ASIA /ALPHA (紙ジャケ)
本日紹介するのは、エイジアが83年にリリースしたセカンドアルバム「アルファ」。
ジョン・ウェットン、スティーヴ・ハウ、カール・パーマー、ジェフリー・タウンズといったプログレッシヴ・ロックの猛者4人が集まり、過去のキャリアからは想像できないポップなサウンドのデビューアルバム「詠時感~時へのロマン」(82年)で大ヒットを飛ばした云々は今さら書かなくても、皆さんご存知ですよね。
ファーストが大ヒットしていた頃は、ちょうど洋楽を聴き始めた頃で、僕もカセットに落としてもらいよく聴いてましたが、思い入れがあるのは発売後すぐにLPを購入したこのセカンドだったりします。各メンバーのインタープレイが若干あって、プログレっぽさもちょっと感じられたファーストよりも、よりポップでキャッチーになったこのセカンドのほうが中学生当時の耳には心地よかったんですよね。当時はクリムゾンもイエスもEL&Pも知りませんでしたから、なんの違和感もなく聴けたのかもしれません。
ファーストは何度目かのアンコールプレス時に紙ジャケを購入したんですが、このあいだCDを整理していたらセカンドも欲しくなっちゃいまして、店頭在庫を発見しゲットしちゃいました。
それにしても捨て曲なしの凄いアルバムですね~ 1stシングルの①や、セカンドシングルの②、僕がエイジアで一番好きな④などなど、特にA面の5曲はどれもがシングルヒットしてもおかしく」ない感じですし、アナログB面にあたる⑥以降も、⑦⑧⑩などいい曲揃いです。
唯一の欠点はというと、この紙ジャケ音が悪いです(初CD化された頃のものに比べるとマシですが)。ファーストの紙ジャケを聴いてましたのでなんとなく想像はできましたが、2001年リマスターでこの音とは・・・
音質面で言うと1stから3rdまでのアルバム3枚に、ベスト盤「ゼン&ナウ」収録の4曲やシングルのカップリング曲などを加えた2002年リマスターの2枚組みコンプリートベスト「アンソロジア~20thアニヴァーサリー・コレクション」がいまのところベストかな。一部の曲で音がよれたりというマスタリングミスはあるものの、音圧や解像度ともに紙ジャケとは比較になりませんからね。
というわけで、これからも音を聴くなら2枚組みベスト、紙ジャケは眺めるだけになりそうです(苦笑)
1. Don't Cry
2. Smile Has Left Your Eyes
3. Never in A Million Years
4. My Own Time (I'll Do What I Want)
5. Heat Goes On
6. Eye To Eye
7. Last To Know
8. True Colors
9. Midnight Sun
10. Open Your Eyes
購入日:5/12
購入場所:ムトウ楽器店@高田馬場
購入金額:¥2,141
備考:国内盤 新品