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STARBUCK 「MOONLIGHT FEELS RIGHT/ROCK 'N' ROLL ROCKET」 (1976/1977年)



STARBUCK 「Moonlight Feels Right 」(恋のムーンライト) 全米3位


ドリーミーなソフトロックなバンド、エタニティーズ・チルドレンの結成メンバーながらも、1stを録音中に制作スタッフとの対立で脱退したブルース・ブラックマン(Vo,Key)とジョニー・ウォーカー(G)の2人に、同じくエタニティーズ・チルドレンの2nd制作中に加入したボー・ワグナー(Mrb,Per)が合流して結成されたアトランタの7人組バンド、スターバック。

最近まで知らなかったグループなんですが、「恋のムーンライト」があまりにも気持ちよくて他の楽曲も聴きたいと思いアルバムを入手。1stと2ndの2in1なんですがHMVのマルチバイで1,200円ちょっとでした。

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1. I Got To Know
2. Drop A Little Rock
3. Lash Larue
4. The Slower You Go (The Longer It Lasts)
5. Moonlight Feels Right
6. I'm Crazy
7. So The Night Goes
8. Working My Heart To The Bone
9. Lucky Man
10. Bordello Bordeaux

11. Everybody Be Dancin'
12. Call Me
13. City Of The Future
14. Fat Boy
15. Little Bird
16. Sunset Eyes
17. A Fool In Line
18. Don't You Know How To Love A Lady
19. Benny Bought The Big One
20. Rock 'N' Roll Rocket/Little Bird (Reprise)

21. One Of These Mornings (Bonus)
22. Gimme A Break (Bonus)


前半の10曲が1st「MOONLIGHT FEELS RIGHT」からで、ちょっとAORっぽいところも感じるモダン・ポップが堪能できます。
キーボード主体でありながらも温かみを感じる、グルーヴィーで歯切れのよい演奏。けっこう洗練されたところもあったりしますが、南部人だからかはわかりませんが、どこか大らかな雰囲気があってシリアスになりすぎずに親しみやすさがありますね。

前述した「恋のムーンライト」が抜きん出てる感はあるものの、次いでシングルカットされ46位を記録したポップチューンの①や、クラヴィネットがファンキーな②も印象的だしで、アルバムとしてもなかなか良かったです。

⑪以降の10曲が2ndから。基本的には1stと同じ路線ですが、キーボードの比重が高まり、楽曲も多少親しみやすさや軽やかさがなくなった気がするかな。ちょっとプログレっぽい雰囲気も・・・
リズミカルな⑭や、恋のムーンライト路線な⑯あたりはいい感じだし、シングルカットした⑪もヒットしておかしくない出来ではありますが、チャート的には38位と振るわず。で、バンドの勢いも徐々に下降線を・・・とはいえ、この2ndも充分に楽しめる内容ですけどね。
by shintan_shintan | 2011-03-07 19:24 | 70s (73~76)