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PLASTIC PENNY 「CURRENCY」 (1969年)

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1. Your Way To Tell Me Go
2. Hound Dog
3. Currency
4. Caledonian Mission
5. Mcarthur Park
6. Turn To Me
7. Baby Youre Not To Blame
8. Give Me Money
9. Sour Suite
10. She Does (Bonus)
11. Celebrity Ball (Bonus)


全盛期のエルトン・ジョンのバックで活躍し、70年代後半にはシンガーとしてソロデビュー、70年代初頭には一時期ユーライア・ヒープにも在籍していたドラマーのナイジェル・オルソン。

クリスティン・パーフェクトの後釜としてチキン・シャックに加入し、その後はサヴォイ・ブラウン、UFO、マイケル・シェンカー・グループなどで活躍したキーボードのポール・レイモンド。

US志向なサウンドのコチーズを経て、プロコル・ハルムに加入して名作「グランド・ホテル」をリリース。その後も後期プロコル・ハルムを支えたギタリストのミック・グラバム。

トロッグスに加入する一方、プロデュースやスタジオミュージシャンとしても活動するベースのトニー・マレイ。

そんな70年代の英ロックシーンで活躍する4人の初期のキャリアとなるのが、このプラスティック・ペニー。これはヴォーカルが脱退後に残った4人で制作されたセカンドアルバム。

英サイケ・ポップなバンドと認識されているようですが、サイケっぽいのはキャッチーな①と⑤くらいでして、ヘヴィーなブルースロックに仕立てたプレスリーの②や、ザ・バンドの④、美メロのパワーバラード⑥などのほうが印象的だったりします。
ポール・レイモンドのオルガンをフィーチャーしたアップテンポなインストの③⑨などもあって、けっこうバラエティ豊かで幾分アメリカンな志向も感じられるブリティッシュ・ロックなアルバムです。
by shintan_shintan | 2011-02-11 09:44 | 60s ROCK