DAN HICKS & HIS HOT LICKS / ORIGINAL RECORDINGS (紙ジャケ)

21日は注目盤が多数リリースされましたね。前回記事にした「永遠の詩」もそうですが、同日にソニーのSSW紙ジャケシリーズとしてリリースされた6タイトルも個人的に楽しみにしてたんですよね。
ラインナップされているティム・ハーディン、トニー・コジネク、ジョン・マークなども気になるところですが、今回は予算の都合もあって2枚だけ購入しました。
本日記事にするのはその2枚の内の1枚、ダン・ヒックスが69年にリリースしたデビューアルバム。アコースティック・スウィングでノスタルジックでグッドタイムスな彼のサウンドは大好きで、過去にも4thアルバム、5thアルバムを記事にしてきましたが、2人の女性ヴォーカルやヴァイオリンを擁するメンバー構成やヒックスの作る楽曲など、このデビューアルバムの時点ですでに彼の基本となるサウンドはあらかた確立されてるようです。
60年代半ば以降にはサンフランシスコのバンド、シャーラタンズのドラマーとして活動していたり、初期ホットリックスのヴァイオリンが後にイッツ・ア・ビューティフル・デイを結成するデヴィッド・ラフラムだったりということもあって、シスコサウンドの分ミ文脈で語られこともあるダン・ヒックスですが、確かにこのアルバムではどことなくサイケデリックな雰囲気を感じさせるものもありますし、後の作品ほどコミカルではじけた感じはなく、どことなく落ち着いた感じもしますね。
1. Canned Music
2. How Can I Miss You When You Won't Go Away?
3. I Scare Myself
4. Shorty Takes A Dive
5. Evenin' Breeze
6. Waiting For The 103
7. Shorty Falls In Love
8. Milk Shakin' Mama
9. Slow Movin'
10. It's Bad Grammar, Baby
11. Jukies' Ball
購入日:11/21
購入場所:HMV新宿サウス店
購入金額:¥1,890
備考:国内盤 新品