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JAPAN / TIN DRUM (紙ジャケ)

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僕が洋楽を聴き始めた中学の頃、クラスの女の子たちにルックスが人気だったのはデュラン・デュランとデヴィッド・ボウイが多かったんですが、一部ボーイ・ジョージという娘もいましたが、そんななかで洋楽に早熟だった女子に人気だったのがジャパン。というかデヴィッド・シルヴィアン。

デュラン・デュランが当時よく比較されていたバンド「ジャパン」の名前こそ良く聞いてましたが、実際に彼らのアルバムを聴いたのはそれから大分たってから。大学くらいの時に彼らの最高傑作と言われる81年リリースの5作目にして最後のスタジオアルバム「錻力の太鼓」を聴きましたが、アイドル的なルックスからは想像のできない、かなり音楽性の高いサウンドにビックリした記憶があります。

ジャケや曲名から想像できるように、中国的なメロディを随所に取り入れたこのアルバム。スティーヴ・ジャンセンのタムを多用しながらもどこか無機的な感じがするドラムと、ミック・カーンの超個性的なフレットレスベース、いかにもニューロマ的なデヴィッド・シルヴィアンの空間的なヴォーカルと、リチャード・バルビエリが操る当時の最新シンセサイザー「プロフェット5」が醸し出すサウンドはまさに唯一無比。
正直なところ、「スゴイ!」とは思いながらもニューウェーブ的なサウンドに免疫がなかったこともあって、馴染むまでに時間のかかった作品でもあり、思いっきりのめりこんだわけではないですが、何だかんだで長らくの愛聴盤となってる1枚です。

今回紙ジャケがリリースされ、当初は予算の都合上スルーする予定だったものの、店頭で見てしまうとダメですね。ポイントを使って購入しちゃいました・・・(苦笑)。03年リマスターを聴いてみたかったというのもありますが、このジャケ好きなんですよね~


1. Art Of Parties
2. Talking Drum
3. Ghosts
4. Canton
5. Still Life In Mobile Homes
6. Visions Of China
7. Sons Of Pioneers
8. Cantonese Boy


購入日:7/2
購入場所:タワーレコード新宿店
購入金額:ポイントを2,000円分使用したので¥600
備考:国内盤 新品
by shintan_shintan | 2008-07-04 22:03 | 80s ROCK