ブックオフ安棚で購入可能な名盤 (90年代女性ロック編)
ブックオフの安棚(250~750円)って、最近ではほとんど出物に巡り合うことはなくなってますが、そうはいってもその手頃な価格もあって何だかんだで重宝してます。
最近思うんですが、永らく愛聴してる作品がどの店でも250円で売られてたりするとけっこう寂しいですよね。内容と価格が比例すると決まったわけではないんですけどね。
で、今日はオフの安棚で購入可能(それも250円で)なお気に入りのアルバムを何枚かご紹介します。
SOPHIE ZELMANI 「SOPHIE ZELMANI」 (95年)
スウェーデン出身、22歳のSSWのデビュー作。アコギを中心とした素朴な味わいと、スウェディッシュポップ風洒落た感じがバランスいい感じです。
HEATHER NOVA 「SIREN」 (98年)
オフ安棚の定番と化している、日本でのデビュー作「オイスター」も良い作品ですが、内容的にはこの3rdのほうが好きかな。
バミューダ諸島で生まれ育った彼女の音楽は、打ち込みも併用したギターオリエンテッドなサウンドながら、どことなくアコースティックでナチュラルな雰囲気も感じますね。
JOAN OSBORNE 「RELISH」 (95年)
2004年のドキュメンタリー映画「永遠のモータウン」でも素晴らしい歌声を聴かせてくれたジョアン・オズボーンのデビュー作。
歌良し、曲良し、演奏良しの完璧なアルバム。70年代ロックが好きな方でもすんなり受け入れられると思いますよ。
GILLIAN WELCH 「REVIVAL」 (96年)
全曲がギリアン・ウェルチのオリジナル(共作含む)ながら、ほとんど20~30年代のフォークソング/トラディショナルのような楽曲/サウンドですが、不思議と古臭さは感じられませんね。ルーツ好きには大マストなアルバムです。
ME'SHELL NDEGEOCDLLO 「PLANTATION LULLABIES」 (93年)
マドンナが設立したマーヴェリック・レコードからリリースされたミシェル・ンデゲオチェロのデビュー作。ベーシストとしてもそのグルーヴィーなプレイが高い評価を得てますが、サウンドクリエーターとしても高い能力を感じますね。ファンキーでグルーヴィーでめちゃくちゃカッコイイっす。次作「ピース・ビヨンド・パッション」もオススメです。
VANESSA PARADIS 「VANESSA PARADIS」 (92年)
言わずと知れた大ヒットアルバム。彼女のロリでキュートな歌声もですが、プロデュース、コンポーズ、演奏をつとめたレニー・クラヴィッツが素晴らしいです。ひさしぶりに聴きなおしましたが良いですね、
ANI DIFRANCO 「LITTLE PLASTIC CASTLE」 (98年)
アーニー・ディフランコの激しくカッティングするアコギと、ベース&ドラムの3ピースによるサウンドが基本となりますが、パンキッシュでファンキーでカッコイイです、
SIXPENCE NONE THE RICHER 「SIXPENCE NONE THE RICHER」 (99年)
今でもCMでよく使われている大ヒット曲「キス・ミー」を含むデビュー作。単なるネオアコではなく多彩なサウンドのアルバムです。ラーズのカバー「ゼア・シー・ゴーズ」もいいですがヴォーカルの女性が可愛いいいです。
売れたものや有名なものが多いんで、所有してる方も多いかと思いますが、未聴の方がこれキッカケに興味を持ってくれればいいですね。ちなみに上記8枚はすべてリリース当時にに新品で購入しましたが、オフではあらかた250円で入手できると思いますよ。