GORDON WALLER 「...AND GORDON」 (1972年)

1. The Saddest Song
2. I Won’t Be Your Ruin
3. At The End Of The Day
4. Before You Go To Sleep
5. Where This Whole Thing Began
6. Rocky Road To Clear
7. Be Careful, There’s A Baby In The House
8. Stranger With A Black Dove
9. Collection Box
10. I Was A Boy When You Needed A Man (Bonus)
11. The Lady In The Window (Bonus)
ビートルズと同世代のデュオグループ、ピーター&ゴードンのことは前から知ってましたがが、聴いたことがあるのはポール・マッカートニー作のヒット曲「愛なき世界」くらいなもんで、どちらかというと、後にリンダ・ロンシュタット、ジェームス・テイラーなどのプロデューサーとして名を上げるピーター・アッシャーが在籍していたグループという認識のほうが強いかな。
本日紹介するのは、ピーター・アッシャーの相方であるゴードン・ウォーラーが68年のデュオ解散後4年の沈黙の後にリリースしたファーストソロアルバム。
トーマス・ジェファーソン・ケイとテッド・クーパーのプロデュースでリリースされたこのアルバム、UKヴァーティゴ盤LPは数万の値がつくほどのレア盤のようですが今回めでたくCD化。ずっと聴きたいと思ってたアルバムだけに嬉しい限り。
スワンプ系SSWアルバムとして評価の高いアルバムですが、これが期待以上の内容でして、個人的には今年のリイシューアルバムでは今のところ暫定1位。購入してから一月以上たちますが、飽きることなく今でも良く聴いております。
ゴードン・ウォーラーの自作によるアナログA面の5曲はどれも穏やかで憂いのあるメロディーが染み入ってくるものばかり。特にタイトル通りの切ないメロディーな①は必殺のキラーチューンだし、続く滋味溢れるバラード②や、2本のギターによるシンプルなバックの④、カントリーバラード調の⑤など佳曲揃い。
SSW色の強い前半と異なり、ルーツロック色が強く出ているのがアナログB面にあたる⑥以降。
⑥はトーマス・ジェファーソン・ケイ作のカントリー/ブルーグラス色の強いファンキーなロックチューンだし、⑦はラウドン・ウェインライトⅢ作のブルージーなナンバー。
ゴードンと旧友ピーター・アッシャーの共作によるメロウな⑧はA面的な味わいですが、本編ラスト⑨はスワンピーでファンキーでソウルフルな8分近くある大作。
バックを務めるのは、トーマス・ジェファーソン・ケイ率いるバンド「ホワイト・クラウド」の面々に、セッションミュージシャンのチャーリー・ブラウン(リードギター)、そしてご存知マルチプレーヤーのエリック・ワイズバーグ(スティールギター、バンジョー、ドブロ)というのが基本パーソネル。廃墟に佇むジャケからは少々暗めな英国的サウンドが想像されますが、前述したようにスワンピーでフォーキーなサウンドはアメリカンルーツロックの大傑作。これはほんと良いアルバムですよ~
購入日:7/16
購入場所:ディスクユニオンお茶の水駅前店
購入金額:¥1,900
備考: 輸入盤 新品

