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PETER FRAMPTON / FRAMPTON COMES ALIVE! +4 (DELUXE EDITTION)

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本日紹介するのは、ハンブル・パイ脱退後4枚のソロアルバムをリリースし、アメリカを拠点に活動するも、セールス的には全くもってパッとしなかったピーター・フランプトンが76年にリリースして、突然変異のように大ヒットとなった2枚組ライブアルバム「フランプトン・カムズ・アライヴ」。

それまでは75年の前作「フランプトン」の全米32位が最高位だったものの、このライブアルバムでは全米10週連続1位で1200万枚以上を売り上げを記録。76年の年間1位となるビッグヒットアルバムになりました。ということで、僕もこのアルバムの存在は昔から知ってはいたものの、ちゃんと聴いたのは今回がお初。 
スティーブ・マリオット主導による黒っぽいハンブル・パイが大好きだった僕にしてみれば、ポップでアコースティックな指向のフランプトンの存在はどこか疎ましい感じがしてましたし、このアルバムからシングルカットされて、これまた全米6位のヒットとなった「Show Me The Way」も特に好きって感じじゃなかったし、ちょいピンボケなジャケもダサかったし・・・

一言で言うと「聴かず嫌い」な作品だったんですが、最近、紙ジャケもリリースしましたし何となく聴いてみようかなと・・・
とは言え、やっぱり紙ジャケで3,800円はお高いですよね。結局、紙ジャケと同じ音源にデラックス・エディション(01年リマスター)を中古で購入することに。

で内容はというと、英国出身ながらも、ポップでキャッチーなところと、ハードさをあわせもつアメリカンロック。ソロ名義ながらも、フランプトン(ヴォーカル、ギター)にボブ・メイヨ(ギター)、スタンリー・シェルダン(ベース)、ジョン・シモンズ(ドラム)の4人が奏でるサウンドはバンドっぽいです。すごい特徴ある音じゃなしし、なんでビッグヒットになったのかはイマイチわかりませんが、なかなか良いアルバムじゃないでしょうか。
ストーンズのカバー(2枚目⑥)やハンブルパイのナンバー(2枚目④)もカッコイイですが、ディスク1の⑥⑨⑩といったアコースティックなバラード系が印象的です。




特に好きじゃないなんて書きましたが、やっぱり「Show Me The Way」はなかなか良い曲かも。トーキング・モジュレーターが古めかしくも印象的ですね。





ピーター・フランプトンといえばこの曲!って方も多いんじゃないでしょうか。
90年代半ばに、レゲエバンドのビッグ・マウンテンがカバーして大ヒットさせた「Baby I Love Your Way」。良い曲だなぁ~



(Disc 1)
1. Introduction / Somethin's Happening
2. Doobie Wah
3. Lines On My Face
4. Show Me The Way
5. It's A Plain Shame
6. Wind Of Change
7. Just The Time Of Year (Bonus)
8. Penny For Your Thoughts
9. All I Wanna Be (Is By Your Side)
10. Baby, I Love Your Way
11. I Wanna Go To The Sun

(Disc 2)
1. Nowhere's Too Far (For My Baby) (Bonus)
2. (I'll Give You) Money
3. Do You Feel Like We Do
4. Shine On
5. White Sugar (Bonus)
6. Jumpin' Jack Flash
7. Day's Dawning (Bonus)


購入日:9/3
購入場所: ディスクユニオン新宿中古センター
購入金額:¥1,680
備考:国内盤 帯つき 中古
by shintan_shintan | 2008-09-07 18:53 | 70s (73~76)