
5. I'll Be Leaving Her Tomorrow
6. Hole In The Shoe Blues
7. Snake In The Grass
8. Thanks For Nothing
9. Hoe Bus

FIRST GRADE (1974年)
10. Northern California
11. Easy Kind Of Feeling
12. Sho 'Bout To Drive Me Wild
13. Say That You Love Me
14. American Lovers
15. Jones
16. Shine The Light
17. All Cried Out
18. L.A.
19. One Man Band


スワンプ系バンド「ホワイトクラウド」での活動後、プロデューサーとしてボブ・ニューワースやジョン・ケイ、ゴードン・ウォーラーなどを手掛け、またスリー・ドッグ・ナイトの大ヒット曲「One Man Band」のコンポーザーとしても知られるトーマス・ジェファーソン・ケイ。

彼が70年代にダンヒルからリリースした2枚のアルバムはルーツ系名盤として評価も高く、以前から気になっておりましたが、95年にリリースされた2in1CDは既に廃盤でアマゾンのマケプレでも高値。店頭でも見かけたことがなく大枚を払うしかないかと思っていたんですが、先日仕事で浦和に行く機会があり、ついでに立ち寄ったユニオンにて本盤を発見!しかも840円でさらに10%OFFキャンペーン中だったこともあって756円で入手。いやぁ、アマゾンで買わなくて良かったぁ~ 
余談ですが、ユニオンの在庫検索って全ての在庫CDを網羅してないようで、特に3桁プライスのものはヒットしないものが多いようです。これもそうでした。

で、いくら安く入手できても内容がイマイチだったらしょうがないところですが、これがほんと名盤!

特に1枚目にあたる前半9曲は①こそドリーミーな雰囲気のソフロっぽくてちょっと意外ではありましたが、それ以外はスワンプ好きには堪らない内容。
とはいえ、ただ泥臭いだけではなくて、彼の作るフックのあるメロディーやシンプルなんだけど練られたアレンジなども大きな魅力となっております。

このあたりは、ゲイリー・カッツのプロデュースや、ゲストで参加しているドナルド・フェイゲンやウォルターベッカーのエッセンスが影響してるのかもしれません。とはいえ、あまりスティーリー・ダンとのサウンドの共通点は感じませんが・・・

⑩以降の10曲は74年のセカンドアルバムとなりますが、泥臭さという点では前作よりだいぶ薄らいでいるものの、サウンド的には広がりが増してますね。

前作同様にゲイリー・カッツがプロデュースで、スティーリー・ダンの2人やジェフ・バクスター、リック・デリンジャー、ブラックベリーズなど参加メンバーも1stと同じ顔ぶれですが、こちらではポコのリッチ・フューレイとティモシー・シュミットもコーラスで参加。
ただ、スワンピーな楽曲はハードなギターの③とデラニー&ボニーを思い起こす⑨ぐらいなもので、ストリングスを導入したドリーミーなものや、西海岸風の爽やかでフォーキーな楽曲などバラエティーも豊かになり、ソングライティングも格段に向上して。彼のポップセンスやメロディーメイカーぶりが堪能できます。

「レア度」「購入金額」「内容」の3要素を鑑みると、今のところ今年No.1の発掘盤です!
by shintan_shintan | 2010-06-17 09:00 | SOUTHERN / SWAMP